コンサルタント小林敏也の「転職・一望千里」

vol.4 支援したい人

今回は、人材紹介会社の立場からのお話をさせて頂きます。

どのような方がご相談にいらしても、同じように精一杯の対応させて頂くのは、プロとしての基本だと思いますし実際にご来社頂いたすべての方に対して、当社がご提供できる精一杯のサービスを提供しているつもりではあります。
ですが、「この人の転職を是非ともお手伝いしたい!」と強く思わせるような方がいらっしゃることも事実です。帰社しようとした際、その方の顔が思い浮かんでしまい思わず電車のギリギリの時間までマッチする企業を探してしまったり、ということもしばしばあります(笑)。

自分はどのような方を特に支援したいと感じるのか、純粋に興味がわいてきたため、「ご支援したい人」をリストアップし自分なりの分析をしてみることにしました。意外だったのですが、そこには「ご経歴」や、「スキル」、「ご年齢」など目に見える共通要素は見られません。また、お人柄の点でもおとなしい印象の方から、明るく元気な印象を受ける方まで、様々であり、共通している要素を見出すことはできませんでした。
なぜだろうと感じそのような方々とのやりとりのEメールをピックアップし確認をしてみました。リストアップした方々のメールでの文章構成や、相談内容、連絡の頻度など、考えられる複数の要素を確認していきそこで初めて私は一つの傾向を発見することができました。意外とシンプルなことだったのですが、発見してみて、改めて「ああ、なるほど!」と深い納得をすることができました。
「支援したい人」に共通していた要素とは、
こちらからの選考不合格の連絡に対して、返信を必ず下さるということでした。

人材紹介会社の立場からしますと、転職活動を頑張っていらっしゃる皆様にNGのご連絡を差し上げるのは当然こちらも辛いわけです。しかしそのような連絡をした私達に対し、しっかりと意見を述べ返信を下さるというところに意味があると思います。
私達を気づかって下さる優しさや、自分を見捨てないでくれというようなPR、今の進捗を淡々とお知らせ頂けるだけの連絡など、共通していることは特にないのですが、「NGの連絡に対して返答をくれた」という事実が私達のプロ根性を刺激しているのだなーと発見し、それをヒントに更にその方が転職のゴールに近づけるように、今日もあと少し頑張ろう!と思う日々でありました。

小林