
今の仕事の楽しみのひとつは、色々な方と会えることだと思っています。
何かに打ち込んでいる方と話をするのは理屈抜きに楽しいですし、何らかの成功を収めている方との会話は勉強になることが多く、自分の至らなさを痛感させてくれる大変ありがたい機会です。
反対に何か質問した際に、まっすぐな回答を頂けない場合もあります。
特徴として相手の方がよく口にするセリフが、「その時に考える」というものでした。
私:「Aさん、もし○○だったらどうしますか?」
A:「そうなったら、その時に考えます」
そして、これは入社して短期間に辞めてしまう方や、転職活動において苦戦する方がよく口にするセリフでもあることに気がつきました。
私:「Bさん、内定が出たのは喜ばしいことですが、職務内容について確認はされているのですか? もしご希望と異なる仕事だと転職する意味がないですから、事前に確認した方が良いのではないですか?」
B:「大丈夫だと思います。もう入社すると決めましたから。」
私:「でも、入社して、もし希望と違う仕事だったらどうするのですか?」
B:「そうなったら、その時に考えます」
私:「Cさん、志望動機や転職理由について、話し方の準備をしましたか?」
C:「まぁ、だいたい大丈夫だと思います」
私:「じゃあ、どのように話すか、今教えてもらってもいいですか?」
C:「いや、今はまだ話し方までは決めてないので話せないですが、その時に考えますから大丈夫です」
皆さんはいかがでしょうか。
過去の自分を振り返ってみると、自分の思い込みで物事を進めてしまったり、面倒なことを後回しにしてしまったり、ということが多くありましたが、そのような時はあとで苦労することが多かった気がします。
「先延ばしにせず、今アクションを起こす」
シンプルなことですが、「今」行動する癖をつけるのは、なかなかに大変ですね(苦笑)。
やはり、「その時」ではなく、「今」どうしたいのかを明確にする。
そうすれば話は具体的で分かりやすく、熱意を伝えられることになります。
「自分がやりたいこと」を話せる方は多いですが、「なぜそのように考えたのか」、「その目標を達成するために、どのような覚悟を持っているのか」というところまで話せる方は、少ないと思います。
「今」考える方は、自分のことを良く知っている(もしくは、知ろうと努力する)ので、何事も具体的に話してくれますし、覚悟があり、意思決定も早く、熱意のある方と感じることが多いです。
・「今」考える方は、意思決定が早く、話が具体的で、熱意が伝わりやすい
・「その時」考える方は、意思決定が遅く、話が抽象的で、熱意が伝わりづらい
「その時」を「今」だと考えることができたら、仕事も溜まらず、もっとすっきり毎日を
過ごせるのにな~と、私自身も自省する梅雨の昼下がりでした。