テストエンジニアの年収とは?年収アップの方法や転職市場と将来性について解説

テストエンジニアの年収とは?年収アップの方法や転職市場と将来性について解説

テストエンジニアとは、ソフトウェアやシステムの動作を確認するテストを専門に行うエンジニアのことです。システム構築において、クライアントに納品するための最終的な確認を行う重要な役割を担っています。

この記事ではテストエンジニアの年収や仕事内容、求められるスキルのほか、希望するキャリアパスを実現するために有効な資格などについて、詳しく解説します。テストエンジニアになりたい方、テストエンジニアのキャリアについて考えている方はぜひ参考にしてください。

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この記事の目次
  1. テストエンジニアの年収とは?
  2. テストエンジニアの仕事内容と求められるスキル
  3. テストエンジニアのキャリアパスと年収アップの方法
  4. テストエンジニアの仕事の実態と評判
  5. テストエンジニアの転職市場と将来性
  6. テストエンジニアの案件ならエンジニアファクトリー
  7. まとめ

テストエンジニアの年収とは?

ここからは、テストエンジニアの平均年収と、経験による年収の変動を詳しくみていきます。

テストエンジニアの平均年収

テストエンジニアの年収は、経験やスキル、勤務する企業の規模や業界によって異なります。

テストエンジニアの平均年収は、一般的に約400万円から600万円とされています。新卒や未経験者の年収は400万円未満となることが多いですが、経験を積むにつれて年収が上がる傾向です。

エンジニアファクトリーが保有するテストエンジニアの案件の平均単価は65.5万円/月です。年収換算(×12か月)で考えると、786万円となります。

専門性の高いスキルや資格を持つテストエンジニアであれば、平均以上の単価で案件を獲得できるでしょう。特にテスト自動化のスキルや、金融や医療といった特定の業界でのテスト経験がある場合、年収が大きく上昇するケースがあります。

経験による年収の変動

テストエンジニアの年収は、経験年数やスキルアップによって上昇する傾向があります。

一般的に経験が浅い段階では基礎的なテスト作業が中心となるため、年収は抑えられがちです。しかし経験を積み、テスト設計や自動化テストのスキルを習得することで、年収は上昇するでしょう。

またテストエンジニアのチームをマネジメントしたり、プロジェクトリーダーとしての役割を担ったりするようになると、さらなる年収アップが期待できます。特に複雑なシステムや大規模プロジェクトにおけるテスト経験は高く評価されるため、これらの分野でのスキルアップが年収を上げるカギです。

このようにテストエンジニアとしてのキャリアを進める上では、専門性を高めることが年収アップの重要な要素となります。

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テストエンジニアの仕事内容と求められるスキル

ここからは、テストエンジニアの仕事内容と求められるスキルについて、より具体的に解説します。

テストエンジニアの具体的な業務内容

テストエンジニアの主な仕事内容は、以下の3つです。

  • テスト計画の策定
  • テストケースの作成と実行
  • テスト結果の分析と報告

テスト計画の策定

テストエンジニアの仕事で重要な役割を果たすのが、テスト計画の策定です。

テスト計画とは、ソフトウェアやシステムが求められる品質を満たしているかを確認するための、詳細なプロセスを指します。テスト計画ではテストの対象となる範囲や具体的なテストケース、使用するテスト手法、リソースの割り当てやスケジュールなどが設定されます。

テストを実行するための環境構築やツールの選定も、テスト計画の一部です。適切な環境構築やツールの選定により、テストの効率性と正確性を高められます。

テスト計画の綿密な策定により、プロジェクト全体の品質保証プロセスがスムーズに進行し、バグの早期発見と修正が可能になるのです。

テストケースの作成と実行

テストケースの作成とは、開発されたソフトウェアが設計どおりに動作するかを確認するための具体的なテスト手順を定義する作業を指します。

テストエンジニアの仕事の中でもテストケースの作成と実行は、重要な業務の一つです。

まず要求仕様書や設計書を基に、どの機能や部分をテストするべきかを洗い出します。その後、各テストの目的や入力データ、期待される結果などを詳細に記述したテストケースを作成します。この過程では、テストのカバレッジを最大化するために、漏れがないようにすることが必要です。

テストケースが作成された後、それに基づいて実際のテストを実行します。テストエンジニアはソフトウェアが仕様どおりに動作するかを検証し、異常が発生した場合には、異常の原因を特定して報告します。

このようにテストケースの作成と実行は、テストエンジニアがシステムやソフトウェアの信頼性を確保するために不可欠な作業です。

テスト結果の分析と報告

テストエンジニアの業務においてテスト結果の分析と報告は、重要な役割を果たします。

テストエンジニアは、テスト計画に基づいて実行したテストケースの結果を収集します。その結果を分析し、予期しない動作やバグが存在するかを確認しなければいけません。テストを実行するだけでは、システムの安全性や正確性は担保されないからです。

テストを実施した結果、何らかの異常が発見された場合は、その原因を特定し問題の所在を明らかにします。異常の分析には、技術的な知識や論理的な思考が不可欠です。

次に、テスト結果の詳細な報告書を作成します。報告書には実行したテストの概要や発見された不具合、修正が必要な点などを詳細に記載しましょう。

QAエンジニアとテストエンジニアの違い

ここからは、QAエンジニアとテストエンジニアの違いについて、業務範囲や求められるスキルの面から詳しく解説します。

業務範囲の違い

QAエンジニアとテストエンジニアの業務範囲には、明確な違いがあります。

テストエンジニアは、主にソフトウェアの機能や動作が設計通りに動作するかを確認するのが主な仕事です。

一方でQAエンジニアは、品質保証の観点から製品全体の品質を管理するのが主な仕事です。QAエンジニアは単にバグを発見するだけではなく、製品の開発プロセス全体を通じて品質を確保することを目指します。

つまりテストエンジニアが「製品が正しく動くかどうか」を確認するのに対し、QAエンジニアは「製品全体の品質を維持する」ことが業務の目的なのです。

求められるスキルの違い

QAエンジニアとテストエンジニアでは、求められるスキルに大きな違いがあります。

テストエンジニアは、ソフトウェアやシステムが仕様通りに動作するかを確認するのが主な業務です。そのためプログラミング言語やテストツールの知識が求められます。

具体的にはテストケースの設計やテスト自動化ツールの使用、バグ報告の精度が必要です。さらに対象製品の仕様理解や、不具合を発見するための分析力も求められます。

一方でQAエンジニアは、プロジェクト全体の品質を保証する役割を担うため、品質管理手法やプロジェクト管理に関する深い知識が必要です。

QAエンジニアはテストプロセスの改善提案や品質基準の設定、開発チームとの協力を通じて、全体の品質を向上させるための役割を担います。つまりQAエンジニアは、より広範囲なスキルセットが必要であり、全体的な視点で品質を確保する能力が求められるのです。

つまりテストエンジニアが技術的なテストスキルに特化しているのに対し、QAエンジニアは品質管理全般に精通し、プロジェクト全体の品質向上を目指す点で求められるスキルが異なります。

テストエンジニアのキャリアパスと年収アップの方法

ここからは、テストエンジニアのキャリアパスと年収アップの方法について、必要な資格や重要なスキルの視点から、詳しく解説します。

必要な資格とその取得方法

テストエンジニアに必要な資格には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは以下の2つについて、資格の概要や取得メリットを解説します。

  • ISTQB認定テスト技術者
  • JSTQB認定テスト技術者

ISTQB認定テスト技術者

ISTQB認定テスト技術者資格は、世界中で利用されている標準的なソフトウェアテストの資格認定機関が主催する、ソフトウェアテスト分野での専門性を高めるための国際的に認知された資格です。

同資格の取得により、テストエンジニアとしての知識とスキルが証明され、キャリアアップや年収アップにつながる可能性が高まります。

ISTQB資格は「Core Foundation」、「Core Advanced」、「Specialist」の3つのカテゴリでステップアップしていく仕組みです。

試験内容は選択式の問題が中心で、基本的な知識と理論の理解が求められます。40問のうち26問に正解すると合格となるため、合格率はおよそ65%以上となります。

同資格の取得により、世界標準のソフトウェアテストにまつわる一定の知識を有していることを証明できるため、テストエンジニアとしての評価が高まるでしょう。

JSTQB認定テスト技術者

JSTQB認定テスト技術者資格は、ソフトウェアテストの分野で専門性を高めるための有力な資格です。JSTQB(日本ソフトウェアテスト資格認定委員会)は、ISTQBの日本版として位置付けられており、国内外で広く認知されています。同資格の取得により、テスト技術者としての基礎知識や高度な技術を有している証明が可能です。

JSTQBの資格はまず大きく「Core」と「Specialist」の2つに分かれており、「Core」では「Advanced Level」として「テストマネージャ」、「テストアナリスト」の2種類の試験があります。「Specialist」では、「Foundation Level」 として「自動車ソフトウェアテスト担当者試験」、「テスト自動化エンジニア試験(TAE)」の2種類があります。

受験資格は設定されておらず、CBT試験で実施されるため、予約可能な日程であればいつでも受験可能です。主催者公認の有料研修や書籍が公式サイトで案内されているため、学習を始める方は、確認してみるといいでしょう。同資格の取得により、キャリアの幅が広がり、年収アップにもつながる可能性が高まります。

重要なスキルとその磨き方

ここからは、テストエンジニアに重要な以下3つのスキルとその磨き方を紹介します。

  • 自動化テストスキル
  • プログラミングスキル
  • コミュニケーション能力

自動化テストスキル

自動化テストスキルは、テストエンジニアとしてのキャリアを向上させる重要なスキルです。

自動化テストは手動で行うと時間がかかるテスト作業を効率化し、品質向上とコスト削減を実現します。このスキルを磨くことで、より高度なテスト業務を担当できるようになり、キャリアパスの選択肢が広がるでしょう。

自動化テストスキルを磨くにはまず、自動化テストツールの選定と使用方法の理解が必要です。SeleniumやAppiumなどの自動化テストツールは、広く利用されているツールの例です。

さらに自動化スクリプトのメンテナンスや、テストケースの効果的な設計も重要です。これにより、テストの効率化だけでなく、テストの網羅性や精度を向上させることが可能です。

プログラミングスキル

テストエンジニアには、プログラミングスキルが欠かせません。なぜなら手作業でのテストだけでは効率が悪いことから、テストの自動化を実現するためにプログラミングスキルが不可欠だからです。

特にPythonやJavaScriptなどのスクリプト言語は、自動化スクリプトの作成に役立ちます。またJavaやC#といったオブジェクト指向言語の習得により、より高度なテスト自動化やテストフレームワークの構築が可能になるでしょう。

日々の業務でこれらのスキルを磨き、継続的に新しい技術を学ぶことが、年収アップやキャリアパスの向上につながります。

コミュニケーション能力

テストエンジニアには、高いコミュニケーション能力が求められます。

なぜならテストエンジニアは開発チームやプロジェクトマネージャー、顧客などの多くの関係者と連携しながら作業を進めるからです。関係者とコミュニケーションする際は適切なタイミングでのわかりやすい情報の共有が求められます。技術的な知識がない相手に対して、かみ砕いた説明が求められるシーンもあるため、相手の立場に立った説明力も必要です。

コミュニケーション能力を磨くためには、日々の業務での意識的な取り組みが重要です。例えばミーティングで積極的に発言し、意見交換を通じて自分の考えを明確に伝える練習を行いましょう。ドキュメント作成時には、相手が理解しやすいように構造化された文章を書くことを心がけることがおすすめです。

テストエンジニアの仕事の実態と評判

ここからは、テストエンジニアの仕事の実態と評判について、考察します。

テストエンジニアの仕事はきつい?

「テストエンジニアの仕事はきつい」と言われることがあるようです。果たして実態はどのようになっているのでしょうか。

長時間労働の実態

テストエンジニアの仕事は他のITエンジニアと同様に、長時間労働が避けられない場合があります。

特にプロジェクトの締め切りが迫っている際や、重大なバグの修正が必要な場合には、通常の労働時間を大幅に超えることがあります。

テストエンジニアの労働時間が長くなる理由は、細かなテスト作業が求められるためです。特にソフトウェアのリリース前には、全機能のテストやバグ修正が集中し、夜遅くまで作業が続くことも珍しくありません。テスト環境の整備やテストケースの作成にも多くの時間がかかるため、スケジュール通りに進行しないことが多々あります。

長時間労働に適切に対処するには業務の効率化や、適切なタスク管理が不可欠です。適切なリソース配分とスケジュール管理の徹底により、長時間労働を減らし、労働環境の改善を図ることが可能です。

プレッシャーとストレス

テストエンジニアの仕事には、プロジェクトの進捗状況や納期に対するプレッシャーが常に伴います。

特にソフトウェアのリリース直前には、細心の注意を払った作業が求められます。そのためすべてのテストが完了するまで、精神的な負担が大きくなることが多いのです。また他の部署やクライアントからのフィードバックに迅速に対応する必要があるため、コミュニケーションのプレッシャーも加わります。

こうしたストレスを適切に管理するには、まず自分のタスクを明確にし、優先順位をつけることが重要です。タスク管理ツールを活用して、業務の進捗を視覚化し、効率的に作業を進めることが有効です。またリラックスする時間を確保し、適度な休息を取ることも、ストレスを軽減するためには不可欠といえます。

テストエンジニアの評判と口コミ

テストエンジニアの仕事に対して多くのエンジニアが感じているやりがいは、技術的な挑戦と達成感がある点です。バグを見つけて修正する作業は、チームの成功に直結するため、達成感を得やすいでしょう。また他のエンジニアとの協力が多いため、コミュニケーションスキルが自然と向上するメリットもあります。

一方でテストエンジニアの仕事は締め切りに追われることが多く、プレッシャーがかかる場面が少なくありません。実際に働いているエンジニアからは「プロジェクトの終盤には特に忙しくなる」という声がよく聞かれます。また単調な作業が続くこともあるため、集中力の維持が課題となることもあります。

職場環境やプロジェクトの種類によっては、労働条件が厳しい場合もありますが、自己成長を求める人には適した職種といえるでしょう。

テストエンジニアの転職市場と将来性

ここからは、テストエンジニアの転職市場の現状と将来性について、詳しく解説します。

転職市場の現状

テストエンジニアの転職市場は、どのような傾向があるのでしょうか。求人数の動向や求められるスキルをみていきます。

求人数の動向

テストエンジニアの転職市場は、近年、安定した需要が続いています。次々と新しいソフトウェア開発が進む中で、品質保証の重要性が増しているため、テストエンジニアの役割がますます注目されているためです。これに伴い、企業が求めるテストエンジニアのスキルセットも高度化し、求人数も増加傾向にあります。

またリモートワークの普及により、勤務地に縛られずに働ける環境が整いつつあり、地方在住者やフリーランスエンジニアにとっても新たなチャンスが広がっています。このような背景から、テストエンジニアの転職市場は引き続き好調であり、スキルを磨き続けることでキャリアアップや年収アップが期待できる状況です。

求められるスキル

テストエンジニアの転職市場では、技術の進化とともに求められるスキルも高度化しています。近年では、テストの自動化に対応できるスキルが特に重視されているのです。

具体的には、SeleniumやAppiumなどのテスト自動化ツールの使用経験が求められることが多く、さらにPythonやJavaといったプログラミング言語の知識も必須とされています。またCI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)に関する知識や経験も重要視されるため、JenkinsやGitなどのツールを活用した経験があると有利です。

市場に求められるスキルを的確に習得することで、転職市場での競争力を高め、年収アップを実現できるでしょう。

テストエンジニアの将来性

ここからは、テストエンジニアの将来性について考察します。テストエンジニアの需要はどのように変化することが想定され、どのようなキャリアアップが可能なのでしょうか。

需要の高まり

テストエンジニアの将来性は、明るいといえます。それは近年、ソフトウェア開発の高度化と複雑化に伴い、品質保証の重要性がますます増しており、テストエンジニアの需要は急速に高まっているからです。特にAIやIoT、クラウド技術の領域でのテストの必要性が増加していることから、専門性を持つテストエンジニアへの期待が高まっています。

さらに自動化ツールの導入が進む中で、テストの自動化スキルを持つエンジニアは、特に高い評価を受けています。SeleniumやAppiumなどのツールを使いこなすスキルは、今後も市場価値を高める重要な要素となるでしょう。これらのスキルを習得し、実務に応用することで、キャリアアップや年収アップを実現するチャンスが広がります。

キャリアアップのチャンス

テストエンジニアの需要が高まっている現状は、さらにキャリアアップするチャンスといえます。なぜなら人材需要が高い背景に、ソフトウェア開発の複雑化と技術革新の加速があるからです。

AIやクラウドコンピューティングといった新技術や、テスト自動化ツールの採用が広く進む中で、市場が求める高い技術力と専門性を習得できれば、テストエンジニアとしてのさらなるキャリアアップが実現できるでしょう。

業界全体としては、DevOpsやCI/CDの普及により、テストエンジニアが開発プロセスの早い段階から関与するケースが増えており、これによりプロジェクトの成功に直結するポジションとしての重要性が増しています。こうしたトレンドに対応できるスキルを持つことで、さらなるキャリアアップと年収アップの機会が得られるでしょう。

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まとめ

この記事では、テストエンジニアの年収や仕事内容、キャリアパスについて詳しく解説しました。

テストエンジニアは、ソフトウェア開発において欠かせない存在です。DevOpsやCI/CDの普及により、開発プロセスの早い段階から関与するケースが増えています。このような背景から、テストエンジニアの需要は今後も増加することが予想され、キャリアアップや年収アップのチャンスも広がっています。

テストエンジニアのキャリアを積むにあたって技術の進化に対応するためには、テスト自動化スキルやプログラミング知識の習得が重要です。これらのスキルを身につけることで、転職市場での競争力を高め、より高い年収を実現できるでしょう。

テストエンジニアのキャリアをスタートさせるときには、正社員のほか、フリーランスという選択肢があります。どのような働き方を選ぶにしても、自分のキャリアを客観的に棚卸しし、市場価値の見極めが不可欠です。

ライター:前嶋 翠(まえじま みどり)

COBOLが終わろうとする時代にプログラマのキャリアをスタートし、主にJavaエンジニアとして経験を積みました。フリーランスエンジニアとして活動していたとき、リーマンショックが起こったことをきっかけに家庭に入りました。出産を経て在宅でできる仕事として、ライターに。ITエンジニア経験のあるライターとして、IT業界のあれこれを皆さまにわかりやすくお伝えしていきます。

ライター 前嶋

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