エンジニアに必要なコミュニケーションスキルとは?【チームリーダー向け】

エンジニアがに必要なコミュニケーションスキルとは?【チームリーダー向け】

チームを率いるエンジニアに求められるスキルは、技術力だけではありません。クライアントだけでなくメンバーも率いるには、コミュニケーションスキルを磨く必要があります。

この記事では、エンジニアリーダーがコミュニケーションスキルを磨くべき理由から、具体的に学ぶべきおすすめのスキルについて実体験をもとに解説します。これからチームを率いる予定のあるエンジニアの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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エンジニアリーダーにコミュニケーションスキルが求められる理由

近年のITプロジェクトはますます複雑化しており、さまざまなスキルや仕事に対する考え方を持ったメンバーが協力してチームを構成する機会が増えています。チームの力を最大限に発揮するには、個々のメンバーの能力はもちろん、メンバー間をまとめるリーダーの役割が重要です。

リーダーは意識的にコミュニケーションを取り、メンバーの状況を把握し、適切なサポートを提供しなければなりません。具体的には以下のコミュニケーションスキルが求められています。

  • コーチング:メンバーの能力を引き出し、主体的な行動を促す
  • カウンセリング:精神的なサポートを行い、安心して働ける環境を作る
  • ファシリテーション:チームの意見を集約し、建設的な議論を導く

これらのスキルを駆使すれば、チームメンバーのモチベーションを高め、個々の成長を促し、ひいてはプロジェクトの成功に大きく貢献できるのです。

エンジニアリーダーがコミュニケーションスキルを発揮すべき場面

エンジニアリーダーがコミュニケーションスキルを発揮すべき場面は多岐にわたります。以下に具体例を示します。

明確な指示伝達で、チームの迷走を防ぐ

タスクが多岐にわたるエンジニアチームでは、「何を」「どの優先度で」「どの粒度で」やるべきかが曖昧なまま進むと、進捗のズレや無駄なリファクタが発生しがちです。リーダーが目的と期待値を丁寧に伝えることで、各メンバーが自律的に動ける環境が整います。

進捗共有は、信頼と判断の土台になる

チーム外との折衝や、上長への報告もリーダーの役割です。細かい進捗を共有するのではなく、「今どこまでできていて、何がボトルネックか」を簡潔に伝えるスキルが問われます。ここがあいまいだと、信頼が揺らいだり不要な干渉を受けたりします。

意見を出しやすい雰囲気をつくるのも、リーダーの仕事

「ちょっと言いづらいけど…」を引き出せる空気があるかどうかは、日常の雑談やリアクションの積み重ねで決まります。指摘や提案が歓迎されるチームでは、リスクの早期発見や改善提案が自然と生まれます。

フィードバックは“通知”ではなく“対話”で

コードレビューや1on1での指摘が単なる欠点指摘になってしまうと、相手のモチベーションを下げかねません。行動に至った背景に耳を傾け、次回どう工夫できそうかを一緒に考える姿勢が、育成につながります。

トラブル発生時ほど、言語化の力が問われる

想定外のエラーや仕様の揺れが起きたとき、「何が起きたのか」「なぜこうなったのか」「誰に何を相談すべきか」を瞬時に整理し、正しく共有できるかでチームの信頼度が変わります。焦るほど、整理された伝達が価値を持ちます。

クライアントや他部署との連携では、“翻訳者”の意識を

技術者同士では通じる言葉も、ビジネス側には難解に映ることがあります。相手の背景や目的を踏まえて、相手の言葉で説明し直す姿勢が、不要な誤解や摩擦を防ぎます。

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信頼関係は、日常の小さな対話から生まれる

プロジェクト外の雑談や、ちょっとした感謝の言葉の積み重ねが、いざというときの「助け合える関係性」をつくります。信頼関係のないリーダーは、メンバーが「相談しづらい」「離れたい」と感じる原因にもなります。

各場面でコミュニケーションスキルを効果的に発揮し、チーム全体のパフォーマンスを引き出して、プロジェクトを成功に導きましょう。

メンバーの能力を引き出すコーチングとは

エンジニアリーダーがチームメンバーのポテンシャルを最大限に引き出し、自律的な成長を促すうえで「コーチング」は非常に有効なスキルです。ここでは、コーチングの基本的な考え方から、エンジニアリーダーが学ぶメリット、そして具体的な実践方法について掘り下げていきます。

コーチングとは何か?

コーチングとは、相手の内にある答えや可能性を引き出し、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。近年、社員の主体性や問題解決能力の向上を目的として、研修にコーチングを導入する企業も増えています。

教えることを主眼とするティーチングとは異なり、コーチングでは「問い」や「あいづち」などを通じて相手に気づきを与え、目標達成を支援します。

本格的なコーチングの資格取得には費用がかかりますが、エンジニアがチームを率いるうえでは資格は必要ありません。コーチングの基礎を理解するだけでも、メンバーとのやり取りに変化を感じるでしょう。可能であれば、自身がコーチングを受けてみるのをおすすめします。きっと効果を体感できるはずです。

エンジニアリーダーがコーチングを学ぶメリット

コーチングスキルが身につくと、メンバーの主体性を育むことができます。答えを教えずに問いかけを行うことで、メンバー自身が考え解決策を導こうとします。このやり取りを繰り返しているうちに、メンバーは自ら課題を発見し、行動する力を身につけていくでしょう。

また、プロジェクトで発生する問題に対しても、コーチングは有効です。コーチング的なアプローチで関われば、メンバーは問題の本質が何かを考えるようになり、多角的な視点から解決策を模索します。

さらに、キャリア目標の設定と達成支援の場面でも効果を発揮します。メンバー自身のキャリアに対する考えを深掘りし、達成に向けた行動計画の策定を後押しできるからです。

コーチングの基本スキルと実践ポイント

メンバーの自発的な行動や気づきを促すには、コーチ側の姿勢とスキルが鍵になります。とくに意識したいのが、次の4つの力です。

1. 傾聴力/「まずは聴く」が信頼の出発点

相手の話を途中で遮ったり、先回りして結論を言ったりしてしまうと、安心して話せる空気は生まれません。「この人には最後まで聴いてもらえる」と思ってもらえることが、対話のベースになります。相づちや言い換えを交えながら、丁寧に耳を傾ける姿勢が大切です。

2. 質問力/“気づき”は、答えより問いで生まれる

コーチングにおいて大事なのは、正しい答えを教えることではなく、相手が「自分で考える」きっかけをつくること。たとえば「なぜうまくいかなかったと思う?」「他にどんな選択肢がありそう?」といった、考える余白のある質問が有効です。Yes/Noで終わらない問いを意識すると、対話の深さが変わってきます。

3. 承認力/変化や努力にちゃんと気づいていることを伝える

どんな小さなことでも、「あなたの変化を見ている」というメッセージを伝えることで、相手のモチベーションは高まります。漠然と「いいね」と言うよりも、「以前よりも声のトーンが安定していて聞き取りやすかったよ」のように、具体的に伝えると相手の自信にもつながります。

4. フィードバック/“押しつけない”がポイント

コーチングでは、フィードバックも一方的にならないことが大切です。「あなたはこうすべき」と断定するのではなく、「こういう見え方をすることもあるけど、どう感じた?」と、相手の受け止め方を尊重するスタンスが信頼を築きます。良い点だけでなく、課題も丁寧に扱いましょう。

メンバーに寄り添うカウンセリングとは

メンバーが心身ともに健康で、安心して業務に取り組める環境構築も、エンジニアチームのリーダーに求められます。そのために役立つのが「カウンセリング」のスキルやマインドです。

ここでは、カウンセリングの基本的な考え方と、エンジニアリーダーがそのスキルを持つことのメリット、そして実践のポイントについて解説します。

カウンセリングとは

目標設定や課題解決にフォーカスして、アイデアや行動を引き出すコーチングに対して、カウンセリングは悩みや心の問題に寄り添い、精神的なサポートを行うスキルです。深い悩みや問題であればプロのカウンセラーの出番となりますが、基本的な考え方やスキルは、リーダーがチームメンバーと良好な関係を築き、支えるうえでも非常に役立ちます。

カウンセリングの目的は、問題を直接解決することではなく、相手が自身の感情や考えを整理し、問題に対して主体的に向き合えるように支援することです。カウンセリングマインドを持ったリーダーであれば、メンバーは安心して自分の気持ちを話しやすくなり、早期に悩みや不調のサインに気づきやすくなるでしょう。

エンジニアリーダーがカウンセリングスキルを持つメリット

エンジニアリーダーがカウンセリングスキルを持てば、メンバーのメンタルヘルス不調の早期発見と対応につながります。日ごろからメンバーの様子に気を配り、変化に気づいた際に適切に声をかけ、話を聞くことで、深刻な状態に陥る前に対処するきっかけが得られます。必要に応じて専門家への相談を促すこともリーダーの重要な役割です。

また、メンバーとの信頼関係を深め、本音を引き出しやすくなるというメリットもあります。リーダーが共感的な態度で接することで、メンバーは安心して自分の悩みや困っていることを打ち明けられるようになります。

最大のメリットは、安心して働ける心理的安全性の高いチーム作りでしょう。メンバーが精神的に安定し、互いにサポートし合える雰囲気は、チームの生産性向上にもつながります。

カウンセリングの基本スキルと実践ポイント

「話せてよかった」と思ってもらえる関係を築くために、カウンセリングではいくつかの基本的なスタンスが求められます。ただし、大切なのは“形だけ”にならないこと。実際にどんな場面で、どう意識すればいいのかを押さえておきましょう。

共感的理解/わかろうとする姿勢

誰かが本音を話そうとするとき、それを真正面から否定されたら、次はもう話してくれません。共感とは、「あなたがそう感じたこと」に真剣に向き合おうとする態度そのものです。

たとえば、「そう感じたんですね」「たしかに、それはつらいですね」といった言葉が、相手にとっての“安全のサイン”になります。感情の正しさを判断する必要はありません。ただ「この人はちゃんと受け止めてくれている」と思ってもらえることが大事です。

受容的態度/人として向き合うことを忘れない

自分とは価値観の違う考えや行動に出会ったとき、つい「それはおかしい」と感じてしまうことがあります。でも、カウンセリングでは判断や評価を挟まず、まずは「この人は、こういうふうに感じているんだ」と認める姿勢が大切です。

“違う”と感じた瞬間こそ、「どうしてそう考えたのか、もう少し教えてもらえますか?」と問い直してみてください。対話の本質は、正しさを競うことではなく、背景を理解しようとすることにあります。

秘密保持──信頼の前提を崩さない

誰かに悩みを打ち明けるのは、想像以上に勇気がいることです。「この人には話しても大丈夫」と思えるかどうかで、相談の質も量も変わってきます。

そのためにも、話の内容を許可なく他人に話さない「秘密保持」は基本中の基本です。例外として、深刻なリスク(自傷他害など)がある場合には適切な機関につなぐ必要がありますが、その際も必ず事前に本人に説明し、信頼を損なわない配慮を忘れないようにしましょう。

チームの意思決定を導くファシリテーションとは

チームが効果的に議論を進め、建設的な意思決定を行うためには、「ファシリテーション」のスキルが求められます。ファシリテーションは、会議やミーティングを円滑に運営し、参加者全員の意見を引き出しながら合意形成をサポートする技術です。

ファシリテーションとは何か?

ファシリテーションとは、会議などの集団活動において、議論を促進し、参加者の主体的な発言を引き出しながら、スムーズな進行と質の高い合意形成を支援する働きかけです。会議の進行役を務める「司会」とは異なり、ファシリテーターは中立的な立場から、議論のプロセスそのものに焦点を当てます。

さまざまな意見が飛び交い、結論が出ないような場面であれば、それぞれの意見の背景にある考えを引き出し、論点を整理し、参加者全員が同じ土俵で議論できるように場を整えます。また、発言が特定の人に偏らないように配慮したり、時間内に結論が出るように議論を適切に誘導したりするのも役割のひとつです。

チームの集合知を最大限に活かし、より良い結論を導き出すための重要なスキルなのです。

エンジニアリーダーがファシリテーションスキルを学ぶメリット

ファシリテーションスキルがもたらす最大のメリットは、チームの生産性向上です。

会議では目的を明確にし、アジェンダに沿った進行を心がけることで、議論の脱線を防ぎ、限られた時間の中で質の高い結論を出すことが可能になります。また、全員が発言しやすい雰囲気を作り、それぞれの意見やアイデアを丁寧に拾い上げるため、多様な意見が引き出されるようになります。

さらに、ファシリテーターは、決定プロセスを透明化し、参加者全員が納得感を持って結論に至れるようサポートします。決定事項に対するメンバーのコミットメントが高まり、その後の行動へとつながりやすくなるのです。

結果として、チームの一体感が醸成され、より強力な組織へと成長していくでしょう。

ファシリテーションの基本スキルと実践ポイント

ファシリテーターの役割は、ただ会議を回すことではありません。参加者の思考や感情の流れを読み取り、目的に向かって議論を前に進める“調整と推進のバランス役”です。ここでは、押さえておきたい基本スキルと、実際にどう活かすかを整理します。

1. 場づくり/話せる空気がなければ、何も始まらない

「意見ある人いますか?」と聞いても、しんと静まり返る会議。その原因の多くは、意見を出すことのリスクが見え隠れしていることにあります。

たとえば、参加者の関係性が浅かったり、上司が同席していたり、過去に否定された経験があると、人は黙ります。だからこそファシリテーターは、冒頭でアイスブレイクや一言自己紹介を促したり、「どんな意見でも大丈夫です」とルールを明示したりして、心理的安全性を整える必要があります。

2. 発散と収束/まずは広げる、次に絞る

良い議論には、この2つのフェーズが欠かせません。発散では、「とりあえず全部出す」ことに徹します。「それはちょっと違うかも」などと否定が入ると、意見が出づらくなります。ホワイトボードや付箋、オンラインならMiroなどを活用し、“書いて見える化する”のがポイントです。

収束では、出た意見をテーマごとに分類したり、関係のあるものをつなげたりしながら、議論の焦点を絞っていきます。ここで「何を決めたいのか」に立ち返るのがカギです。

3. 論点整理/迷走しそうなときほど、立ち止まって全体を見る

「結局、今って何を話してるんだっけ?」という状態になったら、論点が散らかっているサインです。そんなときは、「今出ている話はA案とB案の比較ですね」「この話は最初の目的とは少しズレてきているかもしれません」といった交通整理が必要です。

地図のように全体像を示すことで、参加者が冷静になり、再び同じ方向を向くことができます。

4. 合意形成/「決め切る」ところまで導く

時間いっぱい話して、結論が出ない。そんな会議が続くと、参加者の熱量は下がります。だからこそ、最後は「どう進めるか」を明確にすることが重要です。

選択肢を並べて投票する、意思決定者に確認を取る、次回に持ち越す場合でも「次回までに何を準備するか」を決めておく。こうした着地への意識が、会議の価値を左右します。

 3つのスキルを使い分けるポイント

コーチング、カウンセリング、ファシリテーションは、異なる目的とアプローチを持つコミュニケーションスキルです。これらを状況に応じて適切に使い分けることで、エンジニアリーダーはチームの力を最大限に引き出すことができます。

たとえば、メンバーとの1on1ミーティングや目標設定面談の場面では、主に「コーチング」スキルが活きます。問いを通じて主体的な目標設定と行動計画の策定を支援しましょう。ただし、人間関係の悩みや精神的な不調を抱えているようであれば「カウンセリング」マインドを持って接することが重要です。

多様な意見を引き出し、論点を整理し、時間内に建設的な結論へと導く場合には「ファシリテーション」スキルが中心となります。目の前の状況や相手の状態に合わせて、柔軟で効果的なコミュニケーションスキルを発揮しましょう。

コミュニケーションスキルを習得する方法

ここまで紹介したコミュニケーションスキルを、実際に習得するにはどのような方法があるのでしょうか。各スキルをさまざまな方法で学習してきた筆者が、以下の3つの方法について解説します。

書籍や動画などによる独学

最も手軽に費用を抑えて学ぶ方法が、書籍や動画による独学です。コーチング、カウンセリング、ファシリテーションといったキーワードで検索すれば、数多くの入門書や解説動画を見つけることができます。通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用して、基本的な知識やテクニックをインプットできるでしょう。

ただし、書籍や動画で得られる知識は、どうしても表面的、一般的な内容に留まりがちです。また、実践的な練習の機会が乏しく、自分のやり方が正しいのかどうかを客観的に評価しにくいというデメリットもあります。

知識の土台を作るという意味で活用し、一定のインプットを終えたら、ほかの学習方法を組み合わせるのがおすすめです。

協会が主催している講習やセミナーに参加

より実践的な学びを求めるなら、専門の協会や団体が主催する講習やセミナーに参加するのも有効な手段です。コーチングやファシリテーションといった分野では、多くの組織が単発のセミナーから複数回にわたるコースまで、様々なレベルのプログラムを提供しています。筆者が実際に参加した講習会では、低価格で専門家からの直接指導が受けられました。

セミナーに参加する大きなメリットの一つは、同じ目的意識を持つ仲間と出会えることです。また、自分の疑問点を直接講師に質問できる環境も魅力です。独学と比べると費用は高くなる傾向にあるものの、スクールに通うほどの費用はかかりません。まずは興味のある分野の入門的なセミナーに参加してみると良いでしょう。

スクールに通って資格取得

本格的にコミュニケーションスキルを習得し、自身の強みとして明確にしたいと考えるなら、専門のスクールに通って資格取得を目指すのがおすすめです。これらのスクールでは、体系的なカリキュラムに基づいて、理論から実践までを深く学ぶことができます。プロフェッショナルとして通用する高度な知識やスキルを身につけることが期待できるでしょう。

スクールに通うには、まとまった費用と時間が必要となるため、慎重な検討が必要です。その分、取得した資格は履歴書にも記載できるため、社内でのキャリアアップはもちろん、クライアントに対する信頼性を高めるうえでも有効です。

自身のキャリアプランや目標に合わせて、投資する価値があるかどうか判断しましょう。

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コミュニケーションスキルを活かせる案件はエンジニアファクトリー

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習得したコミュニケーションスキルは、エンジニアとしての市場価値を高める強力な武器となります。特にフリーランスや転職を考えているエンジニアにとって、技術力に加えて、コーチング、カウンセリング、ファシリテーションといったスキルを持つことは、他のエンジニアとの大きな差別化ポイントになり得ます。

コミュニケーションスキルをアピールして、案件獲得を目指すのであればエンジニアファクトリーをご活用ください。専任のコンサルタントがキャリアの方向性を一緒に考え、最適な案件をご提案します。

フリーランスとして安定しながらも成長を続けられるサポートの提供も、エンジニアファクトリーの強みです。次のキャリアステージへ進むために、一度無料相談であなたの可能性を探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、エンジニアリーダーに求められるコミュニケーションスキルとして、コーチング、カウンセリング、ファシリテーションの3つを取り上げました。

技術力だけでは乗り越えられない現代のプロジェクトの課題に対し、これらのスキルはチームの力を引き出し、プロジェクトを成功に導くための鍵となります。一朝一夕に身につくものではありませんが、日々の意識と実践、そして適切な学習を通じて着実に向上させましょう。

ライター:にのまえ はじめ

・プロフィール
大手精密部品メーカーで社内SE・PGを経験。その後、国内のSIerに転職し生産管理システムの開発・導入・保守・運用を担当。現在は自らIT企業を立ち上げ、顧客企業のDX化やIT化による業務改善の支援を行っている。並行して企業サイトやWebメディアでライターとしても活動中。趣味は筋トレ・プロレス観戦。
Website:https://writer.yui-road.com/

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