システムエンジニア(SE)になるには?未経験から独学でも可能?方法を徹底解説
IT企業への就職を目指す方の中には、システムエンジニアの職種を希望する方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、システムエンジニア(SE)は未経験でも目指せます。
本記事ではSEになるために必要なスキルや、役立つ資格などを詳しく解説します。
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システムエンジニア(SE)になるには?未経験からでも可能?
SEになるためには、まずどんなスキルを持ったSEになりたいのかを考えた上で、そのために必要な基礎的な知識を身につけ、必要に応じて資格を取得しながら、実際に開発経験を積んでいく必要があります。
ITスキルの基礎的な知識を身につける
未経験からシステムエンジニアになる場合、まずは基礎的なITスキルを身につけましょう。ただ、ITスキルと一言で言ってもその分野は多岐にわたります。例えば、データベース管理やプログラミング言語などの知識から、セキュリティに関するスキルなど、幅広い分野のスキルが求められるでしょう。
そのため、まずは自分の興味が強い分野や、取り組みやすいものから学習を始めましょう。現在ではオンライン教育や初心者向けの書籍もありますので、それらの教材を活用しつつ、学びを深めることをおすすめします。
実践的なプロジェクトに参加する
ITスキルの基本的な知識を身につけた後は、実際に開発プロジェクトに参加してみましょう。例えばGitHubなどのソフトウェア開発のプラットフォームでは、一般公開されているオープンソースのプロジェクトに参加できます。
このようなプロジェクトに参加すると、実際のプロジェクトのコードを扱うことができるだけでなく、就職活動でプロジェクトへの参加実績をアピールできます。さらに、プロジェクトのコミュニティ内で人脈を構築することも可能です。
より実践的なITスキルを身につけるためにも、ぜひプロジェクトに参加してシステム開発を体験してみましょう。
IT関連の資格を取得する
未経験からシステムエンジニアになる場合、IT関連の資格を取ることも非常におすすめです。ITの資格を取得していれば客観的にスキルを評価してもらえるため、時間に余裕がある方はぜひIT関連の資格を取得しましょう。
ちなみに資格にも数多くの種類があり、例えば各種プログラミング言語に関する資格や、基本的なIT知識が問われる『基本情報技術者試験』という国家資格などがあります。これらの試験対策はオンラインや書籍でも学習できますので、しっかり対策を練れば未経験でも合格できます。
システム開発をする
より実践的な開発スキルを身につけるには、システム開発をするのもおすすめです。システム開発を行うと環境構築からコードの書き方、テスト、バグの修正など幅広い開発の方法を学ぶことができます。
また、プロジェクトに参画するのではなく自力でシステム開発をする場合は、自分の好きなペースで作りたいシステムを構築できます。本業が忙しく少しずつ作業を進めたい人や、開発工程を一通り全て経験したい方は、自分でシステム開発をした方がスキルが身につくでしょう。
システムエンジニア(SE)になるために必要なスキルとは
システムエンジニアになるために必要なスキルは、技術的なスキルだけではありません。ここからはシステムエンジニアになるために必要なスキルについて詳しく解説します。
プログラミングとソフトウェア開発に関するスキル
システムエンジニアは、システム開発の現場でチームメンバーのマネージメントや、開発支援を行います。そのため、基礎的なプログラミング知識やソフトウェア開発に関する知識が求められるでしょう。
特に、要件定義や設計書を作成する場合はデータベースやセキュリティ、使用するツールの選定など幅広い分野の知識が求められます。
問題解決能力
システムエンジニアには問題解決能力も求められます。例えば、開発の途中でバグが見つかったりエラーが起きたりすることがあります。このような問題の原因を迅速に発見し、「どのようにしたら正常な動作になるのか」を考え行動する必要があります。
未経験からシステムエンジニアになる場合、学習段階でプロジェクトに参画したり、システム開発を経験したりすることで問題解決能力を鍛えることもできます。
論理的思考力
システム開発においては、論理的思考力も必要不可欠です。システムエンジニアはプロジェクトが遅延なく進むように、様々な問題を考慮しながら作業を進めます。また、問題が起きた場合も対応策を考え、必要に応じてクライアントに説明する能力が必要です。
論理的思考力は性格も関係しますが、努力することで身につけることも可能です。システムエンジニアを目指すのであれば、日常生活でも論理的な思考をするように意識しましょう。
コミュニケーションとチームワーク
システム開発の現場では、プログラマーやプロジェクトマネージャーなど、さまざまなメンバーがチームとなってプロジェクトを進めます。そのため、各チームメンバーと円滑にコミュニケーションを取りながら作業を行わなくてはなりません。
そのため、周囲のメンバーの作業状況を見ながら柔軟に仕事ができる人が、評価されやすいでしょう。
システムエンジニア(SE)になるために役立つ資格とは
システムエンジニアへの転職をする際、企業の面接官にITスキルがあることをアピールするためにも、資格を取得することをおすすめします。ここでは、システムエンジニアになるために役立つ資格を3つ紹介します。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、情報処理推進機構(IPA)が運営する資格試験です。この試験は、システムエンジニアをはじめとする、IT職種に必要な知識を網羅的に学べます。
出題範囲は幅広いですが、この資格試験の勉強をすると基本的なIT知識が身につきます。未経験からシステムエンジニアを目指すのであれば、この試験は取得することをおすすめします。
システムアーキテクト試験
システムアーキテクト試験は、システム設計や管理に必要な知識を問う資格試験です。こちらも情報処理推進機構(IPA)が運営する試験の1つで、この資格を取得すると複雑なシステムの構築能力が評価されます。
基本情報技術者試験より、さらに踏み込んだ内容の試験のため、取得できれば転職活動でも有利になる可能性が高いです。
クラウド関連の資格
クラウド関連の資格は、AWS、Azure、Google Cloudなどのクラウドサービスが有名です。システム開発の現場でも、クラウドのデータベースなどを利用した現場も多くあるため、IT業界での需要が高い分野の資格と言えます。
自分が転職を希望するシステムや案件でクラウドが利用されている場合は、これらの資格も取ることをおすすめします。
システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴とは
システムエンジニアに向いている人の特徴は、論理的な思考ができ、かつ技術的な学習を継続してできる人です。
IT業界では常に技術が進化しており、時代によって人気のツールやプログラミング言語が異なります。システムエンジニアは、市場の需要にあわせて新しい技術を勉強することも求められます。
また、現場では想定外のエラーや問題が起きることもありますが、そのような事態でも論理的に物事を考えて問題解決に導くことができる人は、エンジニアとして成功する可能性が高いでしょう。
システムエンジニア(SE)がやめとけと言われる理由とは
システムエンジニアがやめとけと言われることもあり、その理由が気になっている方もいるのではないでしょうか。
システム開発の現場では、プロジェクトによっては納期が厳しく、非常に忙しい部署もあります。そのような現場に配属では残業も多く、仕事がきついと言うエンジニアもいます。
しかし、全ての現場がそうではなく、納期が長めの現場などは比較的落ち着いて業務に取り組むことができます。
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まとめ
未経験からでも学習をしっかりすれば、システムエンジニアへの転職も可能です。本記事で紹介したように、まずは基礎知識を固めてから、システム開発などをして実践的な知識を身につけましょう。
また、未経験からシステムエンジニアになるのであれば、資格や実績を積むと面接官にも評価してもらいやすくなります。転職活動を行う前には、資格などを取得してアピール材料を増やすことをおすすめします。