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2024/07/09

フリーランスエンジニアはやめとけ?理由や向いている人について解説

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フリーランスエンジニアはやめとけ?理由や向いている人について解説

フリーランスエンジニアとして働くことには多くの魅力がありますが、一方でやめとけと言われることもあります。

この記事では、フリーランスエンジニアの現状からデメリット・メリット・向いている人と向いていない人の特徴などを詳しく解説します。

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フリーランス エンジニアになる人が増えている背景

フリーランスエンジニアが増えている背景にはどのような要因があるのでしょうか。ここではおもな要因を紹介します。

  • 働き方の多様性
  • エンジニア不足
  • フリーランス支援事業の増加

働き方の多様性

近年、リモートワークやフレックスタイム制など、働き方にも多様性が広がっています。このような風潮も後押しして、フリーランスエンジニアとしての働き方を選ぶ人が増えています。

フリーランスエンジニアの仕事は、勤務時間の長さや時間帯を自分で調整しやすく、ワークライフバランスを重視したい人には向いている働き方です。

エンジニア不足

経済産業局のIT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果によると、2030年にはIT人材が約59万人不足するとの結果も出ており、深刻なエンジニア不足が続いています。

また、企業は即戦力となるエンジニアを求めており、即戦力として働けるフリーランスは非常に需要が高いです。上記の理由も後押しして、市場では数多くの案件があり、条件にマッチする案件を見つけられる可能性も高いでしょう。

フリーランス支援事業の増加

また、フリーランスエンジニアを支援する事業やプラットフォームも増加しています。このようなサービスを利用すれば、案件の紹介や契約のサポート・報酬の管理などがしやすくなり、フリーランスとしての働き方が選びやすくなっています。

フリーランスとして働いてみたいが「継続的に営業をするのが大変」「報酬の管理まで手が回らない」という方にとって、このようなサービスは非常に助かるでしょう。

この記事の目次
  1. フリーランス エンジニアはやめとけと言われる理由
  2. フリーランス エンジニアの魅力・メリット
  3. フリーランス エンジニアが向いている人の特徴
  4. フリーランス エンジニアが向いていない人の特徴
  5. フリーランス エンジニアで失敗したいためのポイント
  6. フリーランスエンジニアの求人ならエンジニアファクトリー
  7. まとめ

フリーランス エンジニアはやめとけと言われる理由

フリーランスエンジニアとして働くことは非常に魅力的に感じられますが、なぜ「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われるのでしょうか。それぞれの理由をみてみましょう。

  • 収入が安定しない
  • 業績や景気に左右されやすい
  • 高い専門スキルが求められる
  • 自身でスキルアップの機会を作る必要がある
  • 営業力が必要である
  • 社会的信用が低い
  • フリーランスエンジニアが多く飽和状態にある

収入が安定しない

フリーランスエンジニアは、仕事の受注状況に応じて収入が変動するため、収入が安定しないこともあります。

短い契約期間の仕事を受け続けると、次の仕事をまた探さなくてはいけませんが、そこで仕事を得られなかった場合は当然収入が下がってしまいます。

また、フリーランスは会社に属していないため、体調不良になっても有給などはありません。時間給の契約をしているフリーランスは、体調不良で休むとそのぶん収入も減ってしまいます。

万が一に備えて、ある程度貯金をしているフリーランスエンジニアも一定数います。フリーランスエンジニアとして独立を目指す場合は、そのようなリスク面もしっかり把握しておきましょう。

業績や景気に左右されやすい

フリーランスエンジニアは、企業の業績や景気に左右されやすいです。経済状況が悪化すると、案件や報酬が減少する可能性があります。

しかし、コロナ禍を例にとると、IT業界は案件が劇的に減るようなことはありませんでした。そのため、不景気と一言でいっても、エンジニアの案件がなくなることは考えにくいです。しかし、関わる企業の業績が悪化した場合、その影響を受ける可能性は十分あります。

フリーランスとして働くのであれば、仕事が突然なくなってしまうリスクを考慮して、クライアント先を複数持つなどの対策をしましょう。

高い専門スキルが求められる

フリーランスエンジニアとして成功するためには、当然ですが高い専門スキルが必要です。クライアントの要求に応えられる技術力がないと、仕事を続けることが難しくなります。

たとえば自分のスキルが足りない状態で案件に参画してしまうと、自分だけでなく一緒に働くメンバーやクライアントにも迷惑をかけてしまいます。スキルに自信がない場合は、比較的難易度の低い案件からチャレンジして、自信をつけてから挑戦しましょう。

また、案件に応募する際には自分が参画する案件ではどんなスキルが求められるのか、しっかり整理して仕事にいどみましょう。「具体的に何がどのくらいできればいいのかわからない」という方は、エージェントなどを利用して、担当者に相談するとイメージが掴めるかもしれません。

自身でスキルアップの機会を作る必要がある

フリーランスエンジニアは、自らスキルアップの機会を作る必要があります。たとえばプログラミング言語1つをとっても、バージョンアップがされた場合は、新しく追加された機能などを確認しておく必要があります。

開発の現場ではバージョンの違いによってエラーが出ることも多々ありますので、細かいポイントではありますがしっかり把握しておきましょう。

スキルアップが求められるのはフリーランスに限った話ではありません。社内SEでも同様にスキルアップは求められます。ただ会社員であれば、企業から研修や講習会などのスキルアップにつながる機会が提供されることも多いでしょう。

フリーランスの場合、スキルアップの機会を自発的に設けて取り組まなくてはならないため、そうしたことを辛く感じる人にとっては「フリーランスエンジニアはやめとけ」という意見はもっともかもしれません。

営業力が必要である

フリーランスエンジニアは、自分で案件を獲得するための営業力が必要です。営業活動が苦手な場合、案件を安定的に確保することが難しくなります。

フリーランスとして活動すると人づてで仕事がもらえることも多いです。そのため、営業が苦手な人は、得意な人と比べると仕事を獲得しづらいかもしれません。

営業が苦手な人は、オンラインサロンや勉強会に参加すると、同じエンジニアから案件を振ってもらえることもあります。そのため、まずは横の繋がりを作ってみるのもおすすめです。

また、フリーランスと企業をつなぐエージェントを活用する人も増えています。フリーランスと企業をつなぐエージェントは、自身の経験やスキル、要望などを伝えることでマッチする案件を紹介してくれるため、営業活動が苦手な方はぜひ活用してみてください。

社会的信用が低い

フリーランスという働き方は、正社員に比べて社会的信用が低いことがあります。収入も正社員と比較すると不安定なため、ローンの審査などで不利になることもあります。

実際にフリーランスになる場合は、ある程度貯金をしてから独立するなど、計画的に行動しましょう。

フリーランスエンジニアが多く飽和状態にある

現在、フリーランスエンジニアの数は増えています。しかし、それでもまだ市場には案件のほうが圧倒的に多いのも事実です。というのも、当たり前ですが、エンジニアは技術やスキル、経験がモノをいう世界。そのため、相対的に増えているのは、実務未経験のエンジニアの方々です。そのため、実務未経験の方が、いきなり独立してフリーランスになり、自力で仕事を得ようとするのは難しいかもしれません。

ただ、例えば、クラウドソーシングやスポットでのプログラミング案件など、実務未経験であっても入り込める余地のある案件はあります。そのため、まずは小さな案件から経験や実績を積んだうえで、徐々に案件規模や単価を上げていくことが大切になります。

フリーランス エンジニアの魅力・メリット

フリーランスのネガティブな部分をあげてきましたが、悪いことばかりでもありません。

ここからはフリーランスエンジニアの魅力・メリットを紹介しますので参考にしてください。

  • 収入が増える可能性がある
  • 働く場所が自由である
  • スキルがあれば仕事を選べる
  • 人間関係のトラブルが少ない

収入が増える可能性がある

フリーランスエンジニアは、自分のスキルや経験に応じて仕事を選ぶことができ、収入を増やすチャンスが多くあります。

とくに、専門的なスキルを持っている場合、高単価の案件を受注することも可能です。ネットワークやセキュリティエンジニアなど、専門性の高い職種ほど人気が高いです。

また、複数のクライアントと契約することで収入源を分散させることができるため、正社員よりも高い収入を得ることができます。自分の働き方次第で、収入をコントロールできる自由度が大きな魅力です。

働く場所が自由である

フリーランスエンジニアの大きなメリットの1つは、働く場所を自由に選べることです。リモートワークが可能な案件であれば、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、自分の都合に合わせて仕事をすることができます。

働く場所に縛られないことで、生活の自由度は大きく上がるでしょう。また満員電車などで出勤に負荷を感じる人にとっては、ストレスが減生産性向上にもつながります。

スキルがあれば仕事を選べる

フリーランスエンジニアは、自身のスキルや経験に応じて仕事を選ぶことができます。企業が求めている技術や知識に精通しているエンジニアであれば、その分野での高単価な案件を受注しやすくなります。

また、フロントエンドの知識とサーバーサイドの知識を掛け合わせるなど、複数のスキルがある人も仕事を受けやすいでしょう。

人間関係のトラブルが少ない

フリーランスエンジニアは、企業の組織内で働くわけではないため、職場の人間関係に悩むことが少なくなります。自分でクライアントを選び、契約期間も限定されているため人間関係のストレスを避けられます。

また、プロジェクトごとに異なるクライアントやチームと仕事をするため、さまざまな人々との交流を楽しむことができます。

フリーランス エンジニアが向いている人の特徴

次に、フリーランスエンジニアが向いている人の特徴をみてみましょう。

  • 実務経験や高いスキルがある
  • 時間や場所に縛られたくない
  • 営業力がある
  • 自己管理ができる

実務経験や高いスキルがある

フリーランスエンジニアとして成功するためには、豊富な実務経験と高いスキルが必要です。クライアントは即戦力となるエンジニアを求めるため、ある程度プロジェクトに参画し、問題を解消するスキルなどは培っておくとよいでしょう。

実務経験が豊富でスキルに自信がある人は、フリーランスとしてのキャリアを築きやすいです。

時間や場所に縛られたくない

フリーランスエンジニアは、自分のライフスタイルに合わせて働く時間や場所を自由に選ぶことができます。通勤時間や固定のオフィスに縛られたくないという人にはピッタリの働き方ではないでしょうか。

また、プロジェクトのスケジュールを自分で調整できるため、プライベートの時間も大切にできます。時間や場所に縛られず、柔軟な働き方を求める人にとって、フリーランスエンジニアは理想的な選択肢といえます。

営業力がある

フリーランスエンジニアとして成功するためには、営業力が重要です。自分で案件を獲得するためには、自己PRやネットワーキングが欠かせません。効果的なプレゼンテーションや、クライアントとの交渉能力も求められます。

営業が得意な人はクライアントから継続的に新しい仕事を得ることができ、収入を安定させやすいでしょう。ただ、営業が苦手な人も、以前仕事をしたクライアントとの信頼関係を築くことができれば再度仕事をもらえることもあります。

自己管理ができる

フリーランスエンジニアは、自分自身でスケジュールを管理してタスクを効率的にこなす必要があります。自己管理ができる人は、納期を守り高品質な仕事を提供することで、クライアントからの信頼を得やすくなるでしょう。

また、健康管理やストレスの対処も重要です。体調を崩してしまうと仕事に支障が出てしまうだけでなく、クライアントとの信頼関係にもヒビが入ってしまう可能性があります。

フリーランス エンジニアが向いていない人の特徴

フリーランスエンジニアが向いていない人の特徴は以下の通りです。

  • 経験・スキルに不安がある
  • 人に教えてもらいたい
  • 営業力が低い
  • 安定した生活を求めたい

経験・スキルに不安がある

フリーランスエンジニアとして成功するためには、スキルと実務経験が必要です。技術力に自信がない人は、なかなか案件を獲得するのが難しいかもしれません。また、案件に参画できても、クライアントの期待に応えられないことがあります。

ただ、技術力に自信がなかったとしても、技術的な問題に直面した際に自力で解決できる力があれば、フリーランスとして生き抜く力を持っています。それでも自信が持てず、経験やスキルに不安がある場合、まずは企業での実務経験を積むことが大切です。経験を積みながら、自分の得意分野や業界知見、信頼を勝ち得た上で、フリーランスとして独立するのが望ましいでしょう。

人に教えてもらいたい

フリーランスエンジニアは、自宅やカフェなどで一人で仕事をすることが多いため、職場での人間関係が少なくなりがちです。特に社員の時のように隣に同僚や先輩、上司がいるわけではないため、わからないことは自分で調べる必要があります。そのため、社員時代の時のように、人から教わるというスタンスを持った方だと、ストレスを感じるかもしれません。また、常に人と話していたいと孤独を感じるかもしれません。

今はフリーランス同士のコミュニティなどもありますので、そのような場に行くこともおすすめです。

営業力が低い

フリーランスエンジニアは、自分で仕事を見つけるために営業活動が必要です。営業力が低いとクライアントを獲得するのが難しく、収入が不安定になる可能性があります。

しかし、営業が苦手な人は絶対にフリーランスになれないという訳ではありません。エージェントや求人紹介サービスを利用すれば、案件を獲得できるでしょう。

安定した生活を求めたい

フリーランスエンジニアは収入が不安定になることもありえるため、「必ず毎月〇〇万円欲しい」と考えている人は、フリーランスより正社員を目指した方が良いかもしれません。

より良い年収を目指す人や、やりたい仕事が明確に定まっている人の方がフリーランスには向いているでしょう。

フリーランス エンジニアで失敗したいためのポイント

フリーランスエンジニアになってから後悔しないためにも、失敗しないためのポイントをまとめました。

  • 経験・スキルを磨く
  • 日々の情報収集は欠かせない
  • 人とのつながりを大事にする
  • 複数のクライアントを持つ納期を守る
  • いきなりフリーランスではなくまずは副業をする
  • フリーランス向けのエージェントを利用する

経験・スキルを磨く

フリーランスエンジニアとして成功するためには、経験とスキルがあることが大前提です。

募集案件で必要と記載されている言語や、技術については最新のバージョンや新機能などを改めて確認し、トレンドについていけるように復習を心がけましょう。

インターネット上にある技術ブログを読んだり、オンラインコースを受講したりすると効率的に学習できるでしょう。

日々の情報収集は欠かせない

IT業界の最新の技術トレンドや業界の動向を把握するために、日々の情報収集は怠らないようにしましょう。IT業界に特化したメディアなどもありますので、それらをチェックして業界の変化に対応できるようにしましょう。

人とのつながりを大事にする

フリーランスとして仕事をすると、孤独になりがちです。自分から人脈を広げようとしないと、なかなか人脈も広がりませんので、業界のイベントや勉強会に積極的に参加しましょう。

他のエンジニアやクライアントとのつながりが、将来の案件獲得に繋がることもあります。

複数のクライアントを持つ

フリーランスで働くのであれば、1つのクライアントに依存するのは避けましょう。なぜなら、収入を得ている企業が1つだけだと、その企業との契約を切られた途端収入がゼロになってしまいます。

複数のクライアントと契約すると、収入源を分散して安定性を高めることができます。

納期を守る

クライアントとの信頼関係を築くためには、納期を守ることが重要です。進捗管理ツールなどを活用し、プロジェクトのスケジュールをしっかり管理するようにしましょう。

クライアントの期待に応えることで、信頼を得ることができます。納期を守ることは、リピート案件や紹介案件の獲得にも繋がります。

いきなりフリーランスではなくまずは副業をする

いきなりフリーランスとして独立するのではなく、まずは副業として始めるという道もあります。フリーランスの働き方に対して不安が大きい人は、副業も検討してみましょう。

また、実際に仕事を獲得して納品する工程までを体験することで、市場の状況や仕事の進め方を理解できます。副業が軌道に乗り、独立しても大丈夫だと判断したらフリーランスに転向してみましょう。

フリーランス向けのエージェントを利用する

フリーランスエージェントを利用すると、案件の紹介や契約のサポートを受けることができます。

エージェントは、信頼できるクライアントとのマッチングを行い、報酬の管理やトラブル対応のサポートも提供してくれます。このようなサービスを利用すれば、安心して仕事だけに集中できます。

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まとめ

「フリーランスエンジニアはやめとけ」という理由には納得するものもあります。しかし、スキルアップを求められる点などは、フリーランスエンジニアに限らないでしょう。

また、フリーランスとして独立すると自由な働き方や年収アップが見込める点など、メリットも数多くあります。経験をしっかり積んだと思ったら、フリーランスへの転向を目指すのもおすすめです。