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2024/08/29

フリーランスのWebマーケティングの仕事内容やメリット・デメリット

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フリーランスのWebマーケティングの仕事内容やメリット・デメリット

フリーランスのWebマーケターは、実際どんな仕事をしているのかイメージが湧かない人もいるのではないでしょうか。

しかし、フリーランスへの転身を検討したときや、同じフリーランスでも職種を転向・拡大したいと考えたとき、仕事内容がわからないと具体的なイメージが湧かないでしょう。

そこで今回は、Webマーケティングの仕事内容やメリット・デメリット、年収相場など、マーケターに興味のある方向けに詳しく解説します。

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この記事の目次
  1. Webマーケティングとは?
  2. Webマーケターの年収相場
  3. フリーランスのWebマーケターのメリット
  4. フリーランスのWebマーケターのデメリット
  5. フリーランスのWebマーケターに必要なスキル
  6. フリーランスのWebマーケターの案件獲得方法
  7. フリーランスのWebマーケターのよくある失敗例
  8. 未経験でフリーランスのWebマーケターになれるか?
  9. Webマーケターの求人ならエンジニアファクトリー
  10. まとめ

Webマーケティングとは?

Webマーケティングは、一言でいえばインターネット上で商品の販売促進や、ブランドの認知度向上を図る活動です。

マーケティングというとテレビコマーシャルなどを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、webマーケティングとはその名のとおり、主にインターネットを活用したマーケティング活動を指します

Webマーケティングの手法には様々なものがありますが、一般的には広告やSEOを用いて、インターネット中でもターゲットの集まる場所に表示させ、サイトへのトラフィックを増やす方法があります。その他、メディアやSNSを運用してターゲットにリーチすることもWebマーケティングの一環です。

Webマーケティングは複数の手法を組み合わせて実施されることも多く、ユーザーの反応を見ながら、より効果的な施策を行います。

Webマーケターの仕事内容

Webマーケターは広告やSEO、SNSなど様々な分野で施策を行いますが、基本的な仕事内容としては次のようになります。

  • ターゲット市場のリサーチ
  • 競合分析
  • コンテンツ制作
  • 施策の実施
  • 効果測定
  • 結果を受けて新たな企画立案、具体的な施策の検討

まず、ターゲット市場のリサーチでは消費者のニーズやトレンドを把握します。例えば、サービスの認知拡大を目的としてWebマーケティング方法を選定する場合、Web広告・SNS運用・SEO対策等で自社コンテンツの強化を行う必要が出てくるでしょう。このとき、ターゲットの年齢層や職種などを調査することで、広告出稿の範囲や場所が明確になります。

リサーチが完了したら、次はコンテンツ制作や記事などの作成を行います。広告運用を行う場合もバナーや広告用の動画を作成が必要となります。自社で内製する・外注するにかかわらず、クリエイティブのディレクション業務が発生します。

次に効果測定では、実際に行った施策がどの程度効果があるかを確認します。効果の測定方法はツールを利用することが多く、例えばSEOの効果測定ではGoogle Analyticsやサーチコンソール等を使用します。これらのツールでターゲット層の年齢や性別、サイトを訪れた回数、サイト内での行動等を分析し、検索ワードの回答となるコンテンツが作成できているか、コンテンツが商品やサービスの購買に寄与しているか等を確認していきます。

Webマーケターの将来性

Webマーケティングの需要は年々増加しており、非常に将来性の高い分野だと言えます。電通の調査レポート「2022年 日本の広告費」では、日本の総広告費は7兆1000億を超えていますが、そのうちインターネット広告費は3兆円を超えていることが判明しました。また前年比114.3%という結果も公表されており、市場が拡大していることが分かります。

また、今後はAIやビッグデータの活用が進むため、データ解析力や最新技術への適応力を持つWebマーケターの価値はさらに高まるでしょう。

Webマーケターの年収相場

Webマーケターの年収相場は、雇用形態によっても金額に幅があります。正社員とフリーランスの年収相場を確認してみましょう。

  • 正社員の年収相場
  • フリーランスの年収相場
  • フリーランスの案件単価相場

正社員の年収相場

Webマーケターの年収は、経験やスキルなどにもよって変動がありますが、一般的には未経験者の初任給は300万円前後からスタートすることが多いです。平均年収は500万円前後とされており、ある程度経験を積んだマーケターならさらに高い報酬を目指すことができます。

令和4年賃金構造基本統計調査の結果によれば、マーケティング業科で働くマーケターの平均年収は約630万円でした。

フリーランスの案件単価相場

フリーランスの案件単価相場は、単価相場は50万円~70万円程度が多いでしょう。ただし、プロジェクトの規模によってはさらに高額な案件を取得できることもありますので、上記の金額はあくまで平均的な単価だと考えましょう。

また、フリーランスの場合は正社員のように週5日のフルタイム勤務ではなく、週2日の稼働案件などもあり、月額の報酬額だけでは判断できません。働き方を含めて、ライフスタイルにあった案件を選ぶことが重要です。

フリーランスのWebマーケターのメリット

フリーランスのWebマーケターには、正社員にはないメリットも実はあります。

  • 高収入を目指せる
  • 働き方の自由度が高い
  • 需要が高い

高収入を目指せる

フリーランスのWebマーケターとして働くと、高収入を目指せることは大きなメリットです。フリーランスは自分のスキルや実績に応じて案件を選べるため、稼働を増やしたり難易度の高いプロジェクトに参画することで高い収入を得ることが可能です。

Webマーケティングはトレンドの流れも非常に早いため、最新のツールやマーケティング手法について常に情報をキャッチアップすることで、より良い条件の案件に参画できる可能性が高まります。

働き方の自由度が高い

次に、働き方の自由が高いことも大きな魅力でしょう。フリーランスは自分のペースで働けるため、時間や場所に縛られず仕事に取り組めます。近年ではリモートワークが普及していますが、とくにマーケティング業界はパソコン1つで作業ができるため、プライベートを重視したい人にとっても大きなメリットでしょう。

また、地方に住んでいる人にとっても、場所にとらわれない働き方ができるリモートワークはメリットが大きいです。マーケティングの仕事では場所を選ばないため、都市部のクライアントから案件をもらい、高い報酬を得ることも十分可能です。

需要が高い

Webマーケティングはそもそも需要が高い職業のため、フリーランスとして案件が獲得しやすいのも特徴の1つです。これにより、安定した案件の獲得が見込めるため、長期的にみても安心して活動できます。

さらに、マーケティングの仕事は1つサービスを作ったらおしまいという訳ではなく、継続して仕事をもらえるため収入が安定しやすい点もメリットです。

フリーランスのWebマーケターのデメリット

フリーランスのWebマーケターは、収入の不安定さなどがデメリットとしてあげられます。それぞれの項目について確認しましょう。

  • 収入が安定しない
  • 情報収集が難しい

収入が安定しない

フリーランスは案件ごとに報酬を得るため、収入が安定しない点がデメリットとしてあげられます。

フリーランスは案件ごとに報酬を得るため、安定した月収を確保するのが難しいです。とくに、クライアントの数や案件規模も毎回異なると、収入もそれに付随して大きく変動することが多々あります。そのため、経済的な不安定さを感じる人も多くいるでしょう。

情報収集が難しい

次に、情報収集が難しい点もフリーランスのデメリットです。企業に属している場合、最新のマーケティングのトレンド、技術情報などを社内で共有できます。しかし、フリーランスは自分自身でこれらの情報を収集し続ける必要があるため、非常に大変かもしれません。

フリーランスが効率的に情報収集を行う方法としては定期的にマーケティング関連のニュースをチェックしたり、ネットワーキングイベントに参加したりして、つねに最新の情報を取り入れる努力が求められます。

フリーランスのWebマーケターに必要なスキル

フリーランスのWebマーケターに必要なスキルについても見てみましょう。

  • コミュニケーション能力
  • 情報収集・分析力
  • Webマーケティングにおける専門知識
  • コンサルティング能力
  • 論理的思考力

コミュニケーション能力

フリーランスのWebマーケターにとって、優れたコミュニケーション能力は不可欠です。クライアントとの円滑なコミュニケーションがプロジェクトの成功に直結すると言っても過言ではありません。

クライアントのニーズを的確に理解し、期待に応える提案を行うためには、明確で効果的なコミュニケーションが必要です。近年ではリモートワークが普及し、チャットツールなどを活用したテキストコミュニケ―ションの機会も多くなっています。少ないラリーでやりとりを完結し、スムーズに仕事を進める工夫も重要になってきます。

情報収集・分析力

Webマーケティングは最新のトレンドや技術をキャッチアップするためには、つねに情報収集をしなくてはなりません。

マーケティングのトレンドはかなり移り変わりが激しく、1年前に人気だったツールやマーケティング手法がガラリと変化することもあります。注意したいのが、最新情報だけを知るのではなく、最新の状態に行き着くまでの経緯を含めて把握しておくことです。経緯や流れ、前提を把握していないと、施策の提案一つとっても自信をもって行うことができないでしょう。

そのため、情報収集を欠かさず行い、市場分析を十分に行ったうえで最適な手法をクライアントに提案する力が求められます。

Webマーケティングにおける専門知識

クライアントは、Webマーケティングの専門的なスキルや知識に対して報酬を支払います。そのため、当然ですがマーケティングに関する専門知識は必須です。

具体的にはSEO・PPC広告・SNSマーケティング・コンテンツマーケティングなど、多岐にわたる分野での知識が求められることが多いですが、全ての領域を1人で極めるのは大変です。そのため、自分の得意分野を明確にし、自分で進める作業と人に協力を仰ぐ部分を分けて考えましょう。チームで領域を分ける際にはどのような分担が適切か、判断できるようになることも大切です。

コンサルティング能力

フリーランスのWebマーケターとして成功するためには、クライアントに対するコンサルティング能力も必要です。

マーケィテングの仕事では直接クライアントにヒアリングし、課題の洗い出しや整理を行うことがあります。このようなとき、クライアントの課題を整理し、具体的な解決策を提案する力が求められます。

論理的思考力

Webマーケティングではツールなどの分析結果の数値から仮説検証を繰り返すため、論理的な思考をする力も重要です。

マーケティング戦略を立案する際には、データから分析して次の施策に反映させます。また、実行した施策の成果も基本的には数値でわかるようになっています。その結果がよければ施策の継続を行い、そうでない場合は、施策がうまくいかなかった理由を検討し論理的なアプローチを行う必要があるでしょう。

フリーランスのWebマーケターの案件獲得方法

フリーランスとして安定して案件を獲得するためには、1つの方法に限らず複数の案件に参画すると良いでしょう。

ここではフリーランスのWebマーケターの案件獲得方法を紹介します。

  • エージェントを利用する
  • クラウドソーシングを利用する
  • SNSを活用する
  • 自分で営業する
  • 友人に紹介してもらう

エージェントを利用する

フリーランスのデメリットである収入の不安定さを解消するためにも、フリーランス就業支援のエージェントを活用しましょう。フリーランス就業支援エージェントとは、フリーランスの仕事を探している人と企業をマッチングするサービスです。

フリーランスのマーケターのなかには「営業活動を行う時間がない」「そもそも営業が苦手」という人もいるでしょう。フリーランス営業支援のエージェントは企業の求める人材要項をヒアリングし、案件化してくれます。また応募の際にも、企業が求める条件や人物像、就業環境等を詳しくお話できるため、フリーランスとして少し聞きにくい質問にも、企業に代わってお答えすることができます。

エージェントを選ぶ際には、案件参画が決定するまでのフォローだけでなく、参画後にも定期的にフォローしてくれるところを選びましょう。アフターフォローが手厚いエージェントを選べば、案件参画後も困ったことがあれば相談できますし、案件が満了となるタイミングで次の案件を紹介してもらえます。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングを利用すると、全国や海外のクライアントからの案件を受注することができます。案件の金額はまちまちですが、企業以外のクライアントとも繋がりを持てることは大きな魅力でしょう。

また、プラットフォームには無料で登録できることが多いため、まずは案件獲得の幅を広げるためにもク登録を済ませておくと良いでしょう。

SNSを活用する

SNSを活用して自分の活動を広めることも、新規顧客を獲得できる可能性が高まるので非常におすすめです。

新たな案件を獲得するチャンスが増えます。LinkedIn・Twitter・Facebookなどのプラットフォームで自分の実績やスキルを発信して業界の最新情報を共有すると認知度をあげることができます。まだSNSを活用したことがない人は、ぜひチャレンジしてみましょう。

自分で営業する

自分の仕事仲間や知人に声をかけて営業活動を行うことも有効な方法です。ターゲットとする業界や企業に対して直接アプローチをかけることで、特定のニーズに応えることができます。

営業活動は時間と労力がかかりますが、オフラインで直接人と会うことで、クライアントに信頼感を与えることもできます。また、その人の紹介で受注できることもありますので、営業は積極的に行うと良いでしょう。

友人に紹介してもらう

友人を介して仕事を受注することも選択肢の1つです。友人の紹介の良いところは、信頼性が高く、コミュニケーションを取りやすい点です。

とくに、はじめてフリーランスとして活動する際には、クライアントも「この人は本当に信頼できるのだろうか?」と不安に思うことも多いです。友人の紹介であれば、お互いに安心して仕事を進めることができるでしょう。

フリーランスのWebマーケターのよくある失敗例

フリーランスのWebマーケターとして成功するために、事前によくある失敗例を確認しましょう。

独立の準備が不十分で始めてしまった

フリーランスとしての独立を急ぎすぎると、準備不足が原因で失敗することがあります。事前に十分な市場調査やビジネスプランの策定ができなかったり、資金計画を行わないまま事業をスタートさせてしまうと初期段階で資金不足に陥る可能性もあり、非常にリスキーです。

また、適切なクライアントを見つけられないリスクなども高まるため、市場調査・事業計画を練る時間はしっかり設けることが重要です​。

知識やノウハウが不十分だった

Webマーケティングの知識やノウハウが不十分なままフリーランスとして活動を始めると、クライアントの期待に応えられず、信頼を失うこともあります。最新のマーケティングトレンドやツール、技術をつねに学び続ける姿勢が重要です。

また、実務経験が不足している場合には、まずは小規模な案件から始めてスキルを磨くことも求められるでしょう。

案件の獲得ができない

フリーランスとしての活動初期に案件を獲得できないことはよくある失敗例です。自分自身の営業力不足やネットワークの狭さが原因となります。案件獲得にはフリーランス就業支援エージェントの活用のほか、クラウドソーシングプラットフォームの活用・SNSでの発信・自分での営業活動等があります。

手軽にマーケティングの案件を見つけたい人や、営業活動や条件交渉が苦手な人は、フリーランス就業支援エージェントがおすすめです。

案件を抱えすぎてしまった

案件を多く受けすぎるとスケジュール管理が難しくなり、品質の低下や納期遅れの原因となります。このような事態になると、ミスも発生しやすくなり、結果的に稼働が増える可能性も高まるでしょう。

クライアントとの信頼関係を構築するためにも、適切な案件数を見極めて自分のキャパシティを超えないように管理することが重要です。

未経験でフリーランスのWebマーケターになれるか?

結論から伝えると、未経験からフリーランスのWebマーケターになることは可能です。ただし、フリーランスのWebマーケターとして成功し続けるためには、それなりに知識を習得する必要があります。

マーケティングの基礎を書籍やオンラインスクールで学び、市場でトレンドについても学習しましょう。また、マーケティングにはツールの活用が欠かせません。そのため、基礎知識を学習したら分析ツールを操作しておくことをおすすめします。

たとえばGoogle AnalyticsなどはGoogleのアカウントがあれば個人でもツールを利用することができます。さらにGoogleではツールの操作方法に関するチュートリアルなども用意されていますので、そのようなコンテンツにも目をとおしておくと良いでしょう。

また、SNSマーケティングなどは個人でもすぐ始められます。そのため、実績づくりとして実際にアカウントを運用すると、ポートフォリオや面接でもアピールしやすいでしょう。

Webマーケターの求人ならエンジニアファクトリー

プログラマーの求人ならエンジニアファクトリー

Webマーケターの求人を探す段階に入ったら、エンジニアファクトリーを利用してみましょう。エンジニアファクトリーはIT業界に特化した案件紹介サイトで、WebマーケティングをはじめとするIT求人を6,000件以上取り揃えています。

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まとめ

フリーランスのWebマーケターとして成功するには、しっかりとした準備が必要ですが、未経験からでも転職が可能です。近年ではオンライン講座もたくさんありますので、これから転職を目指す人は学習を進めつつ、実績を増やすことからはじめてみましょう。