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2024/03/04

Laravelとは?特徴やメリット・デメリット、導入手順など基礎知識を徹底解説

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Laravelとは?特徴やメリット・デメリット、導入手順など基礎知識を徹底解説

「Laravelって何?」「LaravelとCakePHPの違いって具体的に何?」「Laravelを使いこなせるようになりたいけど、どうやって学習したらいいのかわからない」

このような疑問や悩みがある方に向けて、この記事では、「Laravelとは何か?」「Laravelの特徴やメリット」「Laravelを導入・インストールする手順」などについて丁寧に解説していきます。

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Laravelとは何か?

Laravelとは?

Laravel(ララベル)とは、マイクロソフトの.NETの開発に参加していたTaylor Otwell氏によって開発され、2011年にリリースされた比較的新しいPHPのフレームワークのひとつです。PHPのフレームワークである「Symfony(シンフォニー)」を基に開発され、主にWebアプリケーションの開発に用いられます。

Laravelは手軽で扱いやすいため、PHPのフレームワークの中でも特に世界的に人気があります。また、日本語のドキュメントも豊富にあるため、初心者にもおすすめできるフレームワークと言えます。

そもそもPHPとは?

PHPとは動的にWebページを作ることができる、サーバーサイドのスクリプト言語です。

PHPは主にWebサイトやアプリケーションの開発によく用いられます。具体的には、お問い合わせフォームの作成やデータベースとの連携、ECサイトの制作などを行うことができます。

また、PHPはHTMLに直接組み込むことができ、文法もシンプルです。そのため「プログラミング言語を触ったことがないが、HTMLは書いたことがある」という方が、初めて学ぶプログラミング言語としても人気があります。

フレームワークとは?

フレームワークとは、システム開発に必要な機能が用意された雛形のことです。

フレームワークには、あらかじめ用意された機能やコードが含まれているため、エンジニアはそれらを組み合わせてアプリケーションを構築することができます。そのため、ゼロから必要な機能を開発する必要がなくなり、開発にかかる労力を減らしたり、業務の効率化が可能となります。

また、PHPの代表的なフレームワークは以下の通りです。

  • Laravel
  • CakePHP
  • Symfony
  • CodeIgniter
  • ZendFramework

LaravelとCakePHPの違い

LaravelとCakePHPの違い

LaravelとCakePHPは、どちらもPHPのフレームワークとして人気が高く、よく比較されます。そんなLaravelとCakePHPの違いは、大きく分けて以下の3つにまとめられます。

  • 規約の多さ
    Laravelは規約が少なく、開発の自由度が高くなっています。一方、CakePHPは、コントローラーやビューなどの命名規則などの規約が厳しく定められています。
  • 機能の多さ
    Laravelは、機能が豊富でさまざまな機能を柔軟に実装することができます。一方、CakePHPは、規約が多いためLaravelほど機能が豊富ではありません。
  • 処理速度
    LaravelはCakePHPよりも処理速度が遅くなっています。Laravelはカスタム性が高いために処理に時間がかかりやすいこと、複数のPHPファイルを読み込みメモリに展開していることが原因です。

どちらのフレームワークにするかは、開発するアプリケーションの種類や開発者のスキル・経験によって、最適なものを選ぶようにしてください。

Laravelの特徴やメリット

Laravelの特徴やメリット

ここからは、Laravelの特徴やメリットについて以下の11点から解説していきます。

  1. PHPのフレームワークとして最も人気
  2. 機能やプラグインが豊富
  3. 学習コストが低い
  4. MVCモデルのため分業しやすい
  5. データベースの操作が容易
  6. 教材が豊富
  7. 自由度や拡張性が高い
  8. バリデーションチェックを自動で行う
  9. 有名フレームワークを基に作成されている
  10. 将来性が高い
  11. Composerでパッケージ管理できる

1. PHPのフレームワークとして最も人気

LaravelはPHPのフレームワークの中でも、特にシェア率の高まっているフレームワークです。実際、2019年には世界1位のシェア率を記録し、世界で最も使われているPHPのフレームワークとなりました。

また、Laravelが世界1位のシェア率を記録するまでは、CakePHPがPHPのフレームワークのシェア率でトップを占めていました。しかし、Laravelの登場によりCakePHPのシェア率は徐々に低下しています。

LaravelはCakePHPが備えていない機能や特徴を備えているため、開発者の間でますます人気が高まっており、今後もシェア率の差は拡大していくと考えられます。

2. 機能やプラグインが豊富

Laravelは、データベースの接続や認証、バリデーション、テンプレートエンジンなど、さまざまな機能を備えています。そのため、アプリケーションに必要な機能を簡単に実装することができます。

また、Laravelは非常に人気が高く利用しているユーザーも多いため、新機能やプラグインのアップデートが頻繁に行われている点も特徴のひとつです。このアップデートにより、開発の効率化やアプリケーションの拡張性、セキュリティの向上を図ることができます。

3. 学習コストが低い

Laravelは、PHPのフレームワークの中でも特に学習コストが低いとされています。その理由は以下の2点が挙げられます。

  1. ドキュメントが充実している
    Laravelの公式ドキュメントは、日本語を含む多言語に対応しているため、初心者でも公式ドキュメントを参考にLaravelを学習することができます。
  2. コミュニティが活発
    Laravelには、活発なコミュニティが多数存在しています。そのため、初心者でもイベントに参加したり、Laravelに関する質問や相談することができます。

4. MVCモデルのため分業しやすい

LaravelはMVCモデルを採用しています。MVCモデルとは、Model(データ)、View(表示)、Controller(制御)の3つの層にアプリケーションを分割する設計パターンです。この設計パターンにより、アプリケーションの開発を分業することができます。

MVCモデルを用いて機能ごとに分割することで、それぞれの機能に特化して開発を行うことや、アプリケーションのテストが容易になることがメリットとして挙げられます。

5. データベースの操作が容易

Laravelには、データベースの操作を簡易化するための機能が提供されています。これらの機能により、データベースの接続やテーブルの作成、データの登録や更新などを簡単に行うことができます。

具体的にLaravelのデータベース操作を容易にする機能は、

  • Eloquent ORM : データベースの操作をオブジェクト指向で行う
  • Migration : データベースのテーブルを作成・更新する
  • Seeder : データベースに初期データを挿入する

などが挙げられます。

6. 教材が豊富

Laravelには、多くの学習リソースが公開されています。そのため、初心者でもすぐにLaravelの学習を始めることができます。

Laravelの教材の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 公式ドキュメント
    Laravelの基本的な機能を理解するために、公式ドキュメントを最初に読むことをおすすめします
  • チュートリアル
     Laravelの公式チュートリアルやYouTubeの解説動画を利用することで、Laravelの基本的な使い方を学ぶことができます。
  • 書籍
  • コミュニティ

7. 自由度や拡張性が高い

Laravelは、自由度や拡張性の高いフレームワークとなっています。Laravelの既存の機能を自由にカスタマイズしたり、独自の機能を追加したりすることで、Webアプリケーションを自由に開発することができます。

また、クライアントの要望から提供までのスピードが速いアジャイル開発のように、要望の変更や追加が頻繁に発生する場合でも、Laravelの自由度や拡張性の高さは大きなメリットとなります。

8. バリデーションチェックを自動で行う

Laravelには、フォームの入力内容が項目の要件に合っているかを確認するバリデーションチェック(入力チェック)を自動で行う機能が備わっています。

バリデーションチェックを行う項目の具体例は以下の通りです。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • 日付
  • 入力値の重複チェック

バリデーションチェックは、Webアプリケーションの開発において、欠かせない機能のひとつです。Laravelならばバリデーションチェックを自動で行うことができるため、入力データの検証にかかる工数を削減し、効率的にアプリケーションを開発することができます。

9. 有名フレームワークを基に作成されている

Laravelは、「Symfony」という大規模なアプリケーション開発に特化したフレームワークを基に作成されています。Symfonyの特徴は以下の通りです。

  • PHPのフレームワーク
  • フランスのSensio Labs社が開発したフレームワーク
  • 大規模開発向けに特化した構造
  • Ruby on Railsの影響を大きく受けている

LaravelはSymfonyや他の人気のフレームワークの優れた機能を取り込んで作られています。そのため、初心者でも扱いやすく便利なフレームワークとなっています。

10. 将来性が高い

Laravelの将来性が高い理由は、以下のとおりです。

  1. PHPの人気がそもそも高いため
    PHPは、Webアプリケーション開発において最も人気のあるプログラミング言語のひとつです。そのため、PHPのフレームワークであるLaravelも今後、多くの現場で利用されることが予想されます。
  2. 機能が充実している
    Laravelは機能が豊富であるため、Laravelを習得することで幅広い分野で活躍できるようになります。
  3. Laravelの開発が活発
    Laravelは新しい機能や機能の改善が、定期的に行われています。そのため、Laravelは、今後もさらに進化していくと考えられます。

11. Composerでパッケージ管理できる

Laravelでは、Composerというパッケージ管理ツールを使用して、PHPの依存関係を管理・インストールすることができます。

Composerを使ってパッケージやライブラリを管理するメリットは以下の通りです。

  • 使用したいパッケージを自動的にインストールするオートローディング機能がある
  • PHPのフレームワークであるLaravelをコマンドひとつでセットアップすることができる
  • 開発環境ごとにパッケージをインストールすることができる
  • インストールしたいパッケージが動作するのに必要なパッケージも自動的にインストールされる

Laravelの注意点やデメリット

Laravelの注意点やデメリット

Laravelは、多くのメリットがあるフレームワークですが、注意点やデメリットもあります。ここでは、Laravelの注意点やデメリットについて解説します。

  • コードが複雑化しやすい
  • 処理速度があまり速くない

コードが複雑化しやすい

Laravelは拡張性や自由度が高いため、コードが複雑化しやすい傾向にあります。コードが複雑化すると、以下のようなデメリットがあります。

  • 保守や修正が困難になる
  • パフォーマンスが低下する
  • セキュリティリスクが高まる

Laravelを利用する際には、「アプリケーションの構造や機能の設計を適切に行う」「冗長なコードや複雑なコードを避け、シンプルなコードを書く」など、自分以外の人が読んでもわかりやすいコードを書くことが大切です。

処理速度があまり速くない

Laravelは豊富な機能を備えているため、処理速度が遅い傾向にあります。特に大量のデータ処理を行うアプリケーションでは、処理速度がネックになる可能性があります。

処理速度が速くない原因は以下の通りです。

  • 複数のPHPファイルを読み込みメモリに展開しているため
  • 機能が豊富なため処理に時間がかかる

自由度が高く拡張性もありますが、速度が重要なシステムを開発する場合は慎重に検討する必要があります。

Laravelを導入・インストールする手順

Laravelを導入・インストールする手順

ここからはLaravelを導入・インストールする手順について解説していきます。導入にあたって必要なステップは以下の通りです。

  1. PHPをインストールする
  2. Composerをインストールする
  3. Laravelをインストールする

1.PHPをインストールする

Laravelを導入するために、まずはPHPをインストールしましょう。

インストールの方法はいくつかありますが、ここでは最も簡単なXAMPP(ザンプ)というアプリケーションを使ってインストールする方法をご紹介します。XAMPPとは、無料でPHPやApache、MySQLなどを一括でインストールし、PHPの環境構築を簡単に行えるツールのことです。

手順は以下の通りです。 XAMPPの公式サイトへアクセスする

XAMPP公式サイト
  1. ダウンロードページから端末のOS(Mac / Windows / Linux)に合うXAMPPを選択する
    2023年9月時点での安定版は、「PHP 8.2.4」です。

    もしそれ以外のバージョンを希望する場合は、「ダウンロード」の下にある「その他のバージョンについてはこちらをクリックしてください」をクリックして、ダウンロードを行ってください。
  2. ダウンロードしたインストーラファイルを実行し、XAMPPの設定を行う

2.Composerをインストールする

PHPのインストールが完了したら、次はComposerのインストールを行いましょう。Composerとは上記でも触れましたが、PHPの依存関係を管理・インストールすることのできるパッケージ管理ツールのことです。

インストール方法はWindowsとMacで異なるので、自分の端末に合った方法で試してみてください。

【Windowsでのインストール方法】 Composerの公式サイトからインストーラをダウンロードする

Composer公式サイト

Installation – Windowsにある「Composer-Setup.exe」をクリックするとダウンロードが開始されます。

Composer公式サイト2

【Macでのインストール方法】

Macではターミナルを用いてインストールを行います。Macであれば下記コマンドでインストールすることができます。

$ brew install composer

インストールされていることを確認するため、下記コマンドを入力してください。

$ composer -V

公式サイトにもインストール方法は紹介されているので参考にしてみてください。

3. Laravelをインストールする

Composerをインストールすることができたら、最後に Laravelをインストールしましょう。Laravelのインストール手順はWindowsとMacで共通となります。

  1. Windowsはコマンドプロンプト、Macはターミナルから以下のコマンドを実行します。
    composer create-project laravel/laravel –prefer-dist Hoge
    最後の”Hoge”は任意のプロジェクト名をつけてください。また、このコマンドは実行に時間がかかります。
  2. インストールが完了したら、次のコマンドを実行し作成したプロジェクトに移動します。
    cd Hoge
  3. プロジェクトに移動できたら、下記のコマンドを実行します。
    php -S localhost:8000 -t public
  4. ブラウザを起動しlocalhost:8000にアクセスし、Laravelのスタート画面が表示されたらインストール完了です。

Laravelを学習する方法

Laravelを学習する方法

これまで、Laravelの特徴やインストール方法を紹介してきました。しかし、Laravelをどのように学習したらいいのかがわからないという方も多いと思います。

ここからは、Laravelの学習方法を3点、解説していきます。

  • Webサイトで学ぶ
  • 動画で学ぶ
  • プログラミングスクールに通う

Webサイトで学ぶ

Laravelを学習する際におすすめのWebサイトを3つご紹介します。

Webサイト名特徴
Laravel公式サイトLaravelのインストーラーをダウンロードできるLaravelの公式ドキュメントを閲覧することができる環境設定やインストール方法が紹介されていて、初心者にもおすすめ
Laravel学習帳画像とテキストが豊富でわかりやすい学習のが流れが整っていて初心者でも安心できる
SAMURAI TERAKOYA現役エンジニアに質問することができる登録無料でコスパが良い

動画で学ぶ

Laravelは動画で学習することもおすすめです。特におすすめの動画で学べる学習サイトを2つご紹介します。

Webサイト名特徴
UdemyLaravelに関連する動画が2,500件以上ある頻繁にセールをしているのでコストを抑えることができる動画の質が高い
paizaラーニング1本3分の動画なので隙間時間にも学習できる環境構築が不要なのですぐに学習に取り組める有料プランに加入するとエンジニアへの質問ができる

どの動画サイトもPHPやLaravelだけでなく、他の言語など幅広く学べる学習サイトとなっています。

プログラミングスクールに通う

Laravelを学習する方法として、プログラミングスクールに通うことが挙げられます。独学でプログラミングを習得しようとして挫折した経験のある方には、特におすすめできます。

プログラミングスクールに通うメリットは、下記の通りです。

  • 効率よくプログラミングのスキルが身につく
  • 実際のプロジェクトをベースにしたカリキュラムを組んでいることが多いため、実践的なスキルが身につく
  • 就職・転職の際に有利になる
  • 講師に直接質問することで、疑問点をすぐに解決することができる

Laravelの案件をお探しならエンジニアファクトリーへ

Laravelの案件をお探しならエンジニアファクトリーへ

Laravelを取り扱う経験を積んでいきたい、さらにスキルアップしたい方にはエンジニアファクトリーをお勧めします。

エンジニアファクトリーは、IT業界に精通したキャリアカウンセラーが、あなたのご希望や今後携わりたいお仕事や条件などをヒアリングした上で、現在の業界動向を踏まえ、転職希望者の方には社員求人を、フリーランスのITエンジニアの方には案件をご紹介しています。掲載している案件は、Webアプリケーション開発やネイティブアプリケーション開発、バックエンド開発といった領域で、非常に多岐に渡ります。

IT業界に精通したコンサルタントが在籍しているため、エンジニアの立場を理解し、希望条件や懸念事項を考慮に入れたご提案が可能です。

案件を受けるか決めていない段階でもご相談を受け付けています。まずは無料会員登録のうえ、何でもお気軽にご相談ください。

まとめ


この記事では、Laravelとは何か、メリットやデメリット、導入方法などを解説してきました。

Laravelは、PHPのフレームワークの中でも特に世界的に普及しています。自由度や拡張性が高く、大規模なアプリケーション開発にも利用されています。そのため、Laravelは学習するメリットが大いにあります。初心者でも比較的学びやすいフレームワークであるため、ぜひこの機会に挑戦してみてください。