エンジニアがうなずく「あるある」4選!現場の悩みを一挙公開

エンジニアあるある。現場の悩みを一挙公開

プロジェクトが進むたびに要件が増えたり、時間が足りなくなったり、ユーザーのニーズが見えなかったり…。エンジニアの現場では、こうした悩みが日常的に起きています。

今回は、アイムファクトリーの編集者・わたぬきと、現場経験豊富な名もなきSEが、エンジニアたちが直面する「あるある」をテーマに語り合いました。

この記事では、エンジニアの悩みの背景やリアルな現場の工夫、解決のヒントをお届けします。あなたの「あるある」にもきっと当てはまる話があるはずです!

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登場人物

編集者・わたぬき
アイムファクトリーで社内SE転職ナビやエンジニアファクトリーのコンテンツ企画・編集を担当。企業やエンジニアのインタビューが得意で、人の話を深掘りしながら魅力を引き出すことに情熱を注ぐ。猫とお笑いが好きで、日常の楽しみをエネルギーに変えながら、日々魅力ある記事づくりに取り組んでいる。X:https://x.com/9cy4diVqEi31834

名もなきSE
PM/システムエンジニア歴20年以上のガチ勢。アイムファクトリーではエンジニアの枠にとどまらず、業務改善や採用等、課題の本質から抜本的に改善するアプローチが得意。近年はAIに強い関心を持ち、ビジネスサイドを巻き込んで業務への落とし込みをリード。Vue.js/Python/jQuery

エンジニアあるある①要件がどんどん増えていく

エンジニアあるある 要求がどんどん増えていく
編集者・わたぬき

「要件がどんどん増えていく」問題、ネットでもよく見ますが、実際にエンジニアさんに取材しているときにもよく耳にする気がします。やっぱり現場では多いんでしょうか?

名もなきSE

実際に使ってみないとわからないことも多いので、Web系では起きやすいですね。また、基本的にウォーターフォールで開発する汎用機等では起きにくいですが、アジャイルではよくあります。

編集者・わたぬき

正直「まだ出てくんのか?」とイラっとすることとかないんですか?

名もなきSE

最初に大まかなものを作って見せてから改良するというのが当たり前になりつつあるのも事実なので「あること」として考えておいた方がいいですね(笑)慣れてくると、そうした追加要求も考慮してスケジュールを考えるようになります。

ただ「そもそも本当に必要なのか?」といった視点は大事です。言われたことをそのままやるんじゃなくて、機能等を追加することでどんな効果があるのか、目的に沿っているのか、エンジニアとビジネスサイドでしっかり認識を合わせていないと、ムダなものを作ることになってしまいますよね。

編集者・わたぬき

めちゃくちゃ大人な回答で反省してます。なるほど、顧客折衝の腕の見せどころですね。

名もなきSE

仕事を請ける立場やプロジェクトの予算によって「どこまでやるか」は違いますが…特に運用保守業務に付加価値を求めることに付随して、こうした声が上がりやすいように感じます。

編集者・わたぬき

私も心に留めます。「本当に必要ですか」

エンジニアあるある②時間が足りない!とにかく急がされる

編集者・わたぬき

これはSIerさん等で起こりやすいイメージがあります。「営業が無理なスケジュールで仕事を取ってきて、エンジニアが疲弊する」みたいな…

名もなきSE

それも一つありますね。

よくある原因としてもう一つ、単純に進捗が遅れて時間が足りなくなるというより、「作るシステムに対してゴールが定まっていない」ことがあります。

これはヒアリングの仕方も重要なんですが、そもそもゴールがふわっとしていたら、いつまで経っても終われないですよね。

編集者・わたぬき

「要件がどんどん増えていく」の結果が「時間が足りない」になるんですね。

名もなきSE

そうですね。大規模な開発では、バッファをとって柔軟にスケジュールを組むというのも難しい場合があります。

期間を圧縮してコストを下げることを優先してしまうと…

編集者・わたぬき

地獄!

エンジニアあるある③言葉のニュアンスが噛み合わない

編集者・わたぬき

これはエンジニアあるあるというよりも、ビジネスシーンではよくあることなのかな、と思うのですが。

名もなきSE

そうですね、エンジニアとしてはあんまり感じたことないですね。逆に、実はお客様側が感じていることかもしれません。

「よくわからなくて聞きたいけど、なんか聞きにくいな」とか、あると思ってます。だから、技術用語や略語は説明しながら話したり、その人の理解しやすい例え話を使って説明するようにしてます。

編集者・わたぬき

歩み寄りですね。これは経験年数の長い方や顧客折衝の機会が多い方だとすごく上手な印象があります。理解しやすいように話してくれると「できるな~」って思っちゃいます。

エンジニアあるある⑤ユーザーの本当のニーズが見えない

編集者・わたぬき

これはユーザー側として「何がしたいのか」を説明しきれていない場合もちょっと想像できちゃうんですよ。

名もなきSE

「本当に必要なものは何か」を見極めるのって、悪魔の証明に近いくらい難しいです。特に、組織でシステムを発注するときは、いろんな立場の人が意見を持ち寄るので、要件にはいろんな思惑が入りがちです。

だからこそ、出てきた意見や要望をそのまま鵜呑みにせず、背景や意図をしっかり考えることが大切です。

編集者・わたぬき

でも、開発だけに集中していると、そういう視点を持つのはなかなか難しいかもしれませんね。

名もなきSE

そうなんです。エンジニアの中には「システムで解決する」という考えにこだわってしまう人もいると思うんです。

例えば「操作が面倒」という声に対して、本当は使い方の整理で済む話なのに、すぐに複雑な自動化を提案してしまう、みたいな。そこは意識的に変える必要がありますね。

編集者・わたぬき

なるほど。要望の背景にある「本当の目的」を探るって、エンジニアの仕事の中でも意外と大事な部分かもしれませんね。

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まとめ:エンジニアの現場で起きる「あるある」、その先に見えるもの

エンジニアの現場では、要件が増えていったり、時間が足りなくなったり、ユーザーのニーズが見えづらかったり…。この記事を読んで「これ、自分も経験ある!」と思った方も多いのではないでしょうか?

そんな「あるある」の中には、日々の忙しさに埋もれてしまいがちなヒントが隠れています。要件が増えるたびに「そもそもこれって必要?」と考えてみたり、スケジュールに追われる中でチーム全体のゴールを見直してみたり…。些細な工夫が、意外と大きな違いを生むこともあります。

この記事が、あなたの現場での悩みを軽くするきっかけになったり、次の一歩を考えるヒントになったりすれば嬉しいです。これからもエンジニアとしての「あるある」を笑い飛ばしつつ、より良い働き方を探していきましょう!

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