【調査リサーチ】ITフリーランスエンジニア活用満足度、経験企業の9割強が「満足している」と回答！その「成功要因」とは？

エンジニアファクトリーを運営するアイムファクトリー株式会社は、2023年12月にITフリーランスエンジニアを活用した経験のある企業の経営者・人事担当者105名を対象に、企業のフリーランスの活用における実態調査を実施しました。

調査前は、ITフリーランスエンジニアの活用に躊躇している企業様が多いのかと予測していましたが、調査結果では、意外な事実が判明しました。

こちらでは調査結果の一部をご紹介いたします。
※全9問の質問内容のうち、本リリースでは一部を掲載しています。
調査結果の全容が知りたい方は、こちらより資料をダウンロードいただけますと幸いです。

■調査概要

調査概要：企業のフリーランスの活用における実態調査
調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間：2023年11月29日〜同年11月30日
有効回答：ITフリーランスエンジニアを活用した経験のある企業の経営者・人事担当者105名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

〈調査の内容〉

Q：ITフリーランスエンジニアの活用を決めた理由。
Q：ITフリーランスエンジニアの活用を決めた理由。（自由回答）
Q：ITフリーランスエンジニアを活用してみての満足度。
Q：ITフリーランスエンジニアの活用に対し、満足した理由。
Q：ITフリーランスエンジニアの活用に対し、満足した理由。（自由回答）
Q：ITフリーランスエンジニアを満足度高く活用できた、成功要因。
Q：ITフリーランスエンジニアを満足度高く活用できた、成功要因。（自由回答）
Q：当初、ITフリーランスエンジニアの活用を検討する上で、懸念点があったか。
Q：当初、ITフリーランスエンジニアの活用を検討する上での具体的な懸念点。

90.5％の企業がITフリーランスエンジニアの活用に「満足している」と回答

ITフリーランスエンジニアを活用した経験のある企業の経営者・人事担当者に聞くと、なんと「90.5％」の担当者が、活用に「満足している」との回答がありました。
企業によっては、フリーランスではなく、社員採用に重点を置き、フリーランスエンジニアの活用を躊躇するケースも多い中、活用された企業の満足度は非常に高いことが判明しています。

また、その成功要因は「人材像を具体的に決めた」の声が約6割と、フリーランスの活用前に、具体的にどのような業務内容か、どういった人物に来てほしいのか、など、人材像を明確にしたからこそ、ミスマッチが起きなかった点が挙げられています。

逆に、活用検討時、当初の懸念は「人材の所有スキルの見極め」が約6割と、応募や紹介されたフリーランスエンジニアの経験やスキルが、求めている人材像にマッチしているのかを見極められるかの懸念要素が高いことも判明しました。

ITフリーランスエンジニアの活用を決めた理由、「優秀な人材にジョインしてもらいたかったから」が63.8%で最多

「Q1.あなたの会社で、ITフリーランスエンジニアの活用を決めた理由を教えてください。（複数回答）」（n=105）と質問したところ、「優秀な人材にジョインしてもらいたかったから」が63.8%、「採用コストが少なくすぐに稼働してもらえるから」が59.0%、「業務量や納期を柔軟に調整できるから」が53.3%という回答となりました。

やはり、積極的にフリーランスエンジニアを活用される企業担当者は、経験豊富なITエンジニアがフリーランスとして活躍されていることを知っているようです。
また、柔軟に働き方を選べるのも、フリーランスとしての特徴のため、企業側も業務量や納期を柔軟に調整が可能という面もメリットとして捉えています。
また、「社員の業務負担を軽減したいから」、「人材育成のための負担が削減できるから」と非常に様々なメリットでフリーランスエンジニアを活用されていることが判明しました。

・優秀な人材にジョインしてもらいたかったから：63.8%
・採用コストが少なくすぐに稼働してもらえるから：59.0%
・業務量や納期を柔軟に調整できるから：53.3%
・社員の業務負担を軽減したかったから：53.3%
・人材育成のための負担が削減できるから：46.7%
・特定の期間のみ人材が必要だったから：33.3%
・費用を抑えたかったから：25.7%
・その他：1.0%
・わからない/答えられない：0.0%

90.4%が、ITフリーランスエンジニアを活用してみて「満足している」と回答

　「Q3.あなたの会社において、ITフリーランスエンジニアを活用してみての満足度を教えてください。」（n=105）と質問したところ、「非常に満足している」が36.1%、「やや満足している」が54.3%という回答となりました。

・非常に満足している：36.1%
・やや満足している：54.3%
・あまり満足していない：8.6%
・全く満足していない：1.0%
・わからない/答えられない：0.0%

ITフリーランスエンジニアの活用に対し、満足した理由、「技術力/クオリティが高かった」が66.3%で最多

　Q3で「非常に満足している」「やや満足している」と回答した方に、「Q4.ITフリーランスエンジニアの活用に対し、満足した理由を教えてください。（複数回答）」（n=95）と質問したところ、「技術力/クオリティが高かった」が66.3%、「自社にはない視点を提案してくれた」が55.8%、「経験が豊富で難しいリクエストにも応えてくれた」が51.6%という回答となりました。

フリーランスの技術力に高い評価をしている企業担当者も多いですが、「自社にはない視点を提案してくれた」「専門家のノウハウが社内に共有された」など、社外から新しい視点を持ち込んでくれるなど、フリーランスエンジニアの活用は、担当してくれる業務以上に、会社の経験値やノウハウを上げてくれる良い機会になっているようです。
また、会社経営に直結するような「売上や業績の向上に繋がった」と回答頂いた担当者も37.9％と高い評価をしていました。

・技術力/クオリティが高かった：66.3%
・自社にはない視点を提案してくれた：55.8%
・経験が豊富で難しいリクエストにも応えてくれた：51.6%
・スピード感のある仕事をしてもらえた：48.4%
・専門家のノウハウが社内に共有された：45.3%
・売上や業績の向上に繋がった：37.9%
・費用が抑えられた：25.3%
・その他：0.0%
・わからない/答えられない：0.0%

まとめ

今回は、ITフリーランスエンジニアを活用した経験のある企業の経営者・人事担当者105名を対象に、企業のフリーランスの活用における実態調査を実施しました。

　まず、ITフリーランスエンジニアの活用を決めた理由としては、6割以上の企業が「優秀な人材にジョインしてもらいたかったから」と回答しており、「技術力/クオリティが高かった」などの理由で、90.4%が、「満足」している結果となりました。

また、「人材の所有スキルの見極めが難しい」などの理由で、当初ITフリーランスエンジニアの活用を検討する上での懸念点が明らかとなりましたが、「事前に求める人材像などをできるだけ具体的に決めた」や「IT人材の紹介に強いエージェントへ相談した」などの要因が、成功の秘訣のようです。

　経済産業省によるIT人材数の推計では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。また、昨今の「働き方の多様化」「DX推進」なども受け、多くの企業にとってIT人材の不足が差し迫った課題となっているのではないでしょうか。

「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」

　今回の調査の全容について気になる方は、ぜひ調査結果をダウンロードしてみてください！

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