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2024/10/04

フリーランスWebエンジニアで案件獲得するには?将来性も詳しく解説      

カテゴリ 働き方
フリーランスWebエンジニアで案件獲得するには?将来性も詳しく解説      

「フリーランスが案件を取るにはどうしたらいい?」「Webエンジニアの将来性はあるの?」

フリーランスWebエンジニアになりたいと考えている人は、このような悩みをお持ちではないでしょうか。また、フリーランスWebエンジニアになった人も、同じような悩みを抱えている人もいらっしゃると思います。

この記事を執筆者である私、三浦(※プロフィールはページ最下部)もフリーランスのRPAエンジニアとして経験してきたことから、みなさんと同じような悩みを抱え、苦労してきた経験があります。

この記事では、私の経験を通して以下のような疑問に対して解決することができます。

  • フリーランスWebエンジニアの年収や単価、将来性が知りたい
  • 案件獲得方法や必要なスキルが知りたい
  • フリーランスWebエンジニアになる方法が知りたい

ここから詳しく解説しますので、最後まで一緒に見ていきましょう。

エージェントサービス「エンジニアファクトリー」では、ITフリーランスエンジニアの案件・求人の紹介を行っています。掲載中の案件は7,000件以上。紹介する案件の平均年商は810万円(※2023年4月 首都圏近郊のITエンジニア対象)となっており、スキルや言語によって高条件の案件と出会うことができます。

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この記事の目次
  1. フリーランスのWebエンジニアの仕事内容
  2. Webエンジニアの年収相場  
  3. フリーランスWebエンジニアの将来性
  4. フリーランスWebエンジニアで案件獲得するには
  5. フリーランスWebエンジニアのメリット
  6. フリーランスWebエンジニアのデメリット
  7. フリーランスのWebエンジニアに向いている人        
  8. フリーランスのWebエンジニアに向いていない人
  9. フリーランスWebエンジニアに必要なスキル
  10. フリーランスのWebエンジニアになるには
  11. Webエンジニアの求人ならエンジニアファクトリー 
  12. まとめ

フリーランスのWebエンジニアの仕事内容

フリーランスのWebエンジニアの仕事内容は、Webサイトやアプリケーションの設計・開発・運用・保守がメインです。具体的には、以下のような開発業務があります。

  • フロントエンド開発
  • バックエンド開発
  • フルスタック開発

フロントエンド開発は、ユーザーがWebサイトを開いたときに、パソコン側で見える部分の開発を担当します。HTML、CSS、JacaScriptを使用して、ユーザーが使いやすいWebページの作成が主な業務です。

バックエンド開発は、Webサイトのユーザーが目に見えない部分の開発を担当します。Java、PHP、Rudy、Pythonを使用するので、覚えておきましょう。

フルスタック開発は、フロントエンドとバックエンド、さらにインフラ構築や運用まで全ての業務を担当します。

Webエンジニアの年収相場  

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、Webエンジニアの年収は「557.6万円」です。ここからは、正社員・フリーランスごとの平均年収、案件内容、単価の相場をご紹介します。

正社員・フリーランスそれぞれの平均年収

社内SE転職ナビが保有する求人では、正社員の最低年収が平均526.3万円、最高年収が平均900万円(2024年7月時点)となっています。

一方で、エンジニアファクトリーが保有するシステムエンジニア案件の平均単価は、62.3万円/月です。(2024年7月時点)年収にすると、747.6万円になります。

正社員の最低年収と比べると、フリーランスのWebエンジニアの年収は200万円以上高くなっています。

フリーランスで正社員と同等の手取りを稼ぐには、およそ1.5倍の手取りを目指す必要があるといわれることもありますが、これは退職金や福利厚生を含めた試算のようです。

実際には、正社員であっても退職金のない企業が増えている他、フリーランス就業支援のエージェントでは所得保障保険等の福利厚生サービスを用意していることも多くなっているため、青色申告等を用いて適切に節税を行えば多く見積もっても1.3倍程度で同等といえるでしょう。

フリーランスの案件内容   

ここでは、実際にフリーランスの案件にはどんなものがあるのか、内容の一例をご紹介します。

案件名業務内容必須スキル歓迎スキル
【COBOL】既存アプリケーションの生産管理システムにおける改修業務 | 東京都 単価 月額 ~53万円■概要 COBOL言語を用いて既存アプリケーションの生産管理システムにおける改修業務を行っていただきます。   ■時 間:定時 9:00〜18:00 ■時 期:即日・COBOL 経験1年以上(修正・コード解析ができるレベル) ・システム設計及び開発経験1年以上  ・LINUX 経験1年以上(バッチ処理を理解している方) ・ORACLE 経験1年以上(標準的なSQLができる方) ・SHELL経験1年程度(修正・コード解析ができる方) ・Javaでの開発経験 ・生産管理システムの知見
【10月開始/AWS/基本リモート】パブクラ維持・運用/環境構築 | 東京都 単価 月額 ~70万円某携帯会社システムの設計・開発/運用・保守をご担当いただきます。   【具体的な業務内容】 オンプレ機器からクラウドへの段階的な移行に伴い、 クラウド(Aws、Azure、GCP)への設計・開発及び運用・保守の業務 ※対象工程:要件定義、設計・開発、テスト、運用保守・クラウド経験 ・開発、テスト、運用保守の経験がある方 ・製品サポートへの問合せ、問題解決対応経験 ・他チームや管理者とのコミュニケーションが出来る方 
【UI/UX/リモート併用/】エンド先開発WEBアプリの画面設計担当募集 | 東京都 単価 月額 ~91万円■概要 開発中の生成AI×ライブ配信アプリの画面設計担当を募集します。 担当工程基本設計,詳細設計,実装,デザイン   ■開始時期:即日~・画面設計書の作成経験(3年以上) ・UIUXの基本的な知見がある方 ・figmaで制作経験(1年以上)・コーディングの実装経験がある方  

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フリーランス案件の単価相場

エンジニアファクトリーで保有するフリーランス案件全体の平均単価は、73万円/月(2024年5月時点・営業中案件)です。単純計算で×12か月とすると876万円の年収となります。

一方、国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円です。

フリーランス案件は、案件ごとに単価や求められるスキル・経験が大きく異なるため一概にはいえませんが、全体としては日本の平均年収を大きく上回っていることがわかります。

フリーランスWebエンジニアの将来性

Webサービスの拡大により、IT業界はエンジニア不足が深刻化しています。社会保険料や福利厚生費などがかからず、短期間のプロジェクトから募集できるフリーランスエンジニアは、企業にとってコスト削減になります。費用面では正社員の雇用よりもハードルが高くないため、コスト面からのフリーランスエンジニア需要は今後も一定の需要があるでしょう。

また「ナレッジ習得のため外部のエンジニアに参画して欲しい」といった企業も多くなっています。IT技術は急速な進歩を続けています。そのため、自社の従業員だけではナレッジが充分でなく、企業の抱える課題に対応しきれないことがあります。そうした場合に、特定分野の専門的な知見を持つフリーランスエンジニアを引き入れ、ナレッジを蓄積したいと考えます。

加えて、DXに取り組む企業が増えていることも、フリーランスWebエンジニアの需要増加に関係しています。DXというと新しい技術を取り入れることが注目されがちですが、多くの企業ではレガシーシステムからの脱却が課題となっており、システム更改においてレガシーシステムの知識を持つエンジニアは重宝されます。このような理由から、フリーランスWebエンジニアは将来性があると言えるでしょう。

フリーランスWebエンジニアで案件獲得するには

フリーランスWebエンジニアで、案件獲得する方法は以下のとおりです。

  • エージェントを利用する
  • 自分で営業する
  • クラウドソーシングサービスを利用する

エージェントを利用する

フリーランス就業支援のエージェントを利用すると、案件が見つかりやすくなります。事前にあなたの希望条件を伝えておけば、エージェントがあなたに見合った案件を紹介してくれます。エージェントはあなたの代わりに営業活動を行ってくれるため、本業に集中することが可能です。

紹介してくれた案件を「やってみたい」と思えば、面談の日程調整もエージェントが対応してくれます。面接後、クライアントからオファーが来た場合の単価交渉なども代行してくれるので便利です。また、今後のキャリアプランの相談をすることも可能です。

案件探しに慣れていない人は、エージェントを利用してみましょう。

自分で営業する

案件獲得するためには、自分で営業するという方法もあります。営業方法は、下記のような手段があります。

  • 知り合いに紹介してもらう
  • ビジネス交流会に参加する
  • SNSやWebサイトから連絡する

営業活動は、上手くいくまでは数をこなすことが大事です。時間と労力がかかるため、他の方法と組み合わせることがおすすめです。

クラウドソーシングサービスを利用する

案件を獲得する手段のひとつに、クラウドソーシングを利用するという手があります。しかし、クラウドソーシングには、メリットとデメリットがあります。

クラウドソーシングを利用するメリット

  • 数多くの案件がある
  • 自分の希望条件にあう案件を探すことができる

クラウドソーシングを利用するデメリット

  • 競合が多い
  • 手数料を引かれる

メリットとデメリットを理解したうえで、利用しましょう。

高単価案件を獲得するには

高単価案件を獲得するには、企業が求める人材になる必要があります。スキルと経験を積み、エージェントやクラウドソーシングを利用して営業をすると、高単価案件を獲得することは難しくありません。

高単価案件を獲得する方法は、大きく分けて2つあります。

  • 得意領域・分野を伸ばす
  • 大規模なプロジェクトにかかわる

得意領域・分野を伸ばす

高単価案件を獲得するには、得意領域・分野を伸ばす必要があります。まずは、あなたのスキルや経験を棚卸して、得意なスキルを見出しましょう。スキルシートには、対応可能な範囲を明確にすることも重要です。スキルや経験を積みながら、企業が高単価を出しててもオファーしたいと思われるような人材を目指しましょう。

また「求められるスキルや経験が充分でないかもしれない」といった場合には、スキル習得に前向きである旨も併せて記載しましょう。企業によってはポテンシャルを重視し、参画時のスキル習熟はさほど重視しないところもあります。

大規模なプロジェクトにかかわる

大規模なプロジェクトにかかわった経験は、高単価案件を獲得するためのキャリアとして有益です。開発プロセスの全体の管理や予算管理、複雑な問題を解決する能力が身に付きます。

また、一連の工程を進める最中に関わる関係者の多さから、つまづきやすいポイントが検知できるようになります。大規模なプロジェクトに対応できる能力を身に付け、高単価案件の獲得を目指しましょう。

フリーランスWebエンジニアのメリット

正社員とは違い、フリーランスのWebエンジニアは様々なメリットがあります。

  • 働き方の自由度が高い
  • 軌道に乗れば仕事を選べる
  • 高収入を目指せる
  • 人間関係の悩みが少ない

働き方の自由度が高い

フリーランスのWebエンジニアは、一般的な正社員と比較して働き方の自由度が高いことが多いです。リモートワークが可能な案件であれば自宅で働くことが可能で、通勤の手間もありません。

また、1週間の勤務日数が4日以下の案件や、勤務時間を柔軟に設定できる案件もあります。契約内容によっては、期限までに成果物を納品すれば、1日集中して働き翌日は休むなど、働く時間を自由に選ぶこともできます。

軌道に乗れば仕事を選べる

フリーランスのWebエンジニアになった最初のうちは、案件を獲得し、経験を積むことが大事です。経験を積めば職務経歴書やスキルシートに書ける内容が充実し、案件が獲得しやすくなります。

案件獲得に慣れてくると、あなたの希望条件に沿った仕事を選ぶことが可能です。自分が興味がある分野の案件や、専門性の高い案件を選び、スキルを磨くこともできます。ただし、軌道に乗るまでは選り好みせず、経験を積むことを重視しましょう。

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高収入を目指せる

スキルと経験を積めば、高収入を目指せることもフリーランスのWebエンジニアの魅力です。企業は品質が高い成果物を納品してくれるエンジニアを求めているため、スキルが高いエンジニアを採用するためには、高単価を出してくれる場合がほとんどです。

スキルと経験を積めば積むほど、より高収入を得られる案件を獲得しやすくなるでしょう。年収換算で1,000万を超える案件を獲得することも可能なので、高収入を目指してみましょう。

人間関係の悩みが少ない

フリーランスのWebエンジニアが参画する案件は、契約期間が決まっています。初回は1か月、その後は3ヶ月ごとに契約期間を更新する等のスタイルであり、企業側とエンジニア側の双方が望まない限り長期的に同じ環境で働くわけではないので、人間関係の悩みは少ないでしょう。

万が一、契約した案件で人間関係がうまくいかない場合にも、契約更新をせずに他の案件に移ることが可能なため、人間関係の悩みが少ないと言えます。

フリーランスWebエンジニアのデメリット

メリットを見ると、フリーランスWebエンジニアが魅力的に見えてきます。「実際に働いてみたらイメージと違った」というようなミスマッチが起きないように、デメリットも把握しておきましょう。

  • 自ら案件を獲得する必要がある
  • 収入が不安定である
  • 福利厚生や将来の保証がない
  • 経理など他の事務作業も自分で行う
  • 他のフリーランスエンジニアとの競争が激しい

自ら案件を獲得する必要がある

働いていれば仕事が回ってくる正社員とは違い、フリーランスは自ら案件を獲得する必要があります。案件ごとに契約期間が決まっているので、契約期間が終わる前に、次の案件を獲得する営業活動を始めるのが一般的です。

慣れるまでは案件を探し続けることに疲弊してしまう可能性がありますが、慣れてくればそこまで労力を割かなくても案件が獲得できるようになります。

仕事をこなすだけではなく、自らの稼働量を管理するマネジメントも必要になってくることを、心得ておきましょう。

収入が不安定である

フリーランスは、正社員のように生涯働き続けられるわけではなく、契約期間があります。契約期間が終了すると、必ずしも間を空けずに次の案件に入れる訳ではないため、収入が不安定になりがちです。

特に4月1日開始案件は、面接を受ける3月が決算時期でクライアントが忙しいうえに、新卒が入社するため案件が少ないです。契約が終わる1か月前には、現在の案件内容を記載した経歴書を準備し、次の案件を探すことを習慣にしていきましょう。

福利厚生や将来の保証がない

フリーランスは、福利厚生や退職金など、将来の保証がありません。20代から30代までは会社員よりも収入が得られますが、40代以降は年齢的な制限がある場合もあり、案件が見つかりにくくなります。

家庭を持ちはじめると、案件が見つからず次の案件まで間が空き収入が無い期間ができてしまうと、自分だけではなく家族を危険にさらしてしまうリスクがあります。40代以降どのようにして生計を立てていくか、将来を見据えたキャリアプランを立てるようにしましょう。

しかし近年では退職金制度のある企業が減っているほか、福利厚生サービスを導入しているフリーランス就業支援エージェントも増えています。サービスを上手に利用すれば、収入の安定化を図ることができます。

経理など他の事務作業も自分で行う

会社員の場合は、経理担当が事務作業を代行してくれます。しかしフリーランスの場合は、請求書の作成や確定申告など、経理に関する事務作業も自分でおこなう必要があります。確定申告は、Freeeや弥生会計など会計ツールを利用すればスムーズです。

慣れないうちは大変に感じる場合もありますが、慣れてくると書類も前回使ったものを使って作業を簡略化できるので、慣れるまでは辛抱しましょう。

他のフリーランスエンジニアとの競争が激しい

案件を獲得する際には、ひとつの案件に対して複数名のフリーランスエンジニアが応募します。良い案件になればなるほど、フリーランスエンジニアの応募が殺到し、競争が激しくなるのです。

最初のうちは、高単価の案件を狙っても、よりスキルが高い人が選ばれてしまうでしょう。しかし、根気強く案件を探し続ければ、あなたに合った案件は必ず見つかります。まずは単価が低くても経験が積める案件を獲得し、スキルアップに努めましょう。

フリーランスのWebエンジニアに向いている人        

フリーランスのWebエンジニアに向いている人は、以下のような特徴があります。

  • 自己管理能力が高い
  • コミュニケーション能力が高い
  • 成長意欲があり学習し続けられる
  • 柔軟性がある、変化に適応できる
  • 計画性がある
  • 自分に責任があると考えられる
  • 財務管理ができる

フリーランスは会社員よりも厳しく自己管理をする必要があります。リモートワークなど、人に見られていない中で自分でタスクを進めていくためには、自己管理能力や計画性が必要です。

また、案件ごとにクライアントと人間関係を構築するコミュニケーション能力や、新しい案件のルールに合わせて、変化に適応する力も必要となります。

Webエンジニアは、常に進化し続けているITの新しい技術の習得が求められるため、新しい技術に対する探求心が大事です。収入が変化することを見越した財務管理や、どのようなキャリアを歩んでいくのか自分で計画する力も必要です。

上記に当てはまる人は、フリーランスのWebエンジニアに向いていると言えるでしょう。

フリーランスのWebエンジニアに向いていない人

フリーランスのWebエンジニアに向いていない人は、以下のような特徴があります。

  • 指示待ち
  • 自己管理が苦手
  • コミュニケーションが苦手
  • 技術の進歩についていけない
  • 財務管理が苦手
  • 長期計画が立てられない
  • 孤独に弱い

フリーランスエンジニアに向いていない人は、上記の「フリーランスエンジニアに向いている人の特徴に当てはまらない人」ということになります。また、基本的に1人で業務を進めていくことが多いため、孤独に弱い人も、あまり向いていないと言えるでしょう。

しかし、向いていない人の特徴に当てはまる点があったとしても、諦めることはありません。働きながら自分の苦手なポイントを克服したり、一緒に働く方のサポートを借りて補っていきましょう。

フリーランスWebエンジニアに必要なスキル

フリーランスのWebエンジニアになるには、必要なスキルがあります。

  • プログラミングスキル・経験
  • 上流工程の開発経験
  • コミュニケーションスキル
  • 営業スキル
  • ブランディングスキル
  • 情報収集力

プログラミングスキル・経験

Webエンジニアになるには、プログラミングスキルの習得と経験が欠かせません。例えば、フロントエンドエンジニアになるには、CSS、HTML、JavaScriptのスキルを勉強しましょう。

バックエンドエンジニアを目指すなら、PHP、Java、Rudy、Python等の習得がおすすめです。すでに特定の言語において一定の知識がある場合には、関連する言語も併せて学習することをおすすめします。

Webエンジニアになると、1人で業務を進めることも少なくないので、柔軟に対応できるように幅広くスキルを習得しましょう。

上流工程の開発経験

フリーランスWebエンジニアとして働く際、上流工程の経験は必須ではないものの、あった方がより条件のよい案件に参画できる可能性が高まります。

システム開発において上流に位置するのは、次のような業務です。

  • 要件定義
  • 設計書の作成
  • 予算、納期調整

上流工程では、顧客が実現したいITシステムの概要をヒアリングし、システムへと落とし込むための初期段階を担当します。

要件定義では、顧客が作りたいITシステムのイメージをヒアリングしてまとめ、設計書の作成では機能の処理内容、インタフェース使用、データベース設計など、システムが動作するために必要なすべての設計を行います。これらは顧客の予算内で、納期までに実現できるシステムを設計する必要があります。

コミュニケーションスキル

フリーランスとして生き抜いていくためには、コミュニケーションスキルは欠かせません。私もこれまで数多くの案件を受けて来ましたが、必須条件の中に「コミュニケーション力」が含まれていることをよく見かけます。

Webエンジニアは、Webデザイナー、プログラマー、インフラエンジニア、Webディレクターとやり取りしながら仕事を進めます。顧客から要件についてヒアリングする機会もあり、コミュニケーションスキルは大事です。

面談の中で「スキルが高くても、コミュニケーション力が低いと厳しい」という採用基準の企業もあり、コミュニケーションスキルの高さで案件を獲得した経験が何度もあります。業務を効率よく進めるためにも、コミュニケーションスキルを磨いていきましょう。

営業スキル

正社員とは違い、フリーランスは自分で仕事を獲得していく必要があります。営業スキルがないと、案件がなかなか獲得できず、獲得できたとしても低単価の案件で経済的に不安定な状態が続いてしまいます。

高単価の案件を獲得する、あるいは依頼先と交渉して単価をあげるためには、営業力が必須です。フリーランスになりたての時は実績がなく、営業しても案件獲得に繋がりづらいですが、実績を積み上げれば営業しやすくなります。

営業スキルの身に付け方に関しては、YouTube動画か本で勉強し、実践していく中でスキルを磨いていきましょう。

ブランディングスキル

フリーランスとして働き続けるためには、自分の強みや魅力をアピールし、自分をブランディングしていくことが大事です。あなたが仕事を受けると、クライアントにどんな貢献ができるのか伝えると、案件を獲得しやすくなります。

ブランディングするためには、自分のキャリアや経験を棚卸し、どんな分野で需要やニーズがあるか考えてみることをおすすめします。あなたの技術力や経験を、SNSで発信してみることも効果的です。

ブランディングであなた自身の価値づけを行い、案件が獲得しやすい状態をつくりましょう。

情報収集力

フリーランスには、情報収集力が必要です。ITの成長が早いWebエンジニア案件では、情報収集力が無ければ応募条件の必須スキル項目であなたに無いスキルが求められる場合があり、応募できる案件数が限られてしまいます。オンラインでは、キュレーションメディアを活用し、最新情報を得るようにしましょう。

オンラインだけでは受け取れない情報もあるので、対面イベントにも積極的に足を運び、IT市場のトレンドをチェックすることも大事です。

フリーランスのWebエンジニアになるには

フリーランスのWebエンジニアになるには、様々な方法があります。

  • 正社員で経験を積んで独立
  • プログラミングスクールを卒業して独立
  • 独学後に独立
  • 副業で試してから独立

正社員で経験を積んで独立

完全に未経験の状態からフリーランスで案件を獲得するのは難しいため、まずは正社員やアルバイト等、会社に属す形で働き、経験を積むのがおすすめです。フリーランスでは即戦力人材を求める企業でも、正社員やアルバイトといった雇用形態であれば、ポテンシャルを重視して未経験でも採用されることがあります。

私の知人もいずれはフリーランスのWebエンジニアになるために、まずは正社員になり経験を積んでいます。1年から3年ほどWebエンジニアで正社員として働いた経験があれば、フリーランスとして独立しやすくなります。

プログラミングスクールを卒業して独立

プログラミングスクールでスキルを磨き、フリーランスとして独立するのも、手段のひとつです。しかし、実務経験がない人に仕事を任せる企業は数少ないのが現状です。

クライアントのほとんどが、実績や経験を採用の判断基準としているため、プログラミングスクール卒業だけだと競争が激しいWebエンジニアの世界では不利になります。卒業後にフリーランスを目指すのであれば、それなりの覚悟を持ってスクールで勉強するようにしましょう。

エージェントに登録し「未経験可」の案件を探し、常駐型の仕事を獲得すると、周りからのサポートも得られやすいためおすすめです。

独学後に独立

独自でプログラミングが学べる商材が揃っている現代では、独学後にフリーランスとして独立する方法もあります。プログラミングスクール卒業後に独立するのと一緒で、実務経験がないことは、実務経験があるWebエンジニアと比べて不利になることは変わりありません。

しかし、IT人材が不足している状況が続いているため、実務経験がなくともWebエンジニアの需要はあります。書籍や動画配信サイトで有益な情報を収集し、フリーランスになることを目指して勉強してみましょう。

副業で試してから独立

副業可の企業で働いている人は、平日の夜や週末の時間を使って、副業でできる範囲の案件を獲得してみましょう。フリーランスになると、案件獲得のための営業活動や請求書作成・確定申告などの経理作業など、業務以外で必要な作業があります。

副業で業務を経験してから独立すると、副業の時間にやっていた業務を本業の時間にやることになるので、独立後のイメージがつきやすくなります。フリーランスで独立する前に、副業で試しに働いてみることもおすすめです。

Webエンジニアの求人ならエンジニアファクトリー 

プログラマーの求人ならエンジニアファクトリー

Webエンジニアの求人を探すなら、エンジニアファクトリーがおすすめです。エンジニアファクトリーは、フリーランスITエンジニア向け案件検索サイトで、7,000件以上のIT案件を掲載しています。

IT業界に詳しいコンサルタントが在籍しているため、Webエンジニアの立場を理解し、希望条件に沿った提案が可能です。営業活動が得意ではない人でも、コンサルタントが代行し、年収アップに向けてサポートいたします。

氏名・メールアドレス・使用できる言語を入力するだけでサポート開始でき、無料で利用できるので、ぜひ登録してみてください。  

まとめ

フリーランスWebエンジニアは正社員よりも高い年収を狙うことができ、IT業界の成長に伴って需要が絶えないため、将来性もあります。メリットだけではなくデメリットもご紹介しましたが、フリーランスWebエンジニアになることを検討しているのであれば、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まずはアイムファクトリーに登録してみるなど、できるところからスタートしてみましょう。

ライター:三浦誠大

・プロフィール
20代はフリーターで俳優活動、30歳になり未経験でフリーランスのRPAエンジニアに転身し、3年間エンジニアを経験。現在はIT企業でPMOとして働きながら、WebライターとしてITエンジニア・転職関連のSEO記事を中心に執筆。
note : https://note.com/miurama0908/
x : https://x.com/masahiromiura55

ライター 三浦誠大