内閣官房による統一調査(2020年)によると、フリーランスの試算人数は462万人(本業214万人・副業248万人)にものぼります。フリーランスという働き方が珍しくなくなった今「フリーランスプログラマーになりたい」という人も増えているのではないでしょうか。
この記事では、フリーランスプログラマーとはどんな仕事か、業務内容やメリット・デメリット、フリーランスプログラマーとして成功する方法についてご紹介します。
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- フリーランスプログラマーとは?
- フリーランスと正社員の年収の違い
- フリーランスプログラマーの案件動向
- フリーランスプログラマーのメリット
- フリーランスプログラマーのデメリット
- フリーランスプログラマーに向いている人
- フリーランスプログラマーに向いていない人
- フリーランスプログラマーとして独立するには?
- フリーランスプログラマーで成功するためのポイント
- プログラマーの求人ならエンジニアファクトリー
- まとめ
フリーランスプログラマーとは?
ここではフリーランスプログラマーのタイプと、仕事内容について解説します。
独立型のフリーランスプログラマー
独立型のフリーランスプログラマーは、会社や組織に属さず主に個人事業主として、案件を受託します。企業や組織に属さないため、働く時間や場所を自分で決められる他、志向に基づいて仕事を選べるなどのメリットがあります。
高い技術力や交渉力を持ったプログラマーであれば、案件単価も高くなり、年収1,000万円を超えることも可能です。ただしクライアントとの交渉や営業活動、マーケティング、事務処理などをすべて自分で行う必要があり、幅広い管理能力が求められます。
また、フリーランスプログラマーとして成功するためには、専門スキルや最新技術などを常にアップデートする必要があり、学習や自己投資が欠かせません。
副業型のフリーランスプログラマー
副業型のフリーランスプログラマーは、会社や組織で働きながら、空いた時間を活用して案件に関わる働き方です。本業でもプログラマーをしながら、その知識を活かして副業する人もいれば、まったく別業種で働きながら、プログラミング知識を得て副業する人もいます。
本業で身につけた時間管理術やコミュニケーション力などが活かせるのもメリットのひとつです。
会社や組織の就業規則を確認する必要がありますが、近年では副業を積極的に支援している企業も増えています。本業で安定した収入を確保した状態で、プラスアルファの収入を得たい人にはおすすめの働き方です。
フリーランスプログラマーの仕事内容
フリーランスプログラマーの仕事内容は、大きく分けるとクライアントとのコミュニケーションと、プログラミングの2つがあげられます。
クライアントとのコミュニケーションは、案件を受注するための営業活動や、要件を聞き出すためのヒアリング、進捗状況の報告といった「報連相」を指します。コミュニケーションを重ねることで信頼を勝ちとり、より条件の良い仕事を引き出せることもあるでしょう。
プログラミングは、クライアントから聞き出した要件をもとに、Webシステムやアプリケーションの開発を行っていきます。主にはクライアントから提示された設計書に基づき、実装を行いテストを行って納品します。
それ以外にも、請求書の発行や入金管理といった事務作業も必要です。
システムエンジニア(SE)との違い
システムエンジニアとプログラマーはいずれもWebシステムやアプリケーションの開発には欠かせない役割ですが、それぞれの仕事内容は大きく異なります。
システムエンジニアは、主に、システム全体の企画や設計を担当し、その後の運用までフォローを行います。クライアントが求めるシステム像を明確にし、どのような構成でシステムを構築するかを設計し、開発チームを指揮する責任者的立場です。テストによって品質を担保したのち、クライアントがスムーズに使えるよう保守を行っていきます。
プログラマーはシステムエンジニアが作成した設計書に従い、プログラムを行っていきます。システムエンジニアがシステム全体を管理している一方で、プログラマーは設計書に書かれた一機能について実装を行います。設計書単位でテストを行い、品質を確保するのもプログラマーの仕事です。
フリーランスと正社員の年収の違い
厚生労働省のjobtagでは、プログラマーの年収は557.6万円です。一方、社内SE転職ナビで「プログラマ」を含む求人を見てみると、最低年収の平均が401万円、最高年収の平均673万円となっており、おおよそ540万円程度が多いといえます。また正社員の場合は、年収以外にも福利厚生や経費などのメリットもあるため、これらも考慮しておくといいでしょう。
一方で、エンジニアファクトリーが保有する「プログラマ」を含む案件の平均単価は66.5/月で、正社員と比べると高い年収を得られる可能性があります。ただ、フリーランスの場合は自分で案件を獲得しなければならないのと、経験の浅いうちは月単価が低くなりがちなので、確実にこの金額が得られるというわけではありません。
安定した収入を確保したい場合は正社員、技術を磨いてより高い収入を狙うならフリーランスと考えていいかもしれません。
フリーランスプログラマーの案件動向
少子高齢化に伴う労働人口の減少もあり、国などの公共機関や企業がDXによる人手不足解消に取り組んでいます。その影響もあって、IT関係の人材は不足しているのが現状です。プログラマーも同様で、数年前と比べて案件数は増加しています。
また、クラウドソーシングなどの広がりによって、企業側も案件がある時だけプログラマーを業務委託で契約するケースも増えています。社員を雇用することなく、仕事の増減に合わせて人材を確保できるため、フリーランスプログラマーを活用したい企業は増加傾向です。
人材不足の環境のなかで、高いスキルや実績のある人材は希少な存在であるため、より高い報酬で案件を獲得可能です。フリープログラマーにとっては売り手市場と言えるような状況であると考えらえます。
フリーランスプログラマーのメリット
ここからはフリーランスプログラマーとして働くメリットを4つ紹介します。
・働く環境の自由度が高い
・仕事を選べる
・年収が大幅に上がる可能性がある
・人間関係の悩みが少ない
働く環境の自由度が高い
フリーランスプログラマーは、インターネット環境とパソコンがあればどこでも働くことができます。近年ではリモート環境も当たり前になっており、どこかに出社して働く必要はなくなりました。自宅で作業を行うだけでなく、カフェやコワーキングスペース、旅行先でも働くことが可能です。
また納期までに制作物を納品できればいいため、働く時間も自由です。ミーティングなどでクライアントの都合に合わせなければならないこともありますが、プログラミングは主にひとりでできるため、早朝や深夜に作業を行っても問題ありません。小さな子どもがいて目が離せない場合でも、子どもを遊ばせながら同じ部屋で仕事ができるため、育児との両立も可能です。
仕事を選べる
社員として働いている場合には、会社が受注してきた案件に取り組まなければならず、自分がやりたいプログラミングを選ぶことができませんでした。その会社が古い技術でシステムを構築していれば、新しい技術に触れることもできず、不満に思うこともあるでしょう。
フリーランスになれば、案件の獲得から自分で行うため、使われている言語やプラットフォームなど、自分好みで選択ができます。また労働条件や報酬などで、意見が合わなければ断ることも可能です。IT系の人材不足が問題となっている現状なので、企業は人材確保のために少しでも良い条件を提示しようとしています。仕事内容に妥協したくない人には、いい時代になったと言っていいでしょう。
年収が大幅に上がる可能性がある
前述したように、正社員のプログラマーの平均年収は400〜500万円ほどとなっています。一方、フリーランスプログラマーの場合、技術力や専門的なスキルが高ければ、より高い報酬を得ることができます。実際に年収1,000万円以上を得ているプログラマーも存在します。
正社員の場合は会社が規定した賃金カーブがあるため、ここまで大きな年収アップは望めません。もしくは年収アップを求めると、プログラマーからシステムエンジニアや管理職などへのキャリアチェンジが必要となるでしょう。プログラマーとして高い年収を狙うのであれば、フリーランスという働き方がおすすめです。
人間関係の悩みが少ない
正社員として働いていると、上司や部下との関係性や、社内人事といった人間関係に悩まされることがあります。プログラムに集中していたいという人にとっては、そのような人間関係は煩わしいものでしょう。性格のいい上司の下で働くことができれば問題ないかもしれませんが、なかなかそのような上司には出会えません。
一方、フリーランスのプログラマーは、システムを設計するクライアントとのやり取りが主で、普段はひとりで仕事を行います。そのため関係性のある人間の数は最小限です。また仮に癖のある人と仕事をすることになったとしても、その案件が終わればその人との関係も終わり、解放されます。対人関係が苦手だという人には、フリーランスの方が気楽に働けるかもしれません。
フリーランスプログラマーのデメリット
次に、フリーランスプログラマーのデメリットについて4つ紹介します。
・自ら案件を獲得する必要がある
・軌道に乗らないと収入が不安定にある
・福利厚生や将来の保証がない
・経理など他の事務作業も自分で行う
自ら案件を獲得する必要がある
独立型にしろ副業型にしろ、フリーランスプログラマーを名乗っただけで仕事がもらえるわけではありません。正社員として働いていた人であれば、営業担当がとってきた仕事をこなせばよかったかもしれませんが、フリーランスになれば自分で営業活動を行う必要があります。
いざ営業活動を始めてすぐに案件が獲得できるわけではありません。これまでに縁のあった企業にアプローチしたり、クラウドソーシングなどの仕事斡旋サイトを使用するなど、さまざまな方法を駆使する必要があります。時には異業種交流会などに参加して、経営者と直接会う機会を求めてみるのもいいでしょう。IT人材が不足していると言われているとはいえ、決して案件獲得は簡単ではありません。
軌道に乗らないと収入が不安定にある
なんとか案件を獲得したとしても、その案件が継続的なものとは限りません。クライアント側も継続的に仕事があるのであれば、正社員を雇用することも考えるでしょう。そうでないからフリーランスを活用しようとしているわけです。ですので経験も実績も少ない時点では、どうしても低単価で単発の案件になりがちです。
その結果、収入が不安定になり、フリーランスになったことを悔やむ人もいるかもしれません。それでもクライアントの信頼関係を構築していったり、案件を獲得していくうちに、軌道に載るようになっていきます。この軌道に乗るまでの間、なんとか乗り切れるようにフリーランスになる前から準備しておくといいでしょう。
福利厚生や将来の保証がない
正社員の頃であれば、会社によっては福利厚生が充実していて、給料以外のメリットを享受できていたでしょう。また、退職時にはまとまった退職金が手に入るため、将来の保証が一定確保できていました。
一方、フリーランスになれば、有料の福利厚生サービスも存在しますが、自らの意思で探して入らないとメリットを得ることはできないですし、仕事を辞めた時の退職金があるわけではありません。
またフリーランスには、雇用保険の「失業給付金」や健康保険の「傷病手当金」などがありません。社員として働いていた頃には気づかなかったこういったメリットを失うということも事前に調べて知っておくことをおすすめします。
経理など他の事務作業も自分で行う
社員として働いていた時には、確定申告や経費の精算など、経理などの事務作業は自身に代わって担当者がやっていたことでしょう。フリーランスになれば、自分の代わりにやってくれる存在はいません。もちろん費用を払えば、対応してくれる人もいますが、フリーランスとして活動し始めた時には、出費を抑えたいため、いきなりお願いするのは難しいでしょう。
プログラムやITに関する知識だけでなく、税金や保険についても勉強しておく必要があります。特に確定申告の時期になると、その年に使った経費の精算などで時間をとられることが多いです。仕事以外に時間をとられた結果、納期に遅れが出てしまったということが無いよう、事務作業も計画的に行う必要があります。
フリーランスプログラマーに向いている人
フリーランスプログラマーに向いている人としては、下記の3つがあげられます。
・自分で案件を獲得出来る人
・好奇心旺盛で、人との関わりに抵抗がない人
・自由な働き方を望んでいる人
自分で案件を獲得出来る人
フリーランスになると、自分で案件を獲得しなければなりません。そのためには、自分の強みをアピールすることと、クライアントの要望を引き出すコミュニケーション力が必要となります。
しかし、プログラマーには営業が苦手な人も多くいます。そうした場合におすすめなのが、エージェントに営業を代行してもらう方法です。営業をエージェントにまかせればコア業務に注力でき、より生産性を高めることができます。
好奇心旺盛で、人との関わりに抵抗がない人
常に新しい技術、新しい案件に目を向けなければならないフリーランスに重要なのが好奇心です。目の前の仕事以外にも関心を向けて、情報収集をする必要があります。また人の入れ替わりの多い働き方なので、人に対しても好奇心を向けられる方がいいでしょう。
自由な働き方を望んでいる人
場所や時間に縛られず、案件も自分で選びたいという人にはフリーランスが向いています。企業への常駐を求められる案件もありますが、対応が難しい案件は受けない選択肢もあります。自由である分、責任は大きくなりますがその分得られるリターンも大きくなるでしょう。
フリーランスプログラマーに向いていない人
一方で、下記のような人は、フリーランスプログラマーを選ばない方がいいでしょう。
・プログラマーとしての経験・スキルがない
・安定志向
・コミュニケーションが苦手
プログラマーとしての経験・スキルがない
フリーランスは、自身の実績やスキル、経験をもとにクライアントに選んでもらう働き方です。プログラマーとしてアピールできる経験やスキルがない場合は、好条件の案件獲得は難しいでしょう。まずは社員として経験を積むことをお勧めします。
安定志向
フリーランスは社員と違って、案件単位で仕事を行います。社員のように案件がなくても給料が発生するということはありません。成果物の対価として報酬を得られるので、毎月決まった額が稼げるということは稀です。安定した収入を求めている人には向かない働き方です。
コミュニケーションが苦手
人間関係の煩わしさが減るというメリットはありますが、案件を獲得するためには、違ったコミュニケーションが求められます。クライアントと信頼関係を構築するには、適切なコミュニケーションが必須です。コミュニケーションが得意であれば、好条件の案件獲得の確率も上がるでしょう。
フリーランスプログラマーとして独立するには?
フリーランスプログラマーとして独立するための3つのルートについて解説します。
・正社員で経験を積んで独立
・プログラミングスクールを卒業して独立
・独学後に独立
正社員で経験を積んで独立
プログラマーの経験やスキルがない場合は、まず正社員として働くことから始めてみましょう。正社員であれば、安定した収入と福利厚生や社会保障などに恵まれており、仕事の有無を気にせずに働くことができます。教育体制も整っていることもあるので、そこでプログラミングの知識を習得し、実績を増やしていきましょう。
可能であれば、社内の営業担当や経理担当と仲良くなって、どのような活動をしているのか知っておけば、フリーランスになってからの助けになります。
また正社員として働きながら、空いた時間で副業を始めるのもおすすめです。正社員で得た知識を副業に活かせば、早く軌道にのることもできるでしょう。
プログラミングスクールを卒業して独立
正社員で経験を積むのが難しい場合は、プログラミングスクールに通う方法もあります。プログラミングといっても世の中には言語も多く溢れており、独学で身につけるにはどこから手を付けていいかわからないという人もいるでしょう。
プログラミングスクールに通えば、世の中がどのようなものを求めているのかがわかるとともに、不明な点を教えてくれる先生を手に入れることができます。
またスクールによっては、卒業とともに仕事を斡旋してくれる場合もあります。仕事獲得のサポートも得られるのであれば、いち早く収益をあげることができ、スクールの費用を回収できるかもしれません。
独学後に独立
インターネットやYouTubeなどを見ていると、プログラミングに関する情報が溢れています。時間と根気があれば、それらを活用して独学でプログラミングを習得することも不可能ではありません。
ただし、不明点があっても聞ける人がいなかったり、思わぬエラーが生じた時に修正方法にたどり着かなかったり、やる気が持続できなかったりと、独学での習得にはいくつものハードルが存在します。これらのハードルをひとりで解決できる人は独学で習得できると思いますが、あまりおすすめできないルートです。
フリーランスプログラマーで成功するためのポイント
では、フリーランスプログラマーで成功するにはどんなポイントがあるのでしょうか。
・何のあてもなく独立しない
・仕事を切らさない状態にする
・ニーズのあるスキルを身につける
・ポートフォリオの見せ方を工夫する
・協力者を増やす
何のあてもなく独立しない
世の中に案件が多く存在するとはいえ、独立してすぐに獲得できるとは限りません。案件がないとそれだけ収入も途絶えてしまうので、貯金を崩して生活しなければならなくなります。貯金が減るたびに焦り、案件獲得も上手くいかずという悪循環を起こしてしまうこともありえます。
独立後も一定の仕事が確保できている、もしくは案件を紹介してくれそうなエージェントに登録しておくなど、何かしらあてがある状態を作ってから独立するようにしましょう。あてがないという場合には、独立ではなく副業から始めることをお勧めします。
仕事を切らさない状態にする
関わっている案件が終了すれば、フリーランスの収入は途絶えてしまいます。仮に大型の案件が獲得できたとしても、それが終了した後に、また仕事が獲得できる保証はありません。常に好条件の案件がないかアンテナを立てて置き、時には複数の案件を同時にこなすなどして、仕事が切れない状態を保ちましょう。
日々の仕事が忙しくてなかなか案件情報が見られないという場合には、仕事を紹介してくれるエージェントを利用するのもひとつの方法です。逆にひとつのことにしか集中できないというタイプの人は、独立しないほうがいいかもしれません。
ニーズのあるスキルを身につける
IT業界の技術は年々その進化の速度が上がっています。いくら自分の持っているスキルを磨いても、クライアントが求めなければ価値はありません。最近では生成AIや、RPAなど新たな技術がどんどん生まれています。
ニーズを把握するためには、情報を収集することはもちろんですが、クライアントや同業者とコミュニケーションを取ることが求められます。彼らの話から現場で起こっていることを聞き、必要とあれば勉強することも重要です。今、案件があるから大丈夫だと高を括っていると、数年後、世間の流れから取り残された存在になってしまうかもしれません。
ポートフォリオの見せ方を工夫する
ポートフォリオとは、これまでに自分が行ってきた実績や、スキルについてまとめたものです。案件獲得の際に、クライアントから提出を求められることもあります。
クライアントがポートフォリオの提出を求める理由は、履歴書や職務経歴書ではわからないその人の情報を得て、スキルや可能性を探りたいからです。従って、企業はどのような情報を求めているのか、わかりやすいポートフォリオの作成が求められます。
例えば、ただスキルや実績が並べられているだけでなく、実際に書いたソースコードを表記するなどして、オリジナリティのあるものがおすすめです。
協力者を増やす
フリーランスになれば、ひとりで出来ないことが多くあることに気が付きます。確定申告や、営業活動など、自分の仕事に直接関係のないところを手伝ってくれる協力者がいると、非常に心強いでしょう。
また案件が途絶えた時などに相談できるクライアントが、どれくらいいるかというのも重要です。実際に急に案件が途絶えたプログラマーが、過去のクライアントに相談したところ、すぐに仕事をもらえたという話もあります。
時間や場所を選ばず働けるため、ついひとりになりがちなフリーランスプログラマーですが、時には人と会って自分の協力者を増やしていくことも重要です。
プログラマーの求人ならエンジニアファクトリー
エンジニアファクトリーは、フリーランスITエンジニア向けの案件を紹介する求人メディアです。案件数は5,000件以上、職種、スキル、単価、働き方など多彩な検索条件で案件を探すことができます。リモートワークの案件数も豊富にあるため、まずはどんな案件があるのか、チェックしてみましょう。
フリーランスプログラマーの仕事に興味をもった方は、経験の有無を問わず、まずエンジニアファクトリーに会員登録して、どのような求人があるのかを検索してみることをおすすめします。
未経験からプログラマーになろうとするとき、どのような仕事をするのか、どのくらいの報酬なのか、といったことをまず知る必要があるからです。
またエンジニアファクトリーでは、求人情報だけでなく、キャリアアップに役立つセミナーやイベントも開催されています。これらのイベントに参加することで、業界の最新情報を得たり、ネットワーキングの機会を広げたりできます。プロのキャリアアドバイザーによるサポートも受けられるため、自分に最適な求人を見つけやすくなるでしょう。
まとめ
今回は、フリーランスプログラマーについて、その働き方とメリット・デメリットについてまとめました。また、どんな人がフリーランスプログラマーに向いているか、成功するためにはどうしたらいいかというポイントについても解説しています。
これからフリーランスプログラマーを目指されている方は、一度、足を止めて本記事に書かれている内容と向き合ってみてください。本当に自分は向いているのか、成功するためのポイントを抑えられているのか、準備ができているのか確認してみましょう。
ライター:にのまえ はじめ
・プロフィール
大手精密部品メーカーで社内SE・PGを経験。その後、国内のSIerに転職し生産管理システムの開発・導入・保守・運用を担当。現在は自らIT企業を立ち上げ、顧客企業のDX化やIT化による業務改善の支援を行っている。並行して企業サイトやWebメディアでライターとしても活動中。趣味は筋トレ・プロレス観戦。
Website:https://writer.yui-road.com/