2024/03/04

つらい夜勤・シフト勤務からの脱却?インフラエンジニアのキャリア形成について

カテゴリ キャリア
つらい夜勤・シフト勤務からの脱却?インフラエンジニアのキャリア形成について

インフラエンジニアとして働いているけど「夜勤が辛い」「シフト制の仕事が合わない」と感じている人も多いのではないでしょうか。また、これからインフラエンジニアとして働きたいと考えているけれども、業務内容や業務量に不安を抱えている人もいると思います。

本記事では、インフラエンジニアの業務や働き方について解説するとともに、辛いと思った時の対処方法やキャリアアップのためにどのようなスキルを身につけておくべきなのか解説していきます。

エージェントサービス「エンジニアファクトリー」では、ITフリーランスエンジニアの案件・求人の紹介を行っています。紹介する案件の平均年商は810万円(※2023年4月 首都圏近郊のITエンジニア対象)となっており、スキルや言語によって高条件の案件と出会うことができます。

インフラエンジニアの案件も多く掲載しており、自分とマッチする案件をすぐに紹介することができます。

氏名やメールアドレス・使用できる言語を入力するだけで、簡単60秒ですぐにサポートを開。案件にお困りのインフラエンジニアの方やより高条件の案件と巡り合いたいと考えている方は、ぜひご登録ください。

インフラエンジニアの基礎知識

インフラエンジニアに辛いイメージもあるかもしれませんが、こんな魅力もあります

まずは、インフラエンジニアの大まかな種類と業務内容についておさらいします。

インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアと一言でいっても、その業務内容や扱う領域によって大きく以下の4つに分類することができます。

  1. ネットワークエンジニア
  2. サーバーエンジニア
  3. クラウドエンジニア
  4. セキュリティエンジニア

ネットワークエンジニア

コンピューターや電子機器などの端末同士をLANケーブルで接続し、安定的なネットワーク環境の構築や保守・運用を行います。

サーバーエンジニア

Webサーバー・メールサーバー・ファイルサーバーなど各種サーバーの構築や、トラブルや障害が発生した際の保守運用を行います。

クラウドエンジニア

クラウド環境にあるシステムの設計や保守・運用を行います。クラウドサービスの普及が急速に進む中、クラウドエンジニアの需要は拡大しています。

セキュリティエンジニア

情報セキュリティのスキルや知見を活かして、コンピューターウイルスやサイバー攻撃から自社のネットワークやサーバーを守ります。個人情報の漏えいリスクやサイバー攻撃の巧妙化から、クラウドエンジニアと同様に需要が高まっている職種です。

インフラエンジニアの業務内容

インフラエンジニアは、設計から実際の構築〜保守・運用までを担います。多くのエンジニアの場合、まずは下流の工程である保守や運用の業務を担当し、経験や技術を身につけた後に上流工程へと業務を移すのが一般的です。

要件定義

要件定義とは、クライアントや社内外の発注者が何を求めているのかを定義するものです。開発前の打ち合わせの内容をもとに、実装する機能や性能・仕様などを決めていきます。

要件定義はシステム開発において重要な役割を果たすため、経験が豊富なプロジェクトマネージャーなどが担うケースが多くなります。

設計

設計の工程には「基本設計」と「詳細設計」の2つがあります。基本設計は、要件定義で決まったことを実現するために、実装する機能を具体化していく工程です。一方で詳細設計は、基本設計をもとに実際にプログラミングを行うエンジニアに向けて、どのように機能を実装するのかを明確に示したものになります。

構築

設計書をもとに実際にエンジニアが構築を行います。構築が完了したら、要件定義の通りにシステムが動くか・エラーやトラブルが発生していないかのテストを実施します。

保守・運用

構築されたシステムが正常に稼働するように保守・運用を実施します。障害やトラブルが発生した際には保守担当のインフラエンジニアが対応にあたることになります。

インフラエンジニアの残業時間

インフラエンジニアは、残業が多いというイメージを抱いている方も多いと思いますが、実際のところどうなのでしょうか。

求人情報や転職サイトの運営を行う「doda」がビジネスパーソン15,000人を対象に実施した調査によると、インフラエンジニアの一ヶ月の残業時間は以下のようになっています。

職種平均残業時間 / 月
サーバーエンジニア22.8h
ネットワークエンジニア22.1h
データベース/セキュリティエンジニア20.5h

(参考:平均残業時間ランキング【91職種別】|転職ならdoda(デューダ)

全ての職種の平均残業時間が21.9時間であることから、インフラエンジニアの残業時間は、平均よりやや多いといったところでしょう。

ただし、残業時間は企業や担当しているプロジェクト、フリーランスであれば担当している案件ごとによって大きく異なりますので、インフラエンジニアだからといって極端に激務なわけではなく、置かれている環境に依存する部分が多いと思われます。

インフラエンジニアのどんなところが大変?

インフラエンジニアのどんなところが大変?

インフラエンジニアはIT業界の根幹部分を担っており、我々の生活になくてはならない人材です。社会貢献度は高く、やりがいを感じられる仕事である一方、緊急対応や夜勤を求められるため、激務と言われるのも無理はないでしょう。

また、Sierやアウトソーシング系の企業に勤務している場合、客先常駐となれば勤務地が遠いという可能性もあります。勤務時間自体も長く、夜勤もあり、プライベートとの両立もしにくいとなると、やはり大変な仕事であることは間違いありません。

夜勤が発生する

インフラエンジニアが扱うネットワークシステムは基本的に24時間365日稼働し、我々の生活を支えています。

いつトラブルが発生するか予想できず、夜間もシステム監視業務を行う人材が必要なため、夜勤が発生してしまいます。また、思いがけないトラブルや障害が発生した場合は夜間で持ち回りをしながら対応しているケースも少なくないでしょう。

本当はシステム構築や設計など、上流工程の経験を積みたいと思っていても、監視業務や保守・運用ばかりやらされ、夜勤が辛いという人もいるのではないでしょうか。

シフト勤務

24時間365日動いているシステムを扱うため、常に労働者を配置できるようにシフト制勤務を導入している企業が増えてきています。

仕事内容はシステム監視を行い、基本的に待機しているということもありますが、バックアップやバッチ処理などの管理業務も行われるのです。3勤制を取っている企業が多く、1日を8時間ずつに分けて行うことが一般的です。

休日も通常の週休2日と異なる周期になることが多く、プライベートのスケジュールを立てにくいでしょう。せっかくの休日も家族や友人と予定が合わず、なかなかリフレッシュできないというのは辛いものです。仕事とプライベートの両立が難しいことに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

急な障害対応で休日出勤

24時間365日稼働しているシステムですが、突然止まることもあります。このようなトラブルを解決するのもシステムエンジニアの仕事です。

システム停止やエラーが出るとユーザーが困ってしまうため、トラブルが発生した時間帯がいつであろうと早急な対応が求められます。頻度は高くないものの、すでに休日出勤を経験された人も多いのではないでしょうか。

インフラエンジニアの仕事は我々の生活に欠かせない部分を担っているからこそ、緊急度が高く、早急に対応しなければならないという環境におかれています。

勤務地が遠い

Sierやアウトソーシング系の企業に勤務されている場合、案件によってはクライアント企業に常駐して勤務することがあります。

インフラエンジニアの場合、システムの導入から保守運用までの業務全般を担うことが一般的であるため、クライアントに近いところでニーズや要望を汲み取ることが求められます。

案件によっては片道2時間以上かけて通勤している人もいるのではないでしょうか。クライアント要望ありきの業務のため、やむを得ない部分ですが、通勤時間が長いのは辛いものがあります。

継続して勉強することが必要

インフラエンジニアに関わらず、全てのエンジニア職に言えることですが、継続して勉強をすることは必須です。

IT業界は常に新しい技術やシステムが出てくるため、勉強をしておかなければ、時代についていけなくなってしまうのです。特に、実際の機器を使用しながら習得する知識やスキルもあるため、未経験からインフラエンジニアになった人は大変だったはず。

ネットワークやサーバー周りなど、幅広い知識が必要となるため、学習すべきスキルが多様化しているのが実態です。インフラエンジニアとして働き、仕事終わりや休日に勉強時間を確保するのは思っているよりも大変でしょう。

インフラエンジニアとして働く4つの魅力

インフラエンジニアとして働いている方にとっては辛いことばかりが頭に浮かぶかもしれません。

しかし、インフラエンジニアにはその大変さと引き換えに魅力もたくさんあります。まず、インフラエンジニアの需要が高まっていることが最大の魅力です。

言い換えると需要が高まっているということは、仕事が途切れることは考えにくいということです。もちろん、一定レベルの経験や知識は必要ですが、そういう意味では安定している仕事とも言えます。

市場価値を高めるために継続的な努力は必要ですが、転職や昇進を経て年収を上げることも可能です。

需要は高まる一方

冒頭でも触れた通り、インフラエンジニアの需要は年々高まってきています。実際にコロナウイルスが蔓延し始めた2020年の最初の緊急事態宣言後でも求人数が減らなかった職種の一つがインフラエンジニアです。

当時、先行き不透明だったこともあり、当時はあらゆる業種・職種で求人が減少傾向にありました。しかし、インフラエンジニアに関しては一定の求人数を保っていたのです。

インフラエンジニアは市場が求めるスキルを身に付ければ、比較的雇用が安定している職種です。それどころか、スキルや経験値を上げれば、年収アップの可能性も見込めるでしょう。

学歴は関係なく実力主義

インフラエンジニア業界は基本的に学歴が不問であることが多く、努力できる人にチャンスが与えられます。

業務内容はきついかもしれませんが、学歴よりも実際に仕事で発揮できる力が評価されているのです。言い換えれば、確実なスキルと経験をつければ、誰でもインフラエンジニアとして大きな成功を収められる可能性があるということです。

すでにインフラエンジニアとして就業されている方であれば、すでに身をもって感じられていることでしょう。

給与が安定している

インフラエンジニアの給与は安定しています。ITインフラがなくなることはないので、今後も安定的な給料を受け取ることはできるでしょう。

現在の平均年収は550万円前後と言われています。あくまで平均ですので会社の規模や案件、経験年数によっては平均を超えている人も多いでしょう。

もちろん、緊急対応や休日出勤なども多く今の給与が「割りに合わない」と思っている人もいるかもしれません。そういった場合は一度、エージェントに相談し市場の状況を聞いてみても良いでしょう。場合によっては別の会社に転職することも手です。転職をする・しないいずれの場合も、一定金額以上の安定した給与が保証されているというのは魅力の一つです。

インフラエンジニアとしてのレベル・スキルを磨けば好きな環境を選べる

全体的にインフラエンジニアの需要は高まっているため、基本的に知識や経験値があれば、仕事がなくなることはありません。

最新技術を身に付けておけば市場での希少価値も高まるため、リモート勤務やフレックスなど、理想の働き方や環境を手に入れることも可能になります。つまり、企業側から喉から手が出るほど欲しい人材になれば、自分にとって有利な条件や環境で仕事を選択することもできるでしょう。

特に最近ではクラウドも普及してきたため、ネットワーク環境があればデータセンターではなくオフィス環境で働くことも主流になってきています。

インフラエンジニアがきついと感じた時の対処法

インフラエンジニアがきついと感じた時の対処法

インフラエンジニアに魅力があるのは分かったけれど、それでもどうして限界を感じてしまったらどうすればよいのでしょう。

インフラエンジニアに限らず、どんな職種でもきついと感じてしまうことはあります。特にインフラエンジニアは職種の特性上、夜勤やシフト出勤などの働き方や勤務地に不満を感じ、ストレスを抱えてしまうこともあるのではないでしょうか。

どうしても「きつい」と感じてしまったら、まずは原因を突き止めることから始めてください。

また、抱え込まずに身近な人に相談してみるのも大事なことです。その上で「どうしようもない」と判断した場合は異動や転職を視野に入れてみても良いでしょう。

原因を明確にする

インフラエンジニアの仕事が限界だと感じたら、まずきついと感じている理由を洗い出すことが大切です。これは仕事だけでなくあらゆることに当てはまりますが、何事も原因を明確に突き止めなければ誤った対策をとってしまい、根本的な解決ができない可能性も出てきます。

今の状況や気持ちを紙に書いて整理するのも効果的な方法です。 自分のスキル不足が原因なのか、夜勤や残業などの働き方に不満があるのか、はたまた人間関係なのか。スキル不足が原因で活躍できないと悩んでいるのであれば、勉強時間を確保したり、先輩や上司に相談したりすると解決できる可能性もあります。

一方で夜勤や残業などの働き方に不満を感じているのであれば、今の組織や会社に属したままでは解決しない場合もあります。まずは、原因を明確にした上で正しい対策を取れるようにすることが大切です。

異動を検討する

原因を明確にした上で、今の組織に属したままでは解決しないと判断できるケースの場合は部署や工程異動を検討することも視野に入れましょう。

インフラエンジニアが扱う技術や工程は幅広いため、別分野や別工程への異動のチャンスは少なくありません。環境を変えたいと思うのであれば、上司に相談してみることをおすすめします。

ただし、今ある不満や悩みの内容によっては、自分が声を上げれば改善することもあります。改善余地があるかも含めて一度立ち止まって考えてみるようにしてください。それでもなお、きついと感じている場合や環境を変えたいと思う場合は検討してみても良いかもしれません。

転職を検討する

原因を明確にした上で今の組織や企業に属したままでは解決しないと判断できるケースの場合は転職を検討することも視野に入れましょう。

特に自分の力で解決できないような働き方や業務分担などのルールや規則が原因の場合は転職をして環境を変えるのも手です。

長く同じところで働き続けていると携わったシステムや顧客の数が増え、やりがいを感じられる一方で業務範囲が広がり、業務量が増えて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

企業によっては業務をシステム・工程・技術などで明確に分けているところも存在します。これは一例にしか過ぎませんが、どうしても限界を感じているのなら、自分に合った業務量や環境で働ける場所を探すのも一つです。

インフラエンジニアが目指せるキャリア

インフラエンジニアが目指せるキャリア

ここではインフラエンジニアが目指せるキャリアについて具体的に説明をしていきます。

インフラエンジニアのキャリアパスは多種多様です。転職しない場合でもインフラエンジニアからキャリアアップし、社内のITスペシャリストやITコンサルタントを目指すなど、様々な道が開かれています。

一方、転職してキャリアチェンジを行う場合も、幅広いキャリアパスの可能性を持っているのがインフラエンジニアの魅力。ここではインフラエンジニアのスキルを活かしつつ働ける職種について解説していきたいと思います。

社内SE

社内SEと一口に言っても業務内容は多岐にわたり、企業や組織によって業務範囲は大きく異なります。ここではインフラエンジニアが目指せるキャリアという視点で紹介していきます。

システムエンジニアが目指せるキャリアとしては、社内のインフラ設計や構築、管理運用などを行う社内SEです。一般的にSEはクライアントにヒアリングを行うのに対して、社内の情報システムを管理する部門に属します。

基幹システムやサーバーの運用など、社内のインフラを整備し運用することに携わるという業務内容がメインです。ただし、企業によっては、社員のパソコントラブルの解決を含むIT業務全般を任される場合もあります。ミスマッチングにならないように事前に確認しておきましょう。

自社サービスのインフラエンジニア

最近では、自社開発サービスの根幹をインフラエンジニアとして支えるという求人も増えています。企業によって業務範囲や求めるスキル・経験は多少異なるものの、概ね以下のような求人が見受けられます。

  • 社内インフラの要件定義・構築・運用を行う。
  • 国内社内ネットワーク(拠点間ネットワーク)の企画・設計・構築・運用

上記のように自社が持っている情報サービスの要件定義から運用・保守までを行うことがほとんどです。上流工程に主体的に携われるため、達成感を感じやすいのも魅力です。

客先常駐やアウトソーシングの場合は業務範囲や契約の内容に左右されますが、自社サービスの場合は長期的に携わることもあり、自分の意見が通りやすいのもやりがいを感じるでしょう。

技術力を磨いてフリーランス

インフラエンジニアのキャリアパスは企業に属することだけが選択肢ではありません。技術力さえ磨けばフリーランスとして独立するという選択肢もあります。

特に近年ではフリーランスのエンジニアが全体的に増えているのも実態です。ただし、会社という肩書きがなくなってしまうため、信頼度も低下してしまいがち。そうならないよう技術力やスキルを向上できるように絶えず努力することが求められます。

また、独立すると誰かに委託する場合を除き、自分で営業や経理などの業務もやらなくてはなりません。エンジニアとしてのスキルだけでなく、幅広い知識が求められます。

業務内容は案件によって様々。客先に常駐する案件も多いものの、在宅での求人も近年増えています。自ら選択できるので、働き方の自由度を高められるのが魅力です。フリーランスの収入は青天井なので、人によっては会社員よりも稼げてしまう場合もあります。

それぞれのキャリアについて、どんなスキルを身につけていくと良いか

それぞれのキャリアにおいて必要なスキルセットについてご紹介します。大前提としてエンジニアとして働いている以上、最低限のシステムやインフラの知識と技術力は必要です。

それに加えて、キャリアごとに伸ばすべきスキルは少しずつ異なってきます。業務範囲や特性、誰を相手に仕事しているかなど、状況に応じて求められる能力は変わってくるためです。

ここでは社内SE、自社サービスのインフラエンジニア、フリーランスのそれぞれで、基本的な技術力や知識に加えて身につけるべきスキルについて解説していきます。

社内SE

社内SEを目指すにあたって、システムやインフラの知識は言うまでもなく必要です。

それに加えて、社内でのコミュニケーション能力と問題解決力が重要スキルです。社内SEが開発したシステムを利用する人は自社の社員。良いシステムを導入し、改善するには実際にそのシステムを使っている社員の意見や困り事を聞く必要があります。

社員のリクエストを正しく把握し、システムに反映させるということが業務内容であるため、コミュニケーション能力と問題解決能力は必要不可欠です。

自社サービスのインフラエンジニア

自社サービスを一から作るため、比較的高い技術力と経験値が求められます。

特に設計・構築スキルはマストです。加えて、昨今ではクラウド技術の需要が高まっています。クラウドの登場により、インフラの管理・運用のあり方が変わってきたため、クラウド周りのスキルはセットで持っておくと価値が上がるでしょう。

また、自社サービスの価値を高めるために、常に新しい技術や業界動向を把握しておくことが求められます。目の前の業務だけでなく、最新の技術情報や自己学習を行っているかどうかも重要です。

フリーランス

フリーランスに求められる技術スキルは自社サービスのインフラエンジニアと同レベルです。これは会社員でもフリーランスでも求められるアウトプットは変わらないからです。

他にフリーランス特有のスキルセットとしては、柔軟な対応力や適応力が挙げられます。フリーランスは契約期間が決まっていたり、クライアントから契約を打ち切られたりする可能性があり、案件のサイクルが早い傾向にあります。

つまり、新しい案件や環境に入る機会が圧倒的に多いため、新たな状況でも現状をきちんと把握し、柔軟に適用する力が求められるのです。

また、業務を進める上で他部門とやりとりをする機会もあり、開発エンジニアよりも折衝能力が必要になる場面も出てきます。スムーズに折衝を行えるスキルはあって損ではありません。

まとめ

インフラエンジニアは我々の生活に欠かせない重要な業務を行っているからこそ、働く環境がきついと感じてしまう人も多いでしょう。

しかし、言い換えるとインフラエンジニアは社会貢献度が高く、やりがいのある仕事とも言えます。 それでも、インフラエンジニアとして働いている方で辛いと感じているのなら、環境を思い切って変えてみるのも一つの手段です。

今回紹介したキャリアの他にSRE、セキュリティなど注目度が高まっているものもあり、インフラエンジニアのキャリアは可能性がたくさんあります。どんなキャリアが自分に向いているか分からない方は、一度エージェントに相談してみるのも良いかもしれません。

具体的に転職を考えていなくても、キャリア設計について相談ができるので、気軽に相談できます。ただ辛いだけでなくやりがいを感じ、いきいきしながら働ける環境が見つけてくださいね。

キャリア相談ならエンジニアファクトリーへ

今後のキャリア相談をしたい方、インフラエンジニアのスキルや経験を積んでいきたい、さらにスキルアップしたい方にはエンジニアファクトリーをお勧めします。

エンジニアファクトリーは、IT業界に精通したキャリアカウンセラーが、あなたのご希望や今後携わりたいお仕事や条件などをヒアリングした上で、現在の業界動向を踏まえ、転職希望者の方には社員求人を、フリーランスのITエンジニアの方には案件をご紹介しています。掲載している案件は、Webアプリケーション開発やネイティブアプリケーション開発、バックエンド開発といった領域で、非常に多岐に渡ります。

IT業界に精通したコンサルタントが在籍しているため、エンジニアの立場を理解し、希望条件や懸念事項を考慮に入れたご提案が可能です。

案件を受けるか決めていない段階でもご相談を受け付けています。まずは無料会員登録のうえ、何でもお気軽にご相談ください。