2024/03/04

マーケターの平均年収は?職種別年収や年収が高いマーケターの特徴を紹介

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マーケターの平均年収は?職種別年収や年収が高いマーケターの特徴を紹介

「マーケターの平均年収はどれくらい?」「そもそもマーケターの仕事内容って?」

Webマーケティングの需要が拡大する中、マーケターは花形職業として注目を集めています。しかし、その具体的な業務内容については、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「マーケターの仕事内容」「マーケターとして年収を上げる方法」などについて解説していきます。

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マーケターの平均年収はどれくらい?

マーケターの平均年収はどれくらい?

求人ボックス によると、マーケターの平均年収は429万円、月収は約41万円です。マーケターの年収は、勤務先や経験・求められるスキルによって大きく異なります。

この記事では、下記4つのマーケティング職の年収について解説します。

  1. SEOコンサルタント
  2. SNSマーケター
  3. リスティング広告運用マーケター
  4. インフルエンサーマーケター

SEOマーケター

SEOマーケターの平均年収は、約438万円〜625万円です。未経験者の場合の平均年収は、約350万円〜450万円となっています。また、SEOマーケターは上流工程から携わることが多いため、単価が高く、フリーランスであれば1,000万円を目指すことも可能です。

SEOマーケターの需要は、下記の理由から年々高まることが予想でき、年収も高くなる傾向にあります。

  • インターネットの普及に伴い、Webサイトを利用するユーザーが増加している
  • 検索エンジンのアルゴリズムが複雑化・高度化している
  • 企業のWebマーケティングにおけるSEO対策の重要性が増している

SNSマーケター

SNSマーケターの平均年収は、約400万円〜500万円です。未経験者の場合の平均年収は、約300万円〜400万円となっています。

また、会社の規模や経験年数、スキルなどによっても年収は異なりますが、成果を出せば年収1,000万円を目指すことも可能です。

SNSマーケターは、企業のSNSアカウント運用やSNS広告運用など、SNSを活用したマーケティング施策を立案・実行する役割を担っています。近年、SNSの利用者が増加していることから、SNSマーケターの需要が高まり、年収も上がりやすい傾向にあります。

リスティング広告運用マーケター

リスティング広告運用マーケターの平均年収は、約400万円〜500万円です。未経験者の場合の平均年収は、約300万円〜400万円程となっています。

リスティング広告運用マーケターとして活躍するためには、以下のスキルや経験が求められます。

  • オペレーションスキル
  • ライティングスキル
  • 分析・解析力
  • コミュニケーション力

リスティング広告運用マーケターは、企業のWebサイトの流入数を増やすことで、企業の売上や利益に貢献する重要な役割を担っています。そのため、これらのスキルを身につけることで、更なる年収アップを期待することができます。

インフルエンサーマーケター

インフルエンサーマーケターの平均年収は、約300万円〜500万円です。未経験者の場合の平均年収は、約300万円〜400万円程となっています。

インフルエンサーマーケターは、下記の理由から将来性が高いと言えます。

  • ソーシャルメディア(Instagram・YouTube・TikTokなど)の利用者が増加している
  • 視聴者との強い結びつきを持ち、信頼性のある情報を提供するインフルエンサーの影響力が高まっている
  • 在宅時間の増加やオンラインでの情報収集が発展し、コロナ禍において大きな成長を遂げた市場である

そのため、インフルエンサーマーケティングの需要や市場規模は、今後も成長を遂げる可能性が高く、更なる年収アップが期待できます。

そもそもマーケターとは?

そもそもマーケターとは?

マーケターの仕事内容は、企業の商品やサービスを売るために、ターゲット顧客のニーズを理解し、それに応じたマーケティング戦略を策定し実行することです。

マーケターの具体的な仕事内容は、以下の通りです。

1.市場調査や分析
2.ーケティング戦略の立案
3.マーケティング施策の実行
4.マーケティング効果の測定・分析

1.市場調査や分析
マーケットの状況を把握するために、競合他社の動向や顧客のニーズを調査・分析する

2.マーケティング戦略の立案
調査・分析の結果をもとに、ターゲット顧客のニーズを満たすためのマーケティング戦略を立案する

3.マーケティング施策の実行
マーケティング戦略に基づき、広告・宣伝や販売促進などのマーケティング施策を実行する

4.マーケティング効果の測定・分析
マーケティング施策の効果を測定し、分析する

色々あるマーケターの職種

マーケターは、その仕事内容や求められるスキルによって、さまざまな種類に分けられます。

得意とする領域や求められるスキルが異なるため、マーケターを目指す方は、それぞれの特徴を正しく理解しておくことが大切です。

  1. Webマーケター
    オンラインチャネルを活用したマーケティング全般を担う
  2. SNSマーケター
    InstagramやTikTok、YouTubeといったSNSを活用したマーケティングを担当する
  3. コンテンツマーケター
    自社商品やサービスの魅力を伝えるコンテンツを企画・制作・運用し、ターゲット顧客の購買行動を促す
  4. CRMマーケター
    CRM(顧客管理ツール)を活用し、顧客のニーズや傾向からそれに合ったマーケティング施策を立案・実行する

■あわせて読みたい記事:Webマーケティングの平均年収とは?年収を上げる方法も紹介

年収が高いマーケターとはどんな人

年収が高いマーケターとはどんな人

年収が高いマーケターには、以下の3つの特徴があります。

  1. 専門性の高いスキルや経験を有している
  2. 成果をあげた実績がある
  3. コミュニケーション・プレゼン能力が高い

それぞれの特徴について解説します。

1.専門性の高いスキルや経験を有している

専門性の高いスキルや経験を有しているマーケターは、以下の特徴を有しています。

  • マーケティングの基礎知識が身についている
  • データ分析や統計解析のスキルを有している
  • クリエイティブな発想力やアイデアを持っている
  • トレンドや技術への敏感さがある

これらの特徴を有しているマーケターは、企業の売上や利益に貢献できるマーケティング施策を立案・実行できるため、年収が高くなる傾向にあります。

2. 成果をあげた実績がある

成果をあげた実績がある人がマーケターとして年収が高くなる理由は以下の通りです。

  1. 企業の利益に貢献できるため
    成果をあげたマーケティング施策は、企業の売上や利益の向上につながります。そのため、成果をあげた実績があるマーケターは、企業にとって価値のある人材として評価されます
  2. リーダーシップやマネジメント能力があると判断されるため
    成果をあげたマーケティング施策は、チームや組織の力を結集して成し遂げられたものです。そのため、成果をあげた実績があるマーケターは、リーダーシップやマネジメント能力があると判断されます

3. コミュニケーション・プレゼン能力が高い

マーケターは、自身の知識や経験を基に、ターゲット顧客のニーズや課題を解決するための戦略を立案します。その戦略を、論理的にかつ説得力のあるプレゼンで他者に伝えることで、自らの考えを実現し、企業の成長に貢献することができます。

また、マーケターは、社内外の関係者とコミュニケーションをとり、協力してマーケティング施策を立案・実行します。そのため、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の高いマーケターの年収が高くなる傾向にあります。

マーケターとして年収を上げる方法

マーケターとして年収を上げる方法

マーケターとして年収を上げるには、以下の4つの方法が挙げられます。

  1. 専門性の高いスキルを身につける
  2. マネジメント職につく
  3. 年収の高い業界へ転職する
  4. フリーランスを目指す

ここからは、それぞれの方法について解説していきます。

1. 専門性の高いスキルを身につける

マーケターとして年収を上げるために最も重要なことは、専門性の高いスキルを身につけることです。具体的には、以下のようなスキルや能力が求められます。

  • コミュニケーション能力
  • 発想力
  • ITスキル
  • 分析力

これらのスキルや経験を身につけることで、企業の売上や利益に貢献できるマーケティング施策を立案・実行できるようになり、更なる年収アップにつながります。

また、マーケティング検定ネットマーケティング検定など、マーケティングに役立つ資格を取得することもおすすめです。

2. マネジメント職につく

マーケターとして年収を上げる方法の一つとして、マネジメント職につくことが挙げられます。マネジメント職とは、部下やチームを率いて、マーケティング戦略の実行やスケジュール管理をする役割です。

マネジメント職につくことで年収が上がる理由は以下の通りになります。

  • より高いスキルや経験、責任が求められる
  • リーダーシップやマネジメントスキルを身につけることができ、企業で重宝される

年収アップを目指すマーケターは、マネジメント職への転職や昇進を検討することをおすすめします。

3. 年収の高い業界へ転職する

マーケターとして年収を上げる方法の一つとして、年収の高い業界へ転職することが挙げられます。年収は個人の能力やスキルだけでなく、業界や企業規模によっても大きく左右されます。

マーケターとして年収が高い業界としては、以下の通りです。

  • 外資系企業
  • 大手企業
  • IT・通信業界
  • 金融・保険業界
  • メーカー

これらの業界はマーケティングに力を入れているため、年収水準が高くなる傾向にあります。

4. フリーランスを目指す

マーケターとして年収を上げる方法の一つとして、フリーランスを目指すことも挙げられます。フリーランスは、企業に所属せず、個人で仕事を請け負う形態です。そのため、自分のスキルや経験を活かして、高単価で仕事を請け負うことができます。

フリーランスのマーケターとして年収を上げるためには、以下のスキルや経験を身につけておく必要があります。

  1. マーケティングに関する専門知識やスキル
  2. 実績
  3. 営業力

年収アップを目指すマーケターは、フリーランスになることを検討することをおすすめします。

Webマーケターは転職しやすいって本当?

Webマーケターは転職しやすいって本当?

マーケターは、キャリアアップとして転職しやすい職種と言えます。その理由は、以下のとおりです。

●幅広い業界で通用するスキルが身に付く
マーケティングは、商品やサービスの企画・開発、販売・プロモーション、顧客分析など、幅広い領域をカバーする職種です。そのため、マーケティングの知識やスキルを身につけたマーケターは、幅広い業界で通用します。

●常に新しいスキルを身につけることができる
マーケティングは、IT技術や社会情勢の変化などによって、常に変化する分野です。つまり、マーケターが常に新しいことに挑戦し、成長し続けることを促すため、キャリアアップのチャンスを広げることにつながります。

●成果が可視化できるため、評価されやすい
マーケティング施策の成果は、売上や顧客満足度などの数値で可視化することができます。そのため、マーケターは成果をアピールしやすく、評価されやすくなっています。

マーケターとしてキャリアアップを目指す際には、自分の目標や志向性に合わせて、適切なスキルや経験を積んでいくことが大切です。

マーケターに必要なスキルは?

マーケターに必要なスキルは?

マーケターに最低限必要なスキルは以下の3つです。

●マーケティングの基礎知識
マーケティング手法の特徴や効果を理解することで、目的やターゲットに合った手法を選ぶことができます。

●PC・ITスキル
情報を集計するためにExcel、プレゼンのためにPowerPointを使うことがあるため、基本的なPCツールを使いこなせる必要があります。

●Web制作関連のスキル
WordPressの操作方法やHTML・CSSの知識が必要になります。

マーケティングスキルを身につけるには

マーケティングスキルを身につけるには

マーケターとして高収入を得るためには、経験とスキルの積み重ねが欠かせません。また、マーケティングは常に変化する分野であるため、継続的な学習も重要です。

ここからはマーケティングスキルを身につける方法を3つ解説します。

  1. 書籍やWebサイトなどで学ぶ
  2. セミナーや研修を受講する
  3. 資格取得を目指す

1. 書籍やWebサイトなどで学ぶ

独学でマーケティングスキルを身につけるには、書籍やWebサイトなどで学ぶことをおすすめします。書籍やWebサイトを活用すれば、通勤時間などの隙間時間にも知識を吸収することができます。

また、最近ではYouTubeなどの動画サイトでも、マーケティングについて解説している動画が多く公開されています。これらの動画を活用することで、効率的にマーケティングの知識やスキルを身につけることができます。

2. セミナーや研修を受講する

マーケティングスキルを身につける方法として、セミナーや研修を受講する方法があります。セミナーや研修では、マーケティングの基礎知識から実践的なスキルまで、幅広い内容を学ぶことができます。また、講師から直接指導を受けることで、より理解を深めることができます。

セミナーや研修の種類は、WebマーケティングやSNSマーケティング、データ分析など、さまざまなものがあります。自分の興味や目的に合わせて、適切なセミナーや研修を選ぶことが大切です。

3. 資格取得を目指す

マーケティングスキルを身につける方法として、資格取得を目指す方法があります。資格を取得することで、マーケティングの知識やスキルを客観的に証明することができます。

具体的なマーケティング資格は以下の通りです。

また、マーケティングに関する資格を取得することで、転職や就職の際にも有利になります。

まとめ

この記事では、マーケターの給料や年収を上げるために必要なスキルについて解説してきました。

デジタル広告の普及により、マーケターの価値は高まっています。今後も、さまざまな業界がWeb展開を進めていくため、マーケターの需要はさらに増えていくでしょう。

専門的な知識やスキルを身につけたマーケターは、高年収を獲得できる可能性が高くなっています。まずは、キャリアを積んでさらなる成長を目指しましょう。