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・ERPや受発注の流れに知識のある方 ・要件を落とし込んで議論、ドキュメントに落とし込める方

業務運用設計は、 「新しいERPシステムを導入した後の業務プロセスがどのように実行されるのか」を設計する活動です。 言い換えれば、「ERPシステムを使って、日々の業務をどのように回していくのか」を具体的に定義していく作業となります。 【具体的な内容】 ・新業務プロセス設計 ERPシステムの標準機能、アドオン機能を最大限に活用した、より効率的な業務プロセスを設計する。 課題解決、業務効率化、内部統制強化などの目標達成に向けた業務プロセスを構築する。 業務フロー図、業務記述書、役割分担表などを作成する。 ・ワークフロー設計 設計された新業務プロセスをシステム上で実現するためのワークフローを詳細に設計する。 承認ルート、承認者、承認期限、エスカレーションルールなどを定義する。 例外処理、代理承認、条件分岐などの複雑なワークフローも考慮する。 ・役割定義・責任分担 新業務プロセスにおける各部門・担当者の役割と責任範囲を明確化する。 組織体制との整合性を図りながら、適切な役割分担を設計する。 権限委譲、職務分掌、意思決定プロセスなどを明確にする。 ・ユーザー教育計画策定 新業務プロセスとERPシステムの操作方法をユーザーがスムーズに習得できるよう、教育計画を策定する。 教育対象者、教育内容、教育期間、教育方法（集合研修、OJT、eラーニングなど）、教材などを計画する。 教育効果測定方法、フォローアップ体制なども検討する。 ・ユーザー受け入れテスト (UAT) 計画・実施 (業務視点) 設計された業務プロセスが実際に問題なく運用できるか、ユーザー視点で検証するテストを計画・実施する。 テストシナリオ作成、テストデータ準備、テスト環境構築、テスト実施、不具合管理、再テストなどを実施する。 合否判定基準、ユーザー部門の役割分担などを明確にする。 ・業務運用マニュアル・手順書作成 新しい業務プロセスをユーザーが日常的に参照できるよう、詳細な業務運用マニュアルや手順書を作成する。 操作手順、業務ルール、FAQ、トラブルシューティングなどを記載する。 マニュアル形式（PDF、Webマニュアル、動画マニュアルなど）、更新頻度、管理体制なども検討する。 ・組織変更管理 新業務プロセスに合わせて、組織体制、役割分担、人事制度などを変更する必要がある場合、その計画を策定する。 組織構造変更、人員配置変更、評価制度見直しなどを検討する。 変更による影響範囲、移行スケジュール、コミュニケーション計画などを策定する。