2017年に政府から発表された『働き方改革』やコロナの影響もあり、企業に縛られる働き方からフリーランスのように自由な働き方を求める人が増えて来ました。
そもそも『フリーランス』とは、どのような職種があってどのような働き方をするのでしょうか?
この記事では、これからフリーランスを目指している人向けにフリーランスの働き方、代表的な職種や年収アップのポイントなどを詳しくご紹介します。

エージェントサービス「エンジニアファクトリー」では、ITフリーランスエンジニアの案件・求人の紹介を行っています。
紹介する案件の平均年商は810万円(※2023年4月 首都圏近郊のITエンジニア対象)となっており、スキルや言語によって高条件の案件と出会うことができます。
氏名やメールアドレス・使用できる言語を入力するだけで、簡単60秒ですぐにサポートを開始できます。案件にお困りのITフリーランスの方やより高条件の案件と巡り合いたいと考えている方は、ぜひご登録ください。
フリーランスとは?
フリーランスという言葉を聞いたことはあるが、具体的にどんな職業なのかわからない人も多いのではないでしょうか?
以下の3つについて、詳しく見ていきましょう。
- フリーランスの定義について
- フリーランスとして働く上で発生する障壁
- フリーランスの就業日数と就業時間
それぞれ解説します。
フリーランスの定義について
フリーランスとは、企業や組織に属さず、業務委託により個人で仕事を請け負う働き方です。クライアントから仕事の単位で発注を受けて期日までに納品することで、対価として報酬を受け取る契約形態です。
「フリーランス(freelance)」は、「Free(自由・無料)」と「Lance(槍)」という2つの単語を組み合わせてできた言葉です。その語源は、戦争でおもに槍が用いられていた中世ヨーロッパで、傭兵団に属さず王や貴族と直接自由契約を結ぶ傭兵を「フリーランス」と呼んでいたことから来ているようです。
フリーランスとして働く上で発生する障壁
こちらは、『内閣官房日本経済再生総合事務局』により約7500名のフリーランスに実施した『フリーランス実態調査』の結果です。
そのうち、『フリーランスとしての働き方の満足度はどの程度なのか』について質問したときの回答結果です。

上の図からわかるように、7割以上のフリーランスが以下のように回答しています。
- 仕事上の人間関係
- 就業環境(働く時間や場所など)
- プライベートとの両立
- 達成感や充実感
一方で、収入について満足しているフリーランスは4割程度にとどまりました。そこで、『フリーランスとして働く上で障壁となっていることは何か』について質問した回答結果が以下の図になります。

『収入が少ない・安定しない』が約6割を占めており、企業や組織に属する正社員と違って毎月の収入が保証されていない点については、少なからず不安はあるようです。
引用:フリーランス実態調査結果|内閣官房日本経済再生総合事務局
フリーランスの就業日数と就業時間
続いて『フリーランスのお仕事をする日の1日あたりの就業時間はどれぐらいか』『フリーランスのお仕事をする日が月にどれぐらいあるか』について質問した回答結果が以下の図になります。

1日の就業時間は、2時間以上8時間未満の間に集中しているようです。また、1月あたりの就業日数は『5日以内』が23.5%と言う意外な結果で、次に多いのが『21日以上25日以内』で17.6%でした。
フリーランスのなかには副業も含まれますが、以上のことからフリーランスの働き方は、多種多様と言えるでしょう。
これまで、フリーランスについて詳しく解説してきました。
次の章では、フリーランスと個人事業主やフリーターとの違いについて見ていきましょう。
フリーランスと個人事業主との違い
フリーランスのほかに、個人事業主と言う名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
個人事業主とは、税務署に開業届を出している個人で事業を営んでいる人です。つまり、フリーランスとの違いは、税務署に開業届を出しているかどうかです。
フリーランスで法人化していない人は、税法上『個人事業主』と同じ区分となりますので、社会的にそこまで違いなく見えるでしょう。
また、開業届を出さずにフリーランスとして事業を営む場合は、確定申告を忘れないようにしましょう。
あわせて読みたい記事:フリーランスが確定申告をするときってどうするの?注意点は?
フリーランスとフリーターとの違い
フリーランスとフリーターとの違いですが、働き方に大きく異なる点があります。
フリーターは、企業や店舗と雇用契約を結び、パートタイムやアルバイトで収入を得る人のことです。
それに対してフリーランスは、企業や組織に属さず業務委託により個人で仕事を請け負う働き方であることから、企業などに雇用されているかどうかの違いがあります。
これまで、フリーランスと個人事業主やフリーターとの違いについて詳しく解説してきましたが、フリーランスにはさまざまな職種の人がいると聞きます。
次の章では、フリーランスの職種のうち代表的な職種について見ていきましょう。
フリーランスの代表的な職種一覧
フリーランスの代表的な職種は、以下の5つになります。
- ライター
- デザイナー
- エンジニア
- マーケター
- コンサルタント
それぞれ解説します。
ライター
ライターは、パソコンで文字を書く職種で、おもにWebライターを指すことが多いです。
特別なスキルが不要で未経験でもはじめやすい職種であることから、フリーランスや副業人口の多い人気のお仕事です。パソコン1台あれば、カフェや旅行先など場所を選ばず執筆作業ができるのもライターの魅力の一つでしょう。
ライターといっても、SEOライター、コピーライター、取材ライターなどさまざまな種類があります。その中でもさらに金融、美容、不動産、転職などのジャンルに分かれ、それぞれの専門性を生かして得意なジャンルで活躍されている人が多いです。
デザイナー
デザイナーは、雑誌や書籍の表紙、製品、ポスター、レイアウトなど、さまざまなデザインを手がける職種です。
未経験からだと多少の努力は必要ですが、デザイナーのフリーランスも人気の職種のうちの一つです。フリーランスデザイナーは、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、UI/UXデザイナーの3つに分かれます。
企業で働くデザイナーは、担当する制作物の種類やジャンルなどが決まっていることも多々あります。一方で、フリーランスデザイナーは自分で携わる制作物やジャンルを選ぶことが出来るため、さまざまな案件にチャレンジすることができます。
エンジニア
エンジニアは、おもにITエンジニアを指すことが多く、IT技術を駆使してコンピューターを動かすシステムを設計・開発する職種です。
専門的な知識やスキルを要するため、未経験からフリーランスになるのは難しいですが、企業で実務経験を積んだエンジニアがフリーランスに転向するケースも少なくはないようです。
フリーランスのエンジニアは、案件の難易度や規模により収入に差が出やすく、企業で働くより高くなる傾向にあります。
マーケター
マーケターは、商品やサービスを売るために集客から販売までの仕組みを作る職種です。
未経験からフリーランスになるのは難しい職種ですが、広告業界からの転向であれば特に重宝されるでしょう。
Webによる集客に苦戦している企業も少なくはなく、そういった企業にとってはフリーランスのマーケターは貴重な存在になりえます。
また、企業出身ではなく、個人でマーケターのスキルを身につけフリーランスとして企業から業務委託を請ける例も最近増えているようです。
コンサルタント
コンサルタントは、クライアントの経営課題をヒアリングし、課題解決に向けた戦略を立案・提案することで企業の成長に向けた業務改善を支援する職種です。
コンサルファームなどの企業も、専門分野に特化した知識やスキルを持ったコンサルタントの育成に苦戦していることから、フリーランスのコンサルタントの需要が高まっています。
特に需要が高いのは、ITマネジメント戦略コンサルタント、SAPコンサルタント、PMOコンサルタントなどです。
これまで、フリーランスの代表的な5つの職種について詳しく解説してきました。
次の章で、フリーランスとして働くメリットについて詳しく見ていきましょう。
フリーランスとして働くメリットとは?
昨今、自由な働き方にメリットを感じ、企業を離れフリーランスに転向する人も増えてきています。そのフリーランスとして働くメリットは、以下の3つになります。
- 自分の好きな仕事を選択できる
- 働く場所と時間を選べる
- 頑張り次第で収入アップが期待できる
それぞれ解説します。
自分の好きな仕事を選択できる
フリーランス1つ目のメリットは、自分の好きな仕事を選択できることです。
会社員は、上司が決めた仕事をするのが基本ですので、我慢して仕事をしている人も少なくはありません。一方フリーランスは、自分が得意な分野で仕事を請けることができ、嫌いな仕事は断ることができます。
また、仕事や職場の人間関係によるストレスもなくなるため、フリーランスの大きなメリットであると言えるでしょう。
働く場所と時間を選べる
フリーランス2つ目のメリットは、働く場所と時間を選べることです。
会社員は、毎日同じ時間に出勤して定時まで働くことが基本ですので、1日会社に拘束されます。
一方フリーランスは、クライアント先常駐の仕事や機密性の高い仕事でないかぎり、カフェでも旅行先でも好きな場所で好きな時間に仕事ができる職種が多いです。
勤務場所については、業務委託を請ける際に事前に確認するようにしましょう。
そこさえ押さえておけば、働く場所と時間に縛られない自由な働き方を手に入れることができます。
頑張り次第で収入アップが期待できる
フリーランス3つ目のメリットは、頑張り次第で収入アップが期待できることです。
会社員は、査定により昇給する仕組みはありますが、期待するほどアップしないのが現実です。
一方フリーランスは、技術力があり成果が上がれば、クライアントにいつでも交渉が可能です。そういった意味でも、成長意欲が高い人にはとても魅力的なメリットだと言えます。
これまで、フリーランスとして働くメリットについて詳しく解説してきましたが、デメリットも少なからずあるでしょう。
次の章では、フリーランスとして働くデメリットについて見ていきましょう。
フリーランスとして働くデメリットとは?
フリーランスとして働くメリットを見て、とても魅力的な職業だと感じたと思います。
ここからは、デメリットも事前にインプットしておくことで、フリーランスに転向するまでに万全な準備を行うための方法として役立てていただければと思います。
フリーランスとして働くデメリットは、以下の3つになります。
- 毎月安定した収入が保証されない
- 自己管理能力が問われる
- 会社という後ろ盾がなくなる
それぞれ解説します。
毎月安定した収入が保証されない
フリーランス1つ目のデメリットは、毎月安定した収入が保証されないことです。
会社員は、成果に問わず毎月安定した収入を得ることが出来ますが、フリーランスは収入が保証されていません。
仕事を受注して納品・検収されたものが翌月に報酬として支払われますので、自分がこなせる作業量やサービス次第で、会社員時代の収入を超えれるかどうかが決まります。
そういった意味では、青天井であるというメリットはありますが、保証がないというデメリットにもなります。
自己管理能力が問われる
フリーランス2つ目のデメリットは、自己管理能力が問われることです。
会社員は、作業のスケジュール管理を自分で行いながらも、プロジェクト全体のスケジュールは基本上司が管理します。
一方フリーランスは、働き方に自由がある分、スケジュールなども全て自己管理する必要があります。そういった点は、会社員の方が楽に感じる人もいるでしょう。
会社という後ろ盾がなくなる
フリーランス3つ目のデメリットは、会社という後ろ盾がなくなることです。
会社員は、何か問題を起こしてしまったときは最終責任は上司にありますが、フリーランスは全て自己責任になります。
そういった意味では、会社という後ろ盾がない不安は少なからずあるでしょう。
これまで、フリーランスとして働くデメリットについて詳しく解説してきましたが、フリーランスになる前に事前にやっておくべきことがあるでしょう。
フリーランスになったあとに慌てないように、万全に準備をしておくことをおすすめします。
次の章では、フリーランスとして働くためにやっておくべきことについて見ていきましょう。
フリーランスとして働くためにやっておくべきこと
フリーランスになるには、ただ仕事を受注すれば良いというわけではなく、事前に準備が必要なものがいくつかあります。
以下の7つは押さえておきましょう。
- クレジットカード・ローンの審査を受ける
- 開業届・青色申告承認申請書を提出する
- 健康保険・年金の切り替えと加入手続きをする
- 仕事に必要なものを揃える
- 自分のアピールポイントを整理しておく
- 営業の一環で開業を報告する
- 確定申告を行う
それぞれ解説します。
クレジットカード・ローンの審査を受ける
やっておくべきこと1つ目は、クレジットカード・ローンの審査を受けることです。
フリーランスになったあとでも審査にとおる方法はありますが、可能であればフリーランスになる前に審査を受けることをおすすめします。
あわせて読みたい記事:フリ-ランスはクレジットカードを作れない?審査のポイントやおすすめクレジットカードご紹介
あわせて読みたい記事:フリ-ランス・個人事業主でも住宅ローンは組めます!借入可能額や審査項目について解説
開業届・青色申告承認申請書を提出する
やっておくべきこと2つ目は、開業届・青色申告承認申請書を提出することです。
フリーランスとして仕事をするにあたり、開業届を出すことは必須ではありません。ただ、開業届を出すことにより、以下のようなさまざまな恩恵を受けることができます。
- 青色申告により最大で65万円の控除が受けられる
- 屋号付きの銀行口座を作ることができる
- 小規模企業共済に加入することができる
- 個人事業主として社会的な信用を得ることができる
また、開業届を提出して青色申告を受けるためには、事前に『青色申告承認申請書』を税務署に提出する必要があります。
健康保険・年金の切り替えと加入手続きをする
やっておくべきこと3つ目は、健康保険・年金の切り替えと加入手続きをすることです。
会社を退職してフリーランスになる場合は、勤務先の健康保険から国民健康保険へ切り替える必要があります。また、年金についても厚生年金から国民年金に切り替える必要があります。
国民健康保険については、原則退職日の翌日から14日以内に加入手続きをする必要があるため、忘れないようにしましょう。
仕事に必要なものを揃える
やっておくべきこと4つ目は、仕事に必要なものを揃えることです。
営業面で考えると、人脈を作ることが重要なため、名前と連絡先を覚えていただくのに名刺は必須でしょう。法的な手続きを行うのに、実印も必要となります。
環境面では、場所を選ばないフリーランスのメリットを生かして持ち運びやすい13インチあたりのノートPCがぜひおすすめです。
また、クライアントとの打合せなどでリモート会議が必要になってくるため、光回線や自宅でも屋外でも使えるポケットWifiの購入を考えても良いでしょう。
自分のアピールポイントを整理しておく
やっておくべきこと5つ目は、自分のアピールポイントを整理しておくことです。
フリーランスで新規に仕事を取るときに、職務経歴書の提出を求められたり、面談が行われることは普通にあることです。
求められた際にスムーズに準備できるように、ポートフォリオとして整理しておくことをおすすめします。
内容としては、自分がこれまでどんな経験を積んでどんな成果を挙げてきたか、何が得意でどんなスキルを持っているのかをアピールできるポイントを盛り込むと良いです。
営業の一環で開業を報告する
やっておくべきこと6つ目は、営業の一環で開業を報告することです。
フリーランスになった場合、とにかく営業次第で人脈の広がり方が大きく変わってきます。そのためには、日頃から接点がある人には、開業したことを報告しておくことで先々なにかしらビジネスに発展する可能性があります。
営業も地道で小さな積み重ねが重要です。
確定申告を行う
やっておくべきこと7つ目は、確定申告を行うことです。
フリーランスとして所得があり、1月1日から12月31日までに得た収入が48万円を超える場合は、確定申告をしなければいけません。もし、確定申告を行わない場合、脱税とみなされ厳しい処罰が課せられるので注意しましょう。
確定申告には青色申告と白色申告があり、やや手続きや書類の書き方が複雑ではありますが、節税効果の大きい青色申告をおすすめします。
あわせて読みたい記事:フリーランスが確定申告をするときってどうするの?注意点は?
これまで、フリーランスとして働くためにやっておくべきことについて詳しく解説してきましたが、収入が青天井であるフリーランスのメリットを生かすべきです。
そのためには、年収をアップさせるポイントを押さえておくと良いでしょう。
次の章では、フリーランスで年収をアップさせるポイントについて見ていきましょう。
フリーランスで年収をアップさせる4つのポイント
フリーランスで年収をアップさせるポイントは、以下の4つになります。
- 営業力を身につける
- 情報収集と人脈の構築をする
- エージェントサービスの利用
- ポートフォリオを作り込む
それぞれ解説します。
営業力を身につける
フリーランスは、自分の仕事は自分で取ってこなくてはなりません。そのため、自分をアピールする営業力を身に付ける必要があります。
営業力を身に付けることができれば、自ずと仕事も入ってくるようになるでしょう。
また、事前準備も必要ですので、前の章の『フリーランスとして働くためにやっておくべきこと』の『自分のアピールポイントを整理しておく』を参考にされてください。
情報収集と人脈の構築をする
会社員を辞めてフリーランスになると、仕事上の人との関わりが自分次第になってきます。
人との交流がなくなることで最新の技術トレンドも入って来づらくなり、気づいたら先端技術から取り残されて、場合によっては機会損失のリスクもあります。
そうならないためにも、SNSなどを通じて交流会やコミュニティなどに積極的に参加し、人との交流も増やしつつ最新の技術トレンドも押さえていくようにしましょう。
エージェントサービスの利用
昨今、転職に関する情報提供や企業とのマッチングをサポートするエージェントサービスが増えています。その中でも、フリーランス向けに特化したサイトも多数あり、より好条件で案件を獲得するにはおすすめです。
以下は、フリーランス協会の『フリーランス白書2018』と『フリーランス白書2023』における『仕事の獲得経路』のアンケート結果です。


やはり、人脈によるものが多いようですが、『エージェントサービスの利用』に着目すると2018年から2023年にかけて13.4%から25.8%へ12.4ポイント増えています。
そのことからも、エージェントサービスの利用への注目が集まっていることがよくわかります。
ポートフォリオを作り込む
フリーランスや副業で仕事を取る際に、ポートフォリオを作成することが主流になってきています。
ポートフォリオとは、自分が持っているスキルやこれまでの実績を示すもので、準備しておくことで仕事獲得への決定打になる可能性があります。
そのため、可能であれば実績がわかるもの、ライターなら自分が執筆した記事が掲載されているWebサイト、デザイナーなら自分がデザインした制作物などを提示できると良いアピールになるでしょう。
あわせて読みたい記事:フリーランスの収入はいくらくらい?職種別平均年収や年収アップの方法とは
これまで、フリーランスで年収をアップさせる4つのポイントについて詳しく解説してきましたが、フリーランスになるうえで注意しておかないといけないこともあります。
次の章で、そのポイントについて見ていきましょう。
フリーランスになるうえで注意すべきポイント

フリーランスになるうえでの注意すべきポイントは、以下の2つになります。
- 未経験では案件獲得が難しい
- 契約書は忘れずに交わしておく
それぞれ解説します。
未経験では案件獲得が難しい
フリーランスは、基本業務委託になりますので、即戦力を求められることが多く未経験では案件獲得は難しくなります。ただ、クラウドソーシングなどの案件募集のなかには、未経験でも獲得できる案件もあるので1度はチャレンジしてみても良いでしょう。
会社員として本業でスキルを身に付け、自分で案件をこなせるスキルを獲得できたと思えるのであれば、まずは副業でクライアントへの営業・案件獲得の応募をすることをおすすめします。
そのうえで、副業で継続的な案件獲得もでき収入も安定してきたのであれば、フリーランスとして独立しても良いでしょう。
つまり、フリーランスとして生活していくのであれば、段階を踏んで基盤を作りながらすすめることをおすすめします。
契約書は忘れずに交わしておく
フリーランスとして働くにあたり、契約書については忘れず取り交わしておきましょう。
こちらは、『内閣官房日本経済再生総合事務局』により約1200名のフリーランスに実施した『フリーランス実態調査』の結果です。
そのうち、『取引先とのトラブル』について質問したときの回答結果です。

その中でも、『発注の時点で、報酬や業務の内容などが明示されなかった』が37%、『報酬の支払が遅れた・期日に支払われなかった』が28.8%で約7割弱を占めています。
口約束やメールのやり取りだけですすめることで、上記のようなトラブルになることも少なくはないようです。
そういった意味でも、契約書を取り交わそうとしないクライアントとの仕事は受けないようにした方が良いでしょう。
これまで、フリーランスになるうえで注意すべきポイントについて詳しく解説してきました。
続いては、フリーランスエンジニアの案件を豊富に取り扱っている、「エンジニアファクトリー」を紹介させていただきます。
エンジニアの求人ならエンジニアファクトリー

フリーランスエンジニアとして案件を探すなら、「エンジニアファクトリー」がおすすめです。
エンジニアファクトリーは、フリーランスエンジニアに特化したエージェントです。エンジニアファクトリーのコンサルタントが一人ひとりの気持ちに寄り添い、希望条件や不安を汲み取り、最適な案件の紹介を行います。
エンジニアファクトリーは、フリーランスエンジニアとして働きたい方におすすめのエージェントです。ぜひ、一度登録してみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、これからフリーランスを目指している人向けにフリーランスの働き方、代表的な職種や年収アップのポイントなどについて詳しく解説してきました。
フリーランスとして成功するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- フリーランスとして働くためにやっておくべき7つのこと
- フリーランスで年収をアップさせる4つのポイント
- フリーランスになるうえで注意すべき2つのポイント
フリーランスは、デメリットもありますが、それ以上にメリットが多い職業です。ただし、準備を怠ることでフリーランスになって逆に苦労することになるため、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。