- 未経験からフリーランスエンジニアへ。SES勤務29歳が年収150万円アップを実現するまでのリアルな転機
- 「このまま今の働き方を続けていいのか」と悩んでいた
- 今回話を聞いたエンジニアの経歴
- 当時のスキル・経験・年収
- フリーランス転向前の働き方
- Before|フリーランスを考える前、どんな悩みを抱えていたのか
- Turning Point前夜|なぜ“今”キャリアを見直そうと思ったのか
- Turning Point|エンジニアファクトリーに相談して何が変わったのか
- 意思決定のプロセス|不安をどう乗り越えて独立を決めたのか
- 初案件参画までの流れ|実際にどのように案件を決めたのか
- After|フリーランスになって何が変わったのか
- フリーランスのリアル|良かったことだけでなく、大変だったこと
- 同じ悩みを持つエンジニアへ|本人からのメッセージ
- 一人で判断しないことが、後悔しないキャリア選択につながる
- まとめ|フリーランス転向で大切なのは『勢い』ではなく『判断材料』
未経験からフリーランスエンジニアへ。SES勤務29歳が年収150万円アップを実現するまでのリアルな転機
SES企業で働いていた29歳エンジニアが、フリーランス転向で年収150万円アップを実現。独立前の不安、案件獲得の実態、エージェント活用のメリットまでリアルに紹介します。

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「このまま今の働き方を続けていいのか」と悩んでいた
SES企業で3年間、客先常駐のバックエンドエンジニアとして働いてきた田中翔さん(29歳・仮名)。技術力は着実についていた。金融系の大手案件にも参画し、周囲からの評価も悪くなかった。それでも、なぜか年収は370万円台から一向に動かなかった。
「頑張っても給与に反映されない。評価されているのか、されていないのかも分からない。このままで本当にいいのか、毎日モヤモヤしていました」
フリーランスという選択肢は頭にあった。しかし、「案件が切れたら?」「税金や保険はどうする?」「そもそも自分に通用するのか?」という不安が先に立って、情報収集すら満足にできていなかった。
転機が訪れたのは、2023年秋のこと。同僚のひと言が、彼のキャリアの選択肢を大きく広げることになる。
この記事で分かること
- SESエンジニアがフリーランスへ転向した実体験(Before→After)
- 年収150万円アップを実現した具体的な判断プロセス
- 独立前の不安をどうやって乗り越えたか
- エージェント活用で変わったこと・案件獲得の流れ
- フリーランスのリアルな「良い点・大変な点」
今回話を聞いたエンジニアの経歴
田中翔さん(仮名)のプロフィール

プロフィール
名前:田中 翔(仮名)
年齢:29歳
居住地:神奈川県
職種:バックエンドエンジニア
経験:Java / Spring 3年
前職:SES企業(2次請け)
転向前年収:380万円
転向後年収:530万円(月単価65万円)
当時のスキル・経験・年収
田中さんがSES企業に入社したのは27歳のとき。前職は全く異なる業種のサービス業で、いわゆる「未経験からエンジニア」のパターンだ。プログラミングスクールで半年間Javaを学び、SES企業に就職。入社後は金融系システムのバックエンド開発案件に配属された。
3年間でJava / Spring Frameworkを軸にスキルを積み、RESTful APIの設計・実装、DBのパフォーマンスチューニングといった業務もこなせるようになっていた。業務上の評価は問題なかったが、年収は入社時の350万円から3年で380万円へ、30万円しか上がっていなかった。
フリーランス転向前の働き方
勤務形態は典型的なSES・客先常駐。月曜から金曜、クライアント企業のオフィスに出社し、指示された仕様どおりに開発を進める日々だった。技術選定や仕様決定には関与できず、「与えられた仕事をこなすだけ」という閉塞感を強く感じていた。
所属SES企業の単価と自分の給与のギャップについては「具体的な数字は分からなかったが、明らかに中間マージンは大きいと感じていた」と田中さんは語る。
Before|フリーランスを考える前、どんな悩みを抱えていたのか
頑張っても給与に反映されないSESの構造に違和感があった
「金融系の案件って、市場的には単価が高い案件なんですよ。でも自分の給与は全然上がらない。会社が単価の何割かを抜いて、自分には一部しか渡っていない構造だと気づいてからは、正直モチベーションが上がりにくかったです」
SESビジネスモデルの特性上、エンジニアの給与は必ずしも市場単価に連動しない。クライアントが高い単価を払っていても、SES企業のマージンが多ければエンジニアへの還元は少なくなる。田中さんが「割に合わない」と感じるのは、構造的な問題でもあった。

評価基準が見えず、将来の成長イメージも持てなかった
「昇給の基準が全く分からなかった。上司に聞いても『頑張ってね』で終わる。目標設定も曖昧で、何をすれば年収が上がるのか、誰も教えてくれなかった」
評価制度の不透明さは、先の見えないキャリアへの不安と直結していた。30代、40代になったとき自分はどうなっているのか。今の会社に居続けてスキルアップできるのか。そうした問いに答えが出ない日々が続いていた。
フリーランスに興味はあったが、不安のほうが大きかった
フリーランスという働き方への関心は以前からあった。しかし、実際に動こうとすると「不安の壁」にぶつかった。
田中さんが感じていたフリーランスへの不安リスト
- 案件が切れたとき(空白期間)の収入はどうなるのか
- 確定申告・社会保険・年金などの手続きが分からない
- 自分のスキルレベルでフリーランス案件をこなせるのか
- 営業や交渉が苦手で自分で案件を取れる自信がない
- そもそも独立する「タイミング」が分からない
「ネットで調べると、すごく上手くいっている人の話ばかりで。自分みたいな普通のエンジニアが本当にフリーランスになれるのか、ピンとこなかったんです」
成功事例を読んでも「自分とは違う」と感じてしまう——これはフリーランス転向を考えるエンジニアが最も陥りやすい思考パターンだ。田中さんも、情報収集する前から「自分には無理かも」という先入観を持っていた。
Turning Point前夜|なぜ“今”キャリアを見直そうと思ったのか
同僚の独立を見て「自分にも可能性があるかもしれない」と思った
転機は思わぬところからやってきた。田中さんと同じ案件に入っていた同僚エンジニアが、突然フリーランス転向を告げたのだ。
「自分と経験年数もスキルも大差ない人が、フリーランスになった。しかも後から聞いたら年収が100万円以上上がっていたって。それを聞いて、初めてリアルに考え始めました」
同僚の実例は、漠然とした憧れを「自分にも可能性があるかもしれない」という具体的な仮説に変えた。「特別な人だけの選択肢ではないんだ」という感覚が生まれた瞬間だった。
情報収集するほど、独立の現実味が増していった
それからしばらく、田中さんは積極的に情報収集を始めた。Twitterやnoteでフリーランスエンジニアの体験談を読み漁り、フリーランス向けエージェントのサイトを比較し、税金や保険に関する記事も一通り目を通した。
「調べるほど、フリーランスって意外と現実的だと分かってきた。Java/Springのエンジニアは需要が高いって情報も多くて。案件単価の相場も知ると、今の給与がかなり低いことに気づいて、ちょっと怒りみたいな感情もありました(笑)」
ただ、ネットの情報だけでは決断できなかった
しかし情報収集には限界があった。ネットに溢れる情報はあくまでも「一般論」であり、「自分の場合」がどうなのかは分からないままだった。
「スキルの評価も、単価の相場も、自分のケースでは実際いくらになるのか。そこを誰かに直接教えてもらわないと、踏み出せないと思った」
一般情報ではなく、自分のスキル・経験に基づいた個別の「市場価値」を知ること。それが、田中さんが次のアクションを起こす動機になった。

Turning Point|エンジニアファクトリーに相談して何が変わったのか
登録のきっかけは「まずは市場価値を知りたい」だった
田中さんがエンジニアファクトリーに登録したのは、「情報収集の一環」という軽い気持ちからだった。
「独立を決めていたわけじゃなくて、自分の市場価値をプロに評価してもらいたかった。今の年収が適正なのか、フリーランスになったらいくらになるのか、それだけ知りたかった」
「相談するだけでもOK」という姿勢だったからこそ、心理的ハードルが下がり、登録に至った。その判断が、その後のキャリアを大きく動かすことになる。
カウンセリングで初めて、自分の単価感と選択肢が見えた
初回カウンセリングは約1時間。担当コンサルタントから丁寧にヒアリングされた。
カウンセリングで聞かれた主な内容
- これまでの業務経験・担当フェーズ(要件定義〜テストのどこまで?)
- 使用技術スタック(Java / Spring / DB / インフラ等)
- 今後やりたい業務・興味ある技術領域
- 希望年収・希望単価
- 働き方の希望(リモート可否・常駐比率・稼働日数)
- 独立に関する不安・懸念点
「自分の経験を整理して話す中で、コンサルタントの方が『田中さんの経験なら、月単価60〜70万円の案件は十分狙えます』と言ってくれた。正直、半信半疑でしたが、実際の案件例も見せてもらって、リアリティが出てきました」
具体的な案件例と単価感が「見える化」されたことで、漠然としていたフリーランスの姿が一気に現実味を帯びた。
今すぐ独立すべきかどうかも含めて相談できた
田中さんが特に驚いたのは、コンサルタントが「独立を急かさなかった」ことだ。
「てっきり『今すぐ独立しましょう!』みたいなセールストークがあると思っていた。でも全然そうじゃなくて、『今すぐじゃなくても、まずスキルシートを整えておきましょう』とか、『転職と比較してみましょう』とか、中立的に話してくれた。それが逆に信頼できると思いました」
メリットだけでなく、フリーランスにすることで生じるデメリットや注意点(単価交渉・契約更新・確定申告など)についても丁寧に説明があった。「リスクを隠さず話してくれた」ことが、田中さんが最終的にエンジニアファクトリーを通じて独立を決めた大きな理由の一つだ。
不安をひとつずつ言語化してもらえたことで前に進めた
カウンセリングのもう一つの価値は、「漠然とした不安を整理してもらえた」ことだった。
「案件が切れたら?という不安には、案件の平均稼働期間や次の案件紹介までの期間を教えてもらえた。確定申告の不安には、経理サポートサービスの紹介もしてもらえた。ひとつひとつ不安に答えてもらうことで、頭の中がスッキリしました」
「相談した結果、独立を辞める判断をしてもいい」というスタンスで臨んだはずが、気づけば「やってみたい」という気持ちが強くなっていた。

意思決定のプロセス|不安をどう乗り越えて独立を決めたのか
独立前に整理した3つの判断軸
田中さんはカウンセリング後、約2週間かけて自分なりの「判断軸」を整理した。
田中さんが設定した3つの判断軸
【判断軸①】年収 → フリーランスで手取りが実質的に増えるか(税・社会保険込みで試算)
【判断軸②】スキルアップ・成長環境 → 今後やりたい技術領域に近い案件が存在するか
【判断軸③】働き方の柔軟性 → 常駐比率・リモート可否・稼働時間の自由度が上がるか
「3つの軸で比較したとき、フリーランスは年収・成長・働き方のすべてで今よりプラスになる可能性が高かった。逆に、今の会社に残ったときのシナリオを考えると、5年後も同じ状況が続くだけだと感じた」
年収だけでなく、働き方と成長環境も比較した
単純な年収比較だけで判断しなかった点が、田中さんの意思決定の質を高めた。フリーランスは年収が上がっても、「孤独感」や「不安定さ」が増す側面もある。田中さんはあえてそれらのデメリットも表に出して比較検討した。
「フリーランスで収入が増えるのは分かった。でも同時に、案件が切れたときのリスクや、自己管理の大変さも理解した上で選びたかった。それをコンサルタントと一緒に整理できたのが大きかった」
最後の決め手は「今の延長線上に理想の未来が見えなかった」こと
最終的な背中を押したのは、ロジカルな分析よりも「感情的な確信」だったと田中さんは言う。
「今の会社にいるベストシナリオを想像したとき、5年後の自分は何も変わっていないと思った。一方でフリーランスになれば、少なくとも『自分で選んだ』という感覚がある。それが決め手でした」
転職・独立における意思決定は、データだけでは完結しない。「今の延長線上に理想の未来が見えない」というシンプルな感覚が、最終的な背中を押した。
初案件参画までの流れ|実際にどのように案件を決めたのか
スキルシートの整理で、自分の強みが明確になった
独立を決意してから最初に取り組んだのが、スキルシートの作成だ。コンサルタントから「スキルシートの書き方一つで、評価が大きく変わる」とアドバイスがあり、担当者と一緒に2週間かけて整えた。
「これまで『Javaをやっていました』くらいの認識だったのが、担当者と話す中で、バッチ処理の最適化経験や、大規模金融システムの負荷試験の経験が強みになるって教えてもらいました。自分の経験を客観的に評価してもらえた感覚がありました」
希望条件に合う案件を複数比較できた
スキルシートが完成すると、コンサルタントから3件の案件が提示された。単価・業務内容・リモート可否・商流(何次請けか)などの詳細情報も一緒に提供され、それぞれのメリット・デメリットを整理した資料も用意してもらえた。
「自分で探していたら1つの案件しか見れなかったかもしれない。複数を比較できたことで、納得感のある選択ができました」
商流・単価・働き方まで確認して参画を決定
3件の中から田中さんが選んだのは、フルリモート可・月単価65万円・直請けに近い2次請けの案件だった。業務内容はマイクロサービスアーキテクチャの設計・開発で、Javaに加えてKubernetesの経験も積める点が魅力だった。
「前の案件は何次請けか分からなかったけど、この案件は商流がクリアで、エンドクライアントとの距離も近かった。それが安心感につながりました」
参画前後のフォローがあったことで安心できた
初案件参画にあたっては、事前の面談対策はもちろん、参画後1ヶ月・3ヶ月のフォローアップ面談もコンサルタントが設けてくれた。
「何かあればすぐ相談できる環境があったことで、精神的にすごく楽でした。一人で飛び込んだわけじゃないという感覚が、最初のうちは特に重要でした」
After|フリーランスになって何が変わったのか
年収は約150万円アップ。報酬への納得感が大きく変わった
月単価65万円で稼働を開始した田中さんの年収は、試算ベースで約530万円(経費控除・税引き前)。SES時代の380万円から、約150万円のアップだ。
「数字が増えた以上に、『自分の仕事に対してちゃんと対価が払われている』という実感が大きかった。SES時代は『どこか取られてる』という感覚がずっとあったので」
年収変化のサマリー
転向前(SES企業・正社員) 月給:約32万円 年収:380万円
転向後(フリーランス) 月単価:65万円 年収換算:約530万円(稼働11ヶ月想定)
差額:約+150万円(経費・税の実質負担を差し引いても十分なアップ)
自分の希望に近い案件を選べるようになった
最も大きな変化として田中さんが挙げるのは、「案件選択の自由度」だ。SES時代は配属先を自分で選べなかったが、フリーランスになってからは自分の希望条件を前提に案件を選べるようになった。
「今の案件が合わなければ次を探せばいい、という精神的な余裕は、SES時代には全くなかった。働き方の主導権を持てた感覚が、一番の変化だと思います」
技術選定や業務範囲にも前向きな変化があった
現在の案件では、マイクロサービス設計の上流フェーズから参画できており、アーキテクチャ選定の議論にも加われるようになった。SES時代には「与えられた仕様を実装するだけ」だったキャリアが、大きく広がりを見せている。
「Kubernetesを実務で触れるとは思っていなかった。スキルの幅が広がったことで、次の案件選択肢も増えていくという好循環を感じています」
「会社に守られる安心」ではなく「自分で選べる安心」を得た
フリーランスになることへの不安として「安定がなくなる」という声は多い。しかし田中さんは、独立後に「別の種類の安心」を手に入れたと語る。
「会社に守られる安心ではなく、自分で選択できる安心。どの案件に入るか、いつ案件を変えるか、自分が決められる。それが今の自分には合っています」
フリーランスのリアル|良かったことだけでなく、大変だったこと
収入が上がっても、自己管理の責任は大きくなる
フリーランスに転向して最初に実感したのは、「全部自分でやる」ことの大変さだ。
「体調管理、スケジュール管理、学習の継続……全部自己責任になる。会社員のときは『会社の仕組み』の中で動いていたけど、フリーランスはその仕組みを自分で作らないといけない」
特に最初の数ヶ月は、案件の業務と並行して手続き系の対応が重なり、思った以上に体力を使ったという。
税務・保険・契約面は最初に戸惑った
確定申告の準備、国民健康保険への切り替え、フリーランス向け口座・クレジットカードの整備——こうした手続きは、誰も教えてくれないまま自分で調べる必要があった。
「確定申告は本当に最初戸惑いました。でもエンジニアファクトリーに紹介してもらったクラウド会計ツールを使い始めてからは、だいぶ楽になりました。情報を持っているエージェントに相談しておけば良かったと思います」
国民健康保険の保険料が、会社員時代と比べて高くなる点も注意が必要だ。手元の収入が増えても、社会保険コストを正しく計算していないと、実質的な可処分所得の増加幅が想定より小さくなることもある。
だからこそ、相談先があることが重要だった
「フリーランスになって後悔はしていない。でも、一人でやっていたら何度か詰まっていたと思う。困ったときに聞ける人がいることの価値は、独立してから初めて分かりました」
エージェントの価値は案件紹介だけではない。税務・保険・契約更新・案件切り替えのタイミング——こうした「経営判断に近い意思決定」を一緒に考えてくれる存在として機能することが、長く安定してフリーランスを続けるための鍵だと田中さんは言う。
同じ悩みを持つエンジニアへ|本人からのメッセージ
迷っているなら、まずは自分の市場価値を知るだけでもいい
「今の私から過去の自分に言えることがあるとしたら、『もっと早く動けばよかった』の一言です。でも、怖くて動けない気持ちも分かる。だから、独立を決めなくていいから、まず市場価値を知ることだけやってほしい」
市場価値を知ることは、キャリアを変える義務ではない。「自分には今どのくらいの価値があるのか」を知るだけで、今の仕事へのスタンスが変わることもある。知らないままでいることが、一番損だと田中さんは言う。
独立はゴールではなく、自分らしい働き方を選ぶ手段
「フリーランスが絶対に正解とは思っていないし、会社員が悪いとも思っていない。でも、キャリアの選択肢を『会社に決めてもらう』のと『自分で選ぶ』のは、全然違う話だと思う」
独立という選択肢はあくまでも手段であり、その人に合った働き方・キャリアが最優先だ。フリーランスを選ばなかったとしても、「自分はこの環境でこれだけの価値がある」という自覚を持つことは、どんな選択をする上でも武器になる。
一人で判断しないことが、後悔しないキャリア選択につながる
「一番怖いのは、情報不足のまま判断することだと思う。私はエージェントに相談してから、自分が知らなかった選択肢がたくさんあることを知った。相談するだけでもいいから、動いてみてほしいです」
キャリアの意思決定を一人で抱え込まないこと。それが、田中さんが同じ悩みを持つエンジニアに届けたい最大のメッセージだった。
まとめ|フリーランス転向で大切なのは『勢い』ではなく『判断材料』
田中翔さんのケースから見えてくることは、フリーランスへの転向が「特別な能力」や「圧倒的なスキル」を要件としていないということだ。
この記事のまとめ
- 市場価値の可視化が変化の起点だった → スキル・経験を客観評価してもらうことで「自分でも可能」という確信が生まれた
- 不安は「整理」することで乗り越えられる → 漠然とした不安をひとつずつ言語化・解消することで判断できた
- 判断軸を持つことで「後悔しない選択」ができた → 年収・成長・働き方の3軸で比較検討し、感情だけで決めなかった
- エージェントの価値は「案件紹介」だけではない → 意思決定支援・市場価値可視化・参画後フォローが独立の質を高めた
- フリーランスは「向き不向きがある」 → まずは情報を整理し、自分に合った選択かを判断することが重要
「一歩踏み出す前に、まず市場価値を確認する」——田中さんの体験が示すように、キャリアを変えるための最初の行動はそれだけでいい。情報を持った上で判断するか、情報がないまま悩み続けるか。その違いが、5年後のキャリアに大きな差を生む。
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